Oracle Demantraユーザー・ガイド リリース12.2 E57801-01 | ![]() 目次 | ![]() 前へ | ![]() 次へ |
この章では、次のトピックについて説明します。
データを表示する手順
「ファイル」->「オープン」をクリックします。または「オープン」ボタンをクリックします。
リスト内のワークシートをクリックし、「オープン」をクリックします。
Oracle Demantraの構成方法によっては、開いたワークシートが自動的に実行される場合とそうでない場合とがあります。
ワークシートにデータがすぐに表示されない場合は、「データ」->「再実行」をクリックするか、または「再実行」ボタンをクリックします。
ワークシートを事前にフィルタする手順
ワークシートの構成方法によっては、ワークシートを開いたときに、Oracle Demantraによってフィルタ方法の選択を求めるプロンプトが表示される場合があります。
その場合は、ワークシートをクリックして「オープン」をクリックすると、次のような選択ページが1つ以上表示されます。
選択ページごとに、1つ以上の項目を選択するか、または「すべて選択」をクリックしてリスト全体を選択します。
「次」または「終了」をクリックします。
すべてのデータをロードするには
最初にワークシートを実行したときには、Oracle Demantraによって一部のデータはロードされません。そのかわり、ワークシート内の最初の品目と場所の組合せに対するデータがロードされます。別の組合せに切り替えると、Oracle Demantraではその組合せに対してデータがロードされます。これは、すべての組合せがロードされるまで待たなくても一部のデータを表示できるようにするためです。
ワークシートを以前にオフラインにしている場合
以前にこのワークシートをオフラインにし、データに変更を加えている場合は、ワークシートを開くとすぐに次のダイアログ・ボックスが表示されます。
これらのオプションの詳細は、「オフライン・データの再ロード」を参照してください。
ワークシート内のデータは通常、編集可能です。ただし、すべてのシリーズが編集可能とはかぎりません。特定のワークシート内で、より上位の集計レベルにおけるデータがタブまたはウィンドウの一部に表示された場合は、それらのタブまたはウィンドウでデータを編集することはできません。
注意: Oracle Demantraでは、特殊文字の一重引用符(‘)、二重引用符(")およびアンパサンド(&)は使用しないでください。これらの文字を使用すると、予想外の結果が発生する可能性があります。
データ値を手動で変更する手順
編集可能なデータ・セル(白)を選択します。
ボックスに入ったセルが表示されます。
必要に応じて値を編集します。セルに日付が含まれる場合は、セルの右側にある矢印をクリックして日付を選択できます。
セルにドロップダウン・リストが含まれる場合は、セルをダブルクリックしてリストを表示してから、リスト要素をクリックします。
複数のセルを更新する手順
表内でセルの範囲を選択します。
選択項目を右クリックしてから、「セルの編集」を選択します。
「セルの編集」ダイアログ・ボックスが表示されます。
ダイアログ・ボックスに新しい値を入力し、「OK」をクリックします。
元に戻す手順
次のいずれかを実行します。
「編集」->「元に戻す」をクリックします。
「データ」->「手動変更の再設定」をクリックします。このオプションを選択すると、ワークシート・データが最後に保存した状態に戻ります。
処理をやり直す手順
「編集」->「やり直し」をクリックします。
関連項目:
データのコピーおよびペースト
変更の保存と表示
ワークシート・レイアウトの細かい調整の他に、ユーザーが行った変更は自動的には保存されません。
データへの変更は、ワークシート定義への変更とは別個に保存します。
ワークシート内のデータに行った変更(ノートへの変更を含む)を保存するには、「データ」->「データの保存」をクリックするか、または「データの保存」ボタンをクリックします。
ワークシート定義に行った変更を保存するには、「ファイル」->「ワークシートの保存」をクリックするか、または「ワークシートの保存」ボタンをクリックします。
ワークシートを所有している場合は、このオプションを選択すると基本ワークシート定義とその初期レイアウトが保存されます。ワークシート定義の変更の詳細は、「ワークシートの作成と再定義」を参照してください。
