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Oracle Demantraユーザー・ガイド
リリース12.2
E57801-01
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目次
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データの操作

この章では、次のトピックについて説明します。

データの表示

データを表示する手順

  1. 「ファイル」->「オープン」をクリックします。または「オープン」ボタンをクリックします。

  2. リスト内のワークシートをクリックし、「オープン」をクリックします。

    Oracle Demantraの構成方法によっては、開いたワークシートが自動的に実行される場合とそうでない場合とがあります。

  3. ワークシートにデータがすぐに表示されない場合は、「データ」->「再実行」をクリックするか、または「再実行」ボタンをクリックします。

ワークシートを事前にフィルタする手順

ワークシートの構成方法によっては、ワークシートを開いたときに、Oracle Demantraによってフィルタ方法の選択を求めるプロンプトが表示される場合があります。

その場合は、ワークシートをクリックして「オープン」をクリックすると、次のような選択ページが1つ以上表示されます。

本文の説明内容に関するイメージ

  1. 選択ページごとに、1つ以上の項目を選択するか、または「すべて選択」をクリックしてリスト全体を選択します。

  2. 「次」または「終了」をクリックします。

すべてのデータをロードするには

最初にワークシートを実行したときには、Oracle Demantraによって一部のデータはロードされません。そのかわり、ワークシート内の最初の品目と場所の組合せに対するデータがロードされます。別の組合せに切り替えると、Oracle Demantraではその組合せに対してデータがロードされます。これは、すべての組合せがロードされるまで待たなくても一部のデータを表示できるようにするためです。

ワークシートを以前にオフラインにしている場合

以前にこのワークシートをオフラインにし、データに変更を加えている場合は、ワークシートを開くとすぐに次のダイアログ・ボックスが表示されます。

本文の説明内容に関するイメージ

これらのオプションの詳細は、「オフライン・データの再ロード」を参照してください。

データの編集

ワークシート内のデータは通常、編集可能です。ただし、すべてのシリーズが編集可能とはかぎりません。特定のワークシート内で、より上位の集計レベルにおけるデータがタブまたはウィンドウの一部に表示された場合は、それらのタブまたはウィンドウでデータを編集することはできません。

注意: Oracle Demantraでは、特殊文字の一重引用符(‘)、二重引用符(")およびアンパサンド(&)は使用しないでください。これらの文字を使用すると、予想外の結果が発生する可能性があります。

データ値を手動で変更する手順

  1. 編集可能なデータ・セル(白)を選択します。

    ボックスに入ったセルが表示されます。

  2. 必要に応じて値を編集します。セルに日付が含まれる場合は、セルの右側にある矢印をクリックして日付を選択できます。

    本文の説明内容に関するイメージ

    セルにドロップダウン・リストが含まれる場合は、セルをダブルクリックしてリストを表示してから、リスト要素をクリックします。

    本文の説明内容に関するイメージ

複数のセルを更新する手順

  1. 表内でセルの範囲を選択します。

  2. 選択項目を右クリックしてから、「セルの編集」を選択します。

    「セルの編集」ダイアログ・ボックスが表示されます。

  3. ダイアログ・ボックスに新しい値を入力し、「OK」をクリックします。

元に戻す手順

次のいずれかを実行します。

処理をやり直す手順

「編集」->「やり直し」をクリックします。

関連項目:

変更の保存と表示

ワークシート・レイアウトの細かい調整の他に、ユーザーが行った変更は自動的には保存されません。

変更の保存

データへの変更は、ワークシート定義への変更とは別個に保存します。

「ワークシートの定義、レイアウトおよびローカル調整」を参照してください。

保留中のデータ変更の表示

保留中のデータ変更を表示する手順

  1. 「データ」->「更新」をクリックしてデータ変更を保存します。

  2. 「データ」->「プロセス・モニター」をクリックします。Oracle Demantraによって処理待機中のデータ保存をすべて示す画面が表示されます。

    本文の説明内容に関するイメージ

    比較的上位レベルで作業している場合、この動作にかかる時間は長くなります。

ワークシート・データのソート

デフォルトでは、X軸の現在の内容(通常は時間)に従って、ワークシート表は昇順にソートされます。表に表示されているシリーズに従って、ワークシート表は昇順または降順にソートできます。

ワークシート表をソートする手順

ワークシートのソート基準とする列のヘッダーをダブルクリックします。

Oracle Demantraによってワークシート表全体がソートされ、この列のエントリが降順に並べられます。列ヘッダーには、この列を基準にして表がソートされていることを示す下向き矢印が追加されます。

