リリース12.2
E57801-01
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| Oracle Demantraユーザー・ガイド リリース12.2 E57801-01 | 目次 | 前へ | 次へ |
この章では、次のトピックについて説明します。
内容ペインには、次のような外観のメンバー・ブラウザを含めることができます。
この内容ペインは、次のような一般的な目的で使用します。
ワークシートを起動する。
メンバーの属性を表示する。
メンバーを作成、編集および削除する。
実装内での定義に従って、メンバーに対して追加の処理を実行する。
これらのオプションは、右クリック・メニューで使用できます。
システムの構成方法によっては、メンバー・ブラウザ内からワークシートを開くことができます。ワークシートは、開始元のメンバーに関連したデータのみが表示されるようにフィルタされています。
通常、特定のオプションはシステムの集計レベルごとに異なります。
ワークシートでメンバーを開く手順
メンバー・ブラウザで次のいずれかを実行します。
メンバーを右クリックして「オープン」を選択します。この場合は、このレベルに関連付けられたデフォルト・ワークシートを使用します。
メンバーを右クリックして「次でオープン」を選択し、ワークシートを選択します。
新規ウィンドウにワークシートが表示されます。
注意: このワークシートは、定義に応じて次の2つの方法のいずれかでフィルタされます。
メンバーでフィルタされます。つまり、起動元のメンバーが表示されるようにフィルタされ、すべての組合せについて集計されます。この場合、フィルタ基準とするメンバーの名前がワークシート名の前に付きます。
組合せでフィルタされます。つまり、起動元の特定の組合せが表示されるようにフィルタされます。この場合、「フィルタ済」という語がワークシート名の前に付きます。
メンバーの属性を表示する手順
メンバー・ブラウザで、次の操作を行います。
メンバーを右クリックし、「表示」(「出荷先の表示」など)をクリックします。
次のようなダイアログ・ボックスが表示されます。
赤で表示された属性は必須です。これらの属性には「名称」属性およびこのメンバーの直接の親がすべて含まれます。
どのレベルについても、ほとんどまたはすべてのメンバーは、Oracle Demantraにインポートされたデータによって定義されます。たとえば、システム内のブランドは、販売対象の各品目のブランドに関する情報を含む、インポートされた販売レコードによって定義されます。インポートされたデータによって、既存のメンバーの属性が指定されます。
承認に応じて、既存のメンバーを編集または削除したり、特定レベルの新規メンバーを追加することが可能です。権限はレベルごとに(場合によってはユーザーごとに)個別に設定されます。
このような変更を加える場合には、Oracle Demantraと企業システムとの間のやりとりを認識しておく必要があります。Oracle Demantraでは、販売、品目および場所に関するデータを他のシステムから定期的にインポートします。データがシステムにインポートされるたびに、レベルに対して加えた変更は、変更の種類に応じて上書きされます。
インポートしたデータでも同じ変更が発生すると予想され、なんらかの理由でOracle Demantra内で変更をすぐに確認する必要がある場合のみ、既存のメンバーを編集または削除するようにしてください。
メンバーを追加した場合、追加したメンバーはデータのインポート時に保持されます。
メンバーを作成する手順
メンバー・ブラウザ内で次のいずれかを実行します。
既存のオブジェクトを右クリックし、「新規」(新規SKUなど)を選択します。
空白の領域を右クリックし、適切なオプションを選択します。
新規メンバーの名前とその親レベル、および他の属性を指定できるウィンドウが表示されます。
「名称」で、一意の名前を指定します。
その他のフィールドは、このレベルに関連付けられている属性の値が要求されます。赤で表示されたフィールドは必須です。構成によっては、特定の属性が表示される場合があります。
「作成」をクリックします。
注意: メンバー・ブラウザには販売がある既存の品目と場所の組合せのみが表示されるため、メンバー・ブラウザで新規メンバーを表示することはできません。
名前、属する親メンバー、および可視化されたその他の属性を変更することで、メンバーを変更できます。
メンバーを変更する手順
メンバー・ブラウザで、次の操作を行います。
メンバーを右クリックし、「編集」(SKUの編集など)をクリックします。その後、必要に応じて変更を加えます。詳細は「メンバーの作成」を参照してください。
「終了」をクリックします。
「メンバーの作成、編集および削除について」も参照してください。
メンバーを削除する手順
メンバー・ブラウザで、メンバーを右クリックし、「削除」(SKUの削除など)をクリックします。
操作の実行を確認するプロンプトが表示されます。「Yes」または「No」をクリックしてください。
「メンバーの作成、編集および削除について」も参照してください。
実装によっては、実装担当者によって作成された追加オプションを含む「メソッド」サブメニューが右クリック・メニューに含まれる場合があります。
これらのオプションのいずれかをクリックすると、次のようなダイアログ・ボックスが表示されます。
メソッドの実行時に属性の変更内容をデータベースに保存する場合は、「パラメータの保存」チェック・ボックスを選択します。
このようなメニュー項目の詳細は、実装担当者または指定のOracle Demantraシステム管理者に問い合せてください。
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