ワークシートを所有していない場合は、このオプションを選択するとワークシートの自分のレイアウトのみが保存されます。
「ワークシートの定義、レイアウトおよびローカル調整」を参照してください。
保留中のデータ変更を表示する手順
「データ」->「更新」をクリックしてデータ変更を保存します。
「データ」->「プロセス・モニター」をクリックします。Oracle Demantraによって処理待機中のデータ保存をすべて示す画面が表示されます。
比較的上位レベルで作業している場合、この動作にかかる時間は長くなります。
デフォルトでは、X軸の現在の内容(通常は時間)に従って、ワークシート表は昇順にソートされます。表に表示されているシリーズに従って、ワークシート表は昇順または降順にソートできます。
ワークシート表をソートする手順
ワークシートのソート基準とする列のヘッダーをダブルクリックします。
Oracle Demantraによってワークシート表全体がソートされ、この列のエントリが降順に並べられます。列ヘッダーには、この列を基準にして表がソートされていることを示す下向き矢印が追加されます。
昇順に再ソートするには、列ヘッダーをもう一度ダブルクリックします。Oracle Demantraによって表が再ソートされ、矢印の向きが変わります。
ワークシート表のデフォルトのソート順を復元する手順
「表示」->「表ソートの再設定」をクリックします。
ワークシート表内でデータをコピーおよびペーストできます。
注意: ワークシートから、様々なWindows製品にデータをペーストすることも可能です。
データをコピーする手順
ワークシート内で、次のいずれかを実行します。
表内で、コピーする値があるセルを選択します。
複数のセルから値をコピーするには、最初のセルをクリックしてから、マウスをドラッグして対象のセルをすべて選択します。
右クリックして「コピー」を選択するか、または「編集」->「コピー」をクリックします。
データをペーストする手順
次のいずれかを実行します。
表内で、データをペーストするセルを選択します。
複数のセルに値をペーストするには、ペースト先セル・ブロックの左上のデータ・セルを選択します。
右クリックして「ペースト」を選択するか、または「編集」->「ペースト」をクリックします。
「変更の保存と表示」も参照してください。
ワークシートからExcelにデータをコピーおよびペーストしたり、Excelからワークシートにデータをコピーおよびペーストできます。
データをExcelにコピーおよびペーストする手順
ワークシート内で、「データのコピーおよびペースト」の説明に従ってデータをコピーします。
Microsoft Excelを起動してワークシートを開き、セルまたはセル・ブロックを選択します。
右クリックして「貼り付け」を選択します。
データをExcelからコピーおよびペーストする手順
Microsoft Excelを起動してワークシートを開きます。
1つ以上のセルを選択します。
右クリックして「コピー」を選択します。
Oracle Demantraで、データをペーストする1つまたは複数のセルを選択します。
右クリックして「ペースト」を選択するか、または「編集」->「ペースト」をクリックします。
「データのエクスポート」も参照してください。
ワークシートのデータをUTF-16エンコードのタブ区切りファイルにエクスポートし、Microsoft Excelなどの外部プログラムで表示できます。ワークシートからデータをエクスポートすることで、インポート用のテンプレートを作成することもできます。ただし、データのエクスポート時に選択するオプションによっては、Demantraのインポート書式とデータとの互換性がなくなる場合もあります。つまりデータは、Demantraへの再インポートに適した書式になるように一定の方法でエクスポートする必要があります。たとえば、ワークシートにメンバー・ブラウザが含まれている場合、エクスポート・ファイルではブラウザで選択されているメンバーが1つの文字列に結合されます。