本文の説明内容に関するイメージ

昇順に再ソートするには、列ヘッダーをもう一度ダブルクリックします。Oracle Demantraによって表が再ソートされ、矢印の向きが変わります。

ワークシート表のデフォルトのソート順を復元する手順

「表示」->「表ソートの再設定」をクリックします。

データのコピーおよびペースト

ワークシート表内でデータをコピーおよびペーストできます。

注意: ワークシートから、様々なWindows製品にデータをペーストすることも可能です。

データをコピーする手順

  1. ワークシート内で、次のいずれかを実行します。

  2. 右クリックして「コピー」を選択するか、または「編集」->「コピー」をクリックします。

データをペーストする手順

  1. 次のいずれかを実行します。

  2. 右クリックして「ペースト」を選択するか、または「編集」->「ペースト」をクリックします。

「変更の保存と表示」も参照してください。

Microsoft Excelとの間のコピーおよびペースト

ワークシートからExcelにデータをコピーおよびペーストしたり、Excelからワークシートにデータをコピーおよびペーストできます。

データをExcelにコピーおよびペーストする手順

  1. ワークシート内で、「データのコピーおよびペースト」の説明に従ってデータをコピーします。

  2. Microsoft Excelを起動してワークシートを開き、セルまたはセル・ブロックを選択します。

  3. 右クリックして「貼り付け」を選択します。

データをExcelからコピーおよびペーストする手順

  1. Microsoft Excelを起動してワークシートを開きます。

  2. 1つ以上のセルを選択します。

  3. 右クリックして「コピー」を選択します。

  4. Oracle Demantraで、データをペーストする1つまたは複数のセルを選択します。

  5. 右クリックして「ペースト」を選択するか、または「編集」->「ペースト」をクリックします。

「データのエクスポート」も参照してください。

データのエクスポート

ワークシートのデータをUTF-16エンコードのタブ区切りファイルにエクスポートし、Microsoft Excelなどの外部プログラムで表示できます。ワークシートからデータをエクスポートすることで、インポート用のテンプレートを作成することもできます。ただし、データのエクスポート時に選択するオプションによっては、Demantraのインポート書式とデータとの互換性がなくなる場合もあります。つまりデータは、Demantraへの再インポートに適した書式になるように一定の方法でエクスポートする必要があります。たとえば、ワークシートにメンバー・ブラウザが含まれている場合、エクスポート・ファイルではブラウザで選択されているメンバーが1つの文字列に結合されます。

エクスポート書式には要約明細が含まれますが、通常、データのインポートに要約明細は含まれません。データのエクスポート時にオプションを選択することで、すぐにインポートできる状態の書式を生成できます。IncludeSummaryExportToFileパラメータを使用して要約明細を含めるかどうかを指定できます。これによりデータを完全記述し、オプションで要約明細をエクスポートから除外できます。「完全記述」チェック・ボックスを選択した場合、エクスポート・ファイル内ですべての行と列に組合せ情報のラベルが付加されます。このオプションを無効にすると、各組合せのデータの1行目にラベルが1つだけ付加されます。このチェック・ボックスはFillValueExportToExcelパラメータを使用して構成できます。また、OpenFileAfterExportパラメータを使用すると、UTF-16 (.csv)ファイルにどのプログラムが関連付けられているかに関係なく、ファイルが自動的に開きます。「データの完全記述」オプションを有効にすると、すべての行と列に組合せ情報のラベルが付加されます。このオプションを無効にすると、各組合せのデータの1行目にラベルが1つだけ付加されます。これらのパラメータの設定の詳細は、Oracle Demantraインプリメンテーション・ガイドのシステム・パラメータに関する項を参照してください。

ユーザーのコンピュータのメモリーを補完するため、Microsoft ExcelへのエクスポートではOracle Demantraサーバーのメモリーも使用されます。任意の量のデータをエクスポート可能です。ただし、データ・セットが非常に大きい場合は、エクスポート処理によってエクスポートされたデータが複数のExcelワークシート間に分割される可能性があります。これは、Excelのワークシート内の最大行数に制限があるためです。

エクスポートに最適な書式にするには、「データの完全記述」チェック・ボックスを選択し、「要約明細を含める」チェック・ボックスの選択を解除します。これらのオプションについては、次の手順で説明します。また、インポートと互換性のない要約式が生成されるため、非表示ラベルはワークシートに含めないようにします。データをエクスポートする前に、非表示ラベルをワークシートから削除してください。これらのオプションを選択すると、ワークシート内のデータが次のように完全記述されます。