エクスポート書式には要約明細が含まれますが、通常、データのインポートに要約明細は含まれません。データのエクスポート時にオプションを選択することで、すぐにインポートできる状態の書式を生成できます。IncludeSummaryExportToFileパラメータを使用して要約明細を含めるかどうかを指定できます。これによりデータを完全記述し、オプションで要約明細をエクスポートから除外できます。「完全記述」チェック・ボックスを選択した場合、エクスポート・ファイル内ですべての行と列に組合せ情報のラベルが付加されます。このオプションを無効にすると、各組合せのデータの1行目にラベルが1つだけ付加されます。このチェック・ボックスはFillValueExportToExcelパラメータを使用して構成できます。また、OpenFileAfterExportパラメータを使用すると、UTF-16 (.csv)ファイルにどのプログラムが関連付けられているかに関係なく、ファイルが自動的に開きます。「データの完全記述」オプションを有効にすると、すべての行と列に組合せ情報のラベルが付加されます。このオプションを無効にすると、各組合せのデータの1行目にラベルが1つだけ付加されます。これらのパラメータの設定の詳細は、Oracle Demantraインプリメンテーション・ガイドのシステム・パラメータに関する項を参照してください。
ユーザーのコンピュータのメモリーを補完するため、Microsoft ExcelへのエクスポートではOracle Demantraサーバーのメモリーも使用されます。任意の量のデータをエクスポート可能です。ただし、データ・セットが非常に大きい場合は、エクスポート処理によってエクスポートされたデータが複数のExcelワークシート間に分割される可能性があります。これは、Excelのワークシート内の最大行数に制限があるためです。
エクスポートに最適な書式にするには、「データの完全記述」チェック・ボックスを選択し、「要約明細を含める」チェック・ボックスの選択を解除します。これらのオプションについては、次の手順で説明します。また、インポートと互換性のない要約式が生成されるため、非表示ラベルはワークシートに含めないようにします。データをエクスポートする前に、非表示ラベルをワークシートから削除してください。これらのオプションを選択すると、ワークシート内のデータが次のように完全記述されます。
各メンバーに1つの列
要約明細なし
タブ区切りUnicodeのエクスポート書式
ヘッダー・タイトル領域の終わりを示すため、インポート・ファイルには「/」文字が格納されたセルを含める必要があります。このファイルではレベル/シリーズ/時間軸をワークシート内の順序とは別の順序で含めることができるため、「/」文字を含む最初のセルを検索する方法でしかヘッダー・タイトル領域を識別できません。
データをエクスポートする手順
ワークシート内で、「ファイル」->「エクスポート」ボタンをクリックします。
エクスポート・ダイアログ・ボックスが表示されます。
次のオプションから選択します。
「コンテンツの選択」セクションで、現在のページ項目を選択してこのワークシート・ページからデータをエクスポートするか、「ビュー全体」を選択してすべてのワークシート・データをエクスポートします。
「データの完全記述」を選択した場合、すべての行と列に組合せ情報のラベルが付加されます。このオプションを無効にすると、各組合せのデータの1行目にラベルが1つだけ付加されます。
エクスポート後のデータに要約明細が含まれるようにするには、「要約明細を含める」オプションを有効にします。
エクスポート後にファイルが自動的に開くようにするには「エクスポート後にファイルをオープン」オプションを有効にします。ファイルは、.xlsタイプのファイルに関連付けられている「プログラムから開く」のアプリケーションによって開かれます。
「OK」をクリックします。
「保存」ページが表示されます。
ワークシート・データの保存場所を定義し、ファイルの名前を入力します。
「保存」をクリックします。
注意: コンピュータの地域設定がデータ・エクスポートの結果に影響することがあります。外部ソースからデータを受信する場合、Microsoft ExcelではWindowsのコントロール パネルにある「地域のオプション」を使用して、特定のセルを「通貨」と「標準」(そのまま、あるいはテキスト)のどちらとして書式設定するかを決定します。つまり、通貨記号で書式設定されたOracle Demantraデータをエクスポートする場合に、Windowsのコントロール パネルで別の通貨記号が使用されていると、該当セルはExcelではテキスト値として表示されます。
Excelにエクスポートし、通貨値が必要な場所にテキスト値が表示されている場合には、次の操作を行ってください。
Windowsのコントロール パネルを開きます。
「地域と言語のオプション」をダブルクリックします。
「地域のオプション」タブで、「通貨」設定にOracle Demantraと同じ通貨記号が使用されていることを確認します。
Oracle Demantraからもう一度エクスポートします。
Microsoft Excelではローカル・マシンのデフォルトの日付書式に基づいて日付のセルが書式設定されます。Microsoft Excelへのエクスポート後、ワークシートの日付が合わない場合は、Oracle Demantraワークシートの日付書式と一致するようにローカル・マシンのデフォルトの日付書式を変更します。その後、Microsoft Excelを再起動します。
より新しいバージョンのExcelには、問題があると認識されたセルを変換するためのオプションが用意されています。
「Microsoft Excelとの間のコピーおよびペースト」も参照してください。
ワークシートからデータをエクスポートして、インポート用のテンプレートを作成できます。このテンプレートは標準的なUTF-16エンコードのタブ区切りファイルです。これは標準的なタブ区切り形式のファイルであるため、ワークシートの構造と同じ構造になるように注意して手動でファイルを作成することもできます。Demantraへのインポート用のファイルを使用する際は、次の規則に従う必要があります。
列ヘッダーがワークシート構造と一致している必要があります。シリーズとレベル名がビジネス・モデラーで定義したものと一致し、文字の種別(大文字と小文字)も同じである必要があります。
インポート・ファイル内の日付範囲が、インポート先のワークシート・データの範囲内である必要があります。
インポート・ファイル内のシリーズがワークシート内にも存在している必要があります。
タブを組織の共通のデリミタとして設定し、コラボレーション(内部および外部)で使用します。
インポートを実行する前に、インポート・ファイルがタブを使用して正しく区切られていることを確認します。Demantraのエクスポート・オプションを使用すると、タブ区切りのUnicode (UTF-16)を確実に使用できます。
データのインポート・プロセスでは、.xls、.txt、.csvの3つの拡張子がサポートされます。いずれの場合もUnicodeタブ区切り形式が要求され、「オープン」ダイアログの説明は「Unicodeテキスト(タブ区切り) (*.xls)」、「Unicodeテキスト(タブ区切り) (*.txt)」または「Unicodeテキスト(タブ区切り) (*.csv)」のいずれか1つという記述になっています。
標準的なMicrosoft Excel形式(*.xls)はインポートには使用できません。ファイルはタブ区切りのUnicodeである必要があります。Excelを使用してファイルを生成した場合は、「ファイルの種類」で「Unicodeテキスト(*.txt)」を指定して保存してから、Demantraワークシートにインポートする必要があります。
インポート・ファイルには、時間とシリーズまたはレベル間の遷移を表す「/」文字が格納されたセルが含まれている必要があります。Demantraではエクスポート・プロセス中に自動的にこの文字が作成されますが、インポート・ファイルを手動で作成する場合は、この文字を挿入する必要があります。
非表示レベルを含むワークシートにファイルをインポートすることはできません。インポート前にワークシートから非表示レベルを削除する必要があります。
データをCTO(注文仕様生産)ワークシートにインポートするときには、ワークシート・デザイナ内のCTOツリーの表示のオプションを有効にしておく必要があります。
無効なインポート・ファイルのエントリは、user_home/demantra/importフォルダ(例: C:\Documents and Settings\Owen\demantra\import)内のエラー・ファイルにコピーされます。
注意: データ・インポートのメカニズムは少量データ(数百行のオーダーなど)のインポートを想定しているため、EP_LOADや転送ステップを介したワークフロー主導統合の代替としては使用できません。インポート・プロセス中ユーザーは、データベースへの保存前にワークシート内のデータをプレビューするオプションを選択できます。
注意: インポート・ファイル内の日付書式はDemantraのインポート・ロケールの表示書式と一致している必要があります。
インポート・ファイル内の要約明細は無視され、ログ・ファイルに記録されます。