ヘッダー・タイトル領域の終わりを示すため、インポート・ファイルには「/」文字が格納されたセルを含める必要があります。このファイルではレベル/シリーズ/時間軸をワークシート内の順序とは別の順序で含めることができるため、「/」文字を含む最初のセルを検索する方法でしかヘッダー・タイトル領域を識別できません。

データをエクスポートする手順

  1. ワークシート内で、「ファイル」->「エクスポート」ボタンをクリックします。

    エクスポート・ダイアログ・ボックスが表示されます。

  2. 次のオプションから選択します。

  3. 「OK」をクリックします。

    「保存」ページが表示されます。

  4. ワークシート・データの保存場所を定義し、ファイルの名前を入力します。

  5. 「保存」をクリックします。

    注意: コンピュータの地域設定がデータ・エクスポートの結果に影響することがあります。外部ソースからデータを受信する場合、Microsoft ExcelではWindowsのコントロール パネルにある「地域のオプション」を使用して、特定のセルを「通貨」と「標準」(そのまま、あるいはテキスト)のどちらとして書式設定するかを決定します。つまり、通貨記号で書式設定されたOracle Demantraデータをエクスポートする場合に、Windowsのコントロール パネルで別の通貨記号が使用されていると、該当セルはExcelではテキスト値として表示されます。

    Excelにエクスポートし、通貨値が必要な場所にテキスト値が表示されている場合には、次の操作を行ってください。

    Microsoft Excelではローカル・マシンのデフォルトの日付書式に基づいて日付のセルが書式設定されます。Microsoft Excelへのエクスポート後、ワークシートの日付が合わない場合は、Oracle Demantraワークシートの日付書式と一致するようにローカル・マシンのデフォルトの日付書式を変更します。その後、Microsoft Excelを再起動します。

より新しいバージョンのExcelには、問題があると認識されたセルを変換するためのオプションが用意されています。

「Microsoft Excelとの間のコピーおよびペースト」も参照してください。

データのインポート

ワークシートからデータをエクスポートして、インポート用のテンプレートを作成できます。このテンプレートは標準的なUTF-16エンコードのタブ区切りファイルです。これは標準的なタブ区切り形式のファイルであるため、ワークシートの構造と同じ構造になるように注意して手動でファイルを作成することもできます。Demantraへのインポート用のファイルを使用する際は、次の規則に従う必要があります。

無効なインポート・ファイルのエントリは、user_home/demantra/importフォルダ(例: C:\Documents and Settings\Owen\demantra\import)内のエラー・ファイルにコピーされます。

注意: データ・インポートのメカニズムは少量データ(数百行のオーダーなど)のインポートを想定しているため、EP_LOADや転送ステップを介したワークフロー主導統合の代替としては使用できません。インポート・プロセス中ユーザーは、データベースへの保存前にワークシート内のデータをプレビューするオプションを選択できます。

注意: インポート・ファイル内の日付書式はDemantraのインポート・ロケールの表示書式と一致している必要があります。

インポート・ファイル内の要約明細は無視され、ログ・ファイルに記録されます。

データをインポートする手順

  1. ワークシート内で、「ファイル」->「インポート」をクリックするか、または「データのインポート」ボタンをクリックします。

    「データのインポート」ダイアログが表示されます。

    本文の説明内容に関するイメージ

  2. 次のオプションの1つを選択します。

  3. 「OK」をクリックします。

  4. 「データのインポート」ダイアログが表示されます。

  5. インポートするタブ区切りUnicodeテキスト・ファイルを選択し、「インポート」をクリックします。

    インポート・ファイルから有効なすべての値がDemantraにロードされます。インポート・ファイルの書式がワークシートと互換しない場合は(たとえば、必須値の一部が含まれていない、含まれているレベルの数がワークシートよりも多いなど)、エラー・メッセージが表示されます。この場合、データはワークシートにロードされないため、インポート・ファイルを修正してから再インポートする必要があります。インポートでエラーが発生した場合は、エラー・ダイアログから直接ログ・ファイル(.xlsファイル)を開いて、エラーを確認できます。

    手順3で「すべての値の一括アップロード」を選択した場合、データベースに自動的に変更が保存されます。データをワークシートにアップロードし表示してから保存することを選択した場合は、レビュー後に手動でデータを保存する必要があります(必要な場合)。

    注意: 新規または変更されたデータを含むセルにアイコンを表示させることができます。これはChangedDataIndicatorパラメータで設定します。詳細は、Oracle Demantraインプリメンテーション・ガイドのシステム・パラメータに関する項を参照してください。

サードパーティ製レポーティング・ツールへのデータのリンク(DOLを使用)