データをインポートする手順
ワークシート内で、「ファイル」->「インポート」をクリックするか、または「データのインポート」ボタンをクリックします。
「データのインポート」ダイアログが表示されます。
次のオプションの1つを選択します。
すべての値の一括アップロード: データベースにインポートしたデータをワークシートでレビューせずにコミットする場合は、このオプションを選択します。
ワークシートにアップロードして保存前に表示: ワークシートにインポートしたデータをDemantraデータベースに保存する前にプレビューする場合は、このオプションを選択します。
「OK」をクリックします。
「データのインポート」ダイアログが表示されます。
インポートするタブ区切りUnicodeテキスト・ファイルを選択し、「インポート」をクリックします。
インポート・ファイルから有効なすべての値がDemantraにロードされます。インポート・ファイルの書式がワークシートと互換しない場合は(たとえば、必須値の一部が含まれていない、含まれているレベルの数がワークシートよりも多いなど)、エラー・メッセージが表示されます。この場合、データはワークシートにロードされないため、インポート・ファイルを修正してから再インポートする必要があります。インポートでエラーが発生した場合は、エラー・ダイアログから直接ログ・ファイル(.xlsファイル)を開いて、エラーを確認できます。
手順3で「すべての値の一括アップロード」を選択した場合、データベースに自動的に変更が保存されます。データをワークシートにアップロードし表示してから保存することを選択した場合は、レビュー後に手動でデータを保存する必要があります(必要な場合)。
注意: 新規または変更されたデータを含むセルにアイコンを表示させることができます。これはChangedDataIndicatorパラメータで設定します。詳細は、Oracle Demantraインプリメンテーション・ガイドのシステム・パラメータに関する項を参照してください。
サードパーティ製レポーティング・ツールで作業しているときに、オラクル社のDynamic Open Link (DOL)テクノロジを使用してOracle Demantraワークシートをインポートできます。Oracle Demantraデータベースに接続できるレポーティング・ツールであれば、どんなツールからでもこのテクノロジを使用できます。
この手順では、Oracle DemantraデータをMicrosoft Excelに次の場所からリンクする方法を説明します。
Microsoft Excel外
Microsoft Excel内
注意: ここで説明する内容はExcelのバージョンによって相違がある場合があります。詳細は、ExcelのドキュメントでWebクエリについて参照してください。
Oracle DemantraデータをMicrosoft Excelに外部からリンクする手順
ブラウザに、DOLのログインURL(例: http://myserver:8080/demantra/portal/DOLLogin.jsp)を入力します。
Oracle Demantraにログインします。
表示されるページ上の中央の列から適切なワークシートURLをコピーします。
Microsoft Excel ->「データ」->「外部データの取り込み」->「新しいWebクエリ」を開きます。これはMicrosoft Excel 2003でのパスです。
コピーしたDOL WebクエリURLをアドレス編集フィールドにペーストし、「移動」をクリックします。
Oracle DemantraデータをMicrosoft Excelに内部からリンクする手順
Microsoft Excel ->「データ」->「外部データの取り込み」->「新しいWebクエリ」を開きます。これはMicrosoft Excel 2003でのパスです。
ブラウザに、DOLのログインURL(例: http://myserver:8080/demantra/portal/DOLLogin.jsp)を入力します。
表ページがロードされたら、対象のワークシートの「URLのオープン」リンクをクリックします。
ワークシートを印刷する場合、印刷結果は画面表示と一致します(WYSIWYG)。
表示データを印刷する手順
「ファイル」->「印刷」をクリックするか、またはツールバーの「印刷」ボタンをクリックします。
「印刷設定」ダイアログ・ボックスが表示されます。
必要なオプションを選択します。
コンテンツの選択 | 現在選択されている品目と場所の組合せ、ワークシート内のすべての組合せ、画面のうちどれを印刷するかを指定します。 |
レイアウト | 印刷の向きとして縦長または横長を選択します。 |
用紙 | 用紙サイズを選択します。 |
フォント | フォント・サイズを選択します。 |
適合 | 列を1ページ上に左から右方向に強制印刷するには「ページの幅に合わせる」を選択します。この場合、ワークシート列をサイズ変更する必要はありません。出力ではユーザーが選択したページ・サイズと印刷の向きが使用されます。また、ユーザーが選択したフォント・サイズが可能なかぎり使用されますが、用紙サイズと印刷の向きに合わせるために必要な場合は、より小さなフォントが使用されることもあります。 |
ワークシートにガント・チャートが含まれる場合は、オプションで「ガント設定」タブをクリックします。このタブでは、印刷出力に含める販促属性を指定します。
「OK」をクリックします。
Oracle Demantraによって通常のシステム印刷ダイアログ・ボックスが表示されます。ここでは、使用するプリンタ、印刷部数などを選択します。
通常どおりに選択を行います。
「OK」をクリックします。
コメントやリマインダを記録するためにノートを追加できます。ノートは組合せや日付に添付します。ワークシート表では、これらの日付のインディケータ・シンボルが、通常は列の一部のみに表示されます(システムの構成方法によって異なります)。次にインディケータの例を示します。
グラフにもインディケータが表示されます。
次に示す2つの異なる領域内にノートを表示できます。
「ノート」ダイアログ・ボックス内。
「ノート/添付」サブタブ(ワークシートに含まれている場合)。このサブタブには関連付けられた添付もすべて表示されます。
「ノート」ページを開く手順
次のいずれかを実行します。
表内のセルを右クリックし、「ノート」を選択します。
表内で左(非スクロール)列をダブルクリックします。(Oracle Demantraの構成方法によっては、この操作をしても「ノート」ページが表示されない場合があります。)
グラフ内で、点の上でマウス・ボタンを右クリックし、「ノート...」を選択します。
「ノート/添付」サブタブを表示する手順
「ビュー内でのワークシート要素の指定」を参照してください。
ノートの編集
ノートへの添付の表示と管理
ノート権限の指定
まず、「ノート」ページまたは「ノート/添付」サブタブを表示します(「ノートの表示」を参照)。ワークシートの上部で、このノートの添付先とする要素をクリックします。
ノートを追加する手順
「ノート」ボックスがグレー表示されている場合(編集不可)、「追加」ボタンをクリックします。
「ノート」ボックスにノートを入力します。
「ノート/添付」サブタブで作業している場合は、オプションで添付をアップロードできます(「ノートへの添付の表示と管理」を参照)。
「保存」ボタンをクリックします。
ノートを編集する手順
ノートを選択して「編集」ボタンをクリックします。
「ノート」ボックスにノートを入力します。
「ノート/添付」サブタブで作業している場合は、オプションで添付をアップロードできます(「ノートへの添付の表示と管理」を参照)。
「保存」ボタンをクリックします。
ノートを削除する手順
ノートを選択して「削除」ボタンをクリックします。
「削除の確認」メッセージ・ボックスが表示されます。
次のいずれかを選択します。
部分削除 (現在のメンバーおよび日付からのみノートを削除)
完全削除 (すべてのメンバーおよび日付からノートを削除)
「OK」をクリックします。
「保存」をクリックします。
関連項目:
ノートの表示
ノート権限の指定
ノートにはファイルを添付できます。添付ファイルは、Oracle Demantraによってデータベースに(圧縮形式で)アップロードされます。添付を表示および管理するには、ワークシートの「ノート/添付」サブタブで作業します。
ノートに添付を追加する手順
ノートをクリックします。
「詳細」をクリックします。
Oracle Demantraで「ノート詳細」画面が表示されます。
「追加」をクリックします。
添付するファイルを見つけて「オープン」をクリックします。
Oracle Demantraによってファイルの圧縮バージョンがデータベースにアップロードされます。
「OK」をクリックします。
ノートから添付を削除する手順
ノートをクリックします。
「詳細」をクリックします。
Oracle Demantraで「ノート詳細」画面が表示されます。
添付がリストされた行をクリックし、「削除」をクリックします。
「OK」をクリックします。
添付を表示およびダウンロードする手順
ノートをクリックします。
「詳細」をクリックします。
Oracle Demantraで「ノート詳細」画面が表示されます。
添付がリストされた行をクリックし、次をクリックします。
表示: 添付をすぐに見る場合。Oracle Demantraにより添付ファイルのタイプが識別され、表示用のアプリケーションが開かれます。
ダウンロード: 保存する場合。
関連項目:
ノートの表示
ビュー内でのワークシート要素の指定
一般に、ノート(およびノートのオプションの添付)は、他のユーザーが表示可能です。ノートに対する権限を指定して、ノートを読むことができるユーザーや、ユーザーに対して許可されるアクセスのタイプを決定できます。グループまたは特定のユーザーに対して権限を指定できます。
ノートとその添付に対して権限を指定する手順
「詳細」タブでノートを選択します。
「権限」タブをクリックします。
「ユーザー権限」またはグループ権限タブを選択します。
このノートに対してデフォルト以外の設定にするユーザーまたはグループごとに、該当するユーザーまたはグループを左のリストから右のリスト(「選択済ユーザー」または「選択済グループ」)に移動します。「リストの操作」で説明した方法を使用してください。
注意: 選択されていないユーザーまたはグループについては、デフォルトで読取り専用に設定されます。
右のリストから不要なユーザーまたはグループをすべて削除します。
次に、右のリスト内のユーザーまたはグループごとに、次の操作を行います。
ユーザーまたはグループをクリックします。
ページの最下部にある「権限」ドロップダウン・リストから設定を選択します。次のオプションがあります。
読取りおよび書込み | ユーザーまたはグループは、ノート・リストの読取り、ノートの編集およびノートの追加を行えます。 |
読取り専用 | ユーザーまたはグループは、ノート・リストの読取りを行えます。 |
非表示 | このユーザーまたはグループに対してノート・リストを非表示にします。 |
全管理 | ユーザーまたはグループは、ノート・リストの読取り、ノートの編集、ノートの追加およびノートの削除を行えます。 |
「保存」をクリックします。
「クローズ」をクリックします。
グループおよびユーザー権限の優先度
ユーザー権限は、そのユーザーが属するどのグループの権限よりも優先されます。
ユーザーが複数のグループに属する場合は、関連付けられたグループの最上位レベルの権限が付与されます。
「ノートの表示」も参照してください。
ワークシートの定義によっては、パフォーマンスを加速する目的で、Oracle Demantraによってワークシート・データのローカル・コピーがマシン上に格納される場合があります。また、ワークシートの定義によっては、キャッシュが自動的にリフレッシュされる場合と、ユーザーによる定期的なリフレッシュが必要となる場合とがあります。
ローカル・ワークシート・キャッシュをリフレッシュする手順
「データ」->「ワークシート・データ・キャッシュのリフレッシュ」をクリックします。
関連項目:
ワークシート・ビューのビジュアル要素
変更の保存と表示
ワークシートの基本の構成
別のワークシートで品目または場所を開く方法
Oracle Demantraでは、監査証跡における変更が自動的に記録されます。監査証跡には、ワークシート内でのユーザーの編集による変更、ビジネス・ロジック・エンジンによって作成された更新、コピーおよびペースト処理、インポートによる変更がすべて含められます。
注意: 自分で行った変更、または自分と同じコラボレーション・グループ内の他のユーザーによって行われた変更のみを表示できます。
Oracle Demantraでは、次の2通りの方法で監査証跡を表示できます。
ワークシート内に現在表示されている品目と場所の組合せに対して発生している変更を表示できます。
より広範なデータ・セット(複数の組合せ、より広範なタイム・スパンなど)を指定するプロファイルを作成して実行できます。
どちらの場合も、監査証跡は次のように表示されます。
ページの最上部には変更内容がリストされます。この表内の行を選択すると、ページの最下部にはその行に対応する詳細がリストされます。
「シリーズ値」タブには、変更されたシリーズの詳細が表示されます。
「集計レベル移入」タブには、この変更が適用される特定の集計レベルが表示されます。変更は別の集計レベルで発生している可能性もあります。
「フィルタを移入」タブには、この変更の時点で使用されたフィルタが表示されます。
ある組合せに対して監査証跡を表示する手順
特定のワークシート内で組合せを選択します。
「データ」->「監査証跡」をクリックします。
この組合せに対して変更が発生している場合は、「監査証跡」画面が表示されます。この画面には、記録された各変更が1行ずつ表に表示されます。表示される情報は次のとおりです。
監査日 | 変更が行われた日付。 |
ユーザー名 | 変更を行ったユーザー。 |
更新モード | 変更のタイプ: 「手動」、BLE (ビジネス・ロジック・エンジン)または「統合」を示します。 |
単位名 | 変更の時点で使用された単位。 |
索引名 | 変更の時点で使用された指数。 |
シリーズ・リスト | 変更の影響を受けたシリーズ。 |
ステータス | 「処理中」、「失敗」または「成功」。 |
この変更に関する特定の詳細を表示するには、この表内の変更をクリックしてから、「シリーズ値」タブをクリックします。
このタブには次の画面が表示されます。
シリーズ名 | 変更されたシリーズの名前。 |
シリーズ値 | このシリーズで使用された新しい値。 |
元の値 | このシリーズの元の値。 |
日付: 自 | このシリーズで最初に変更が発生した日付。 |
日付: 至 | このシリーズで最後に変更が発生した日付。 |
この変更が適用される特定の集計レベルを表示するには、「集計レベル移入」タブをクリックします。変更は別の集計レベルで発生している可能性もあります。
この変更の時点で使用されたフィルタを表示するには、「フィルタを移入」タブをクリックします。
監査証跡プロファイルを使用すると、監査証跡の特定の部分を選択して、複数の組合せに影響する変更を表示できます。
監査証跡プロファイルを作成または変更する手順
「ファイル」->「監査証跡」をクリックします。
次の操作を実行します。
新規プロファイルを作成するには、「新規」をクリックします。
プロファイルを変更するには、監査証跡プロファイル名をクリックし、「変更」をクリックします。
ウィザードにプロパティ画面が表示されます。
「名称」および「摘要」フィールドに、名前およびオプションの摘要を入力します。
この監査証跡プロファイルを他のユーザーと共有するには、「パブリック」をクリックします。
「次」をクリックします。
ウィザードにより、表示する変更に関する情報を求めるプロンプトが表示されます。
「ソース・タイプ」では、表示する変更のタイプごとにチェック・ボックスを選択します。ここで、BLEはビジネス・ロジック・エンジンを表します。
変更を表示するユーザーごとに、「使用可能ユーザー」から「選択済ユーザー」に名前を移動します。
「次」をクリックします。
ウィザードにより、対象とする時間範囲を求めるプロンプトが表示されます。
「時間フィルタ」では、本日に相対的な時間枠を定義するかどうかに応じて、「相対」または「固定」を選択します。
「日付: 自」および「日付: 至」では、日付の範囲を指定します。
「次」をクリックします。
ウィザードにより、対象とする集計レベルの指定を求めるプロンプトが表示されます。
対象とする集計レベルごとに、「使用可能なフィルタ・レベル」から「選択済フィルタ・レベル」にレベルを移動します。
「次」をクリックします。
ウィザードにより、対象とするシリーズの指定を求めるプロンプトが表示されます。
対象とするシリーズごとに、「使用可能なシリーズ」から「選択済シリーズ」にシリーズを移動します。
「OK」をクリックします。
「クローズ」をクリックしてウィザードを終了します。
監査証跡プロファイルを使用する手順
「ファイル」->「監査証跡」をクリックします。
監査証跡プロファイルをクリックします。
「実行」をクリックします。
Oracle Demantraより、監査証跡の指定部分が表示されます。「特定の組合せに対する監査証跡の表示」を参照してください。
監査証跡プロファイルを削除する手順
「ファイル」->「監査証跡」をクリックします。
監査証跡プロファイルをクリックします。
「削除」をクリックします。
「Yes」をクリックします。
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