サードパーティ製レポーティング・ツールで作業しているときに、オラクル社のDynamic Open Link (DOL)テクノロジを使用してOracle Demantraワークシートをインポートできます。Oracle Demantraデータベースに接続できるレポーティング・ツールであれば、どんなツールからでもこのテクノロジを使用できます。

この手順では、Oracle DemantraデータをMicrosoft Excelに次の場所からリンクする方法を説明します。

注意: ここで説明する内容はExcelのバージョンによって相違がある場合があります。詳細は、ExcelのドキュメントでWebクエリについて参照してください。

Oracle DemantraデータをMicrosoft Excelに外部からリンクする手順

  1. ブラウザに、DOLのログインURL(例: http://myserver:8080/demantra/portal/DOLLogin.jsp)を入力します。

  2. Oracle Demantraにログインします。

  3. 表示されるページ上の中央の列から適切なワークシートURLをコピーします。

  4. Microsoft Excel ->「データ」->「外部データの取り込み」->「新しいWebクエリ」を開きます。これはMicrosoft Excel 2003でのパスです。

  5. コピーしたDOL WebクエリURLをアドレス編集フィールドにペーストし、「移動」をクリックします。

Oracle DemantraデータをMicrosoft Excelに内部からリンクする手順

  1. Microsoft Excel ->「データ」->「外部データの取り込み」->「新しいWebクエリ」を開きます。これはMicrosoft Excel 2003でのパスです。

  2. ブラウザに、DOLのログインURL(例: http://myserver:8080/demantra/portal/DOLLogin.jsp)を入力します。

  3. 表ページがロードされたら、対象のワークシートの「URLのオープン」リンクをクリックします。

印刷

ワークシートを印刷する場合、印刷結果は画面表示と一致します(WYSIWYG)。

表示データを印刷する手順

  1. 「ファイル」->「印刷」をクリックするか、またはツールバーの「印刷」ボタンをクリックします。

    「印刷設定」ダイアログ・ボックスが表示されます。

    本文の説明内容に関するイメージ

  2. 必要なオプションを選択します。

    コンテンツの選択現在選択されている品目と場所の組合せ、ワークシート内のすべての組合せ、画面のうちどれを印刷するかを指定します。
    レイアウト印刷の向きとして縦長または横長を選択します。
    用紙用紙サイズを選択します。
    フォントフォント・サイズを選択します。
    適合列を1ページ上に左から右方向に強制印刷するには「ページの幅に合わせる」を選択します。この場合、ワークシート列をサイズ変更する必要はありません。出力ではユーザーが選択したページ・サイズと印刷の向きが使用されます。また、ユーザーが選択したフォント・サイズが可能なかぎり使用されますが、用紙サイズと印刷の向きに合わせるために必要な場合は、より小さなフォントが使用されることもあります。
  3. ワークシートにガント・チャートが含まれる場合は、オプションで「ガント設定」タブをクリックします。このタブでは、印刷出力に含める販促属性を指定します。

  4. 「OK」をクリックします。

  5. Oracle Demantraによって通常のシステム印刷ダイアログ・ボックスが表示されます。ここでは、使用するプリンタ、印刷部数などを選択します。

  6. 通常どおりに選択を行います。

  7. 「OK」をクリックします。

ノートの表示

コメントやリマインダを記録するためにノートを追加できます。ノートは組合せや日付に添付します。ワークシート表では、これらの日付のインディケータ・シンボルが、通常は列の一部のみに表示されます(システムの構成方法によって異なります)。次にインディケータの例を示します。

本文の説明内容に関するイメージ

グラフにもインディケータが表示されます。

次に示す2つの異なる領域内にノートを表示できます。

本文の説明内容に関するイメージ

「ノート/添付」サブタブ(ワークシートに含まれている場合)。このサブタブには関連付けられた添付もすべて表示されます。

本文の説明内容に関するイメージ

「ノート」ページを開く手順

次のいずれかを実行します。

「ノート/添付」サブタブを表示する手順

「ビュー内でのワークシート要素の指定」を参照してください。

ノートの編集

まず、「ノート」ページまたは「ノート/添付」サブタブを表示します(「ノートの表示」を参照)。ワークシートの上部で、このノートの添付先とする要素をクリックします。

ノートを追加する手順

  1. 「ノート」ボックスがグレー表示されている場合(編集不可)、「追加」ボタンをクリックします。

  2. 「ノート」ボックスにノートを入力します。

  3. 「ノート/添付」サブタブで作業している場合は、オプションで添付をアップロードできます(「ノートへの添付の表示と管理」を参照)。

  4. 「保存」ボタンをクリックします。

ノートを編集する手順

  1. ノートを選択して「編集」ボタンをクリックします。

  2. 「ノート」ボックスにノートを入力します。

  3. 「ノート/添付」サブタブで作業している場合は、オプションで添付をアップロードできます(「ノートへの添付の表示と管理」を参照)。

  4. 「保存」ボタンをクリックします。

ノートを削除する手順

  1. ノートを選択して「削除」ボタンをクリックします。

    「削除の確認」メッセージ・ボックスが表示されます。

  2. 次のいずれかを選択します。

  3. 「OK」をクリックします。

  4. 「保存」をクリックします。

関連項目:

ノートへの添付の表示と管理

ノートにはファイルを添付できます。添付ファイルは、Oracle Demantraによってデータベースに(圧縮形式で)アップロードされます。添付を表示および管理するには、ワークシートの「ノート/添付」サブタブで作業します。

ノートに添付を追加する手順

  1. ノートをクリックします。

  2. 「詳細」をクリックします。

    Oracle Demantraで「ノート詳細」画面が表示されます。

    本文の説明内容に関するイメージ

  3. 「追加」をクリックします。

  4. 添付するファイルを見つけて「オープン」をクリックします。

    Oracle Demantraによってファイルの圧縮バージョンがデータベースにアップロードされます。

  5. 「OK」をクリックします。

ノートから添付を削除する手順

  1. ノートをクリックします。

  2. 「詳細」をクリックします。

    Oracle Demantraで「ノート詳細」画面が表示されます。

  3. 添付がリストされた行をクリックし、「削除」をクリックします。

  4. 「OK」をクリックします。

添付を表示およびダウンロードする手順

  1. ノートをクリックします。

  2. 「詳細」をクリックします。

    Oracle Demantraで「ノート詳細」画面が表示されます。

  3. 添付がリストされた行をクリックし、次をクリックします。

関連項目:

ノート権限の指定

一般に、ノート(およびノートのオプションの添付)は、他のユーザーが表示可能です。ノートに対する権限を指定して、ノートを読むことができるユーザーや、ユーザーに対して許可されるアクセスのタイプを決定できます。グループまたは特定のユーザーに対して権限を指定できます。

ノートとその添付に対して権限を指定する手順

  1. 「詳細」タブでノートを選択します。

  2. 「権限」タブをクリックします。

  3. 「ユーザー権限」またはグループ権限タブを選択します。

  4. このノートに対してデフォルト以外の設定にするユーザーまたはグループごとに、該当するユーザーまたはグループを左のリストから右のリスト(「選択済ユーザー」または「選択済グループ」)に移動します。「リストの操作」で説明した方法を使用してください。

    注意: 選択されていないユーザーまたはグループについては、デフォルトで読取り専用に設定されます。

  5. 右のリストから不要なユーザーまたはグループをすべて削除します。

  6. 次に、右のリスト内のユーザーまたはグループごとに、次の操作を行います。

  7. 「保存」をクリックします。

  8. 「クローズ」をクリックします。

グループおよびユーザー権限の優先度

ユーザー権限は、そのユーザーが属するどのグループの権限よりも優先されます。

ユーザーが複数のグループに属する場合は、関連付けられたグループの最上位レベルの権限が付与されます。

「ノートの表示」も参照してください。

ローカル・ワークシート・キャッシュのリフレッシュ

ワークシートの定義によっては、パフォーマンスを加速する目的で、Oracle Demantraによってワークシート・データのローカル・コピーがマシン上に格納される場合があります。また、ワークシートの定義によっては、キャッシュが自動的にリフレッシュされる場合と、ユーザーによる定期的なリフレッシュが必要となる場合とがあります。

ローカル・ワークシート・キャッシュをリフレッシュする手順

「データ」->「ワークシート・データ・キャッシュのリフレッシュ」をクリックします。

関連項目:

監査証跡の表示

Oracle Demantraでは、監査証跡における変更が自動的に記録されます。監査証跡には、ワークシート内でのユーザーの編集による変更、ビジネス・ロジック・エンジンによって作成された更新、コピーおよびペースト処理、インポートによる変更がすべて含められます。

注意: 自分で行った変更、または自分と同じコラボレーション・グループ内の他のユーザーによって行われた変更のみを表示できます。

Oracle Demantraでは、次の2通りの方法で監査証跡を表示できます。

どちらの場合も、監査証跡は次のように表示されます。

本文の説明内容に関するイメージ

ページの最上部には変更内容がリストされます。この表内の行を選択すると、ページの最下部にはその行に対応する詳細がリストされます。

特定の組合せに対する監査証跡の表示

ある組合せに対して監査証跡を表示する手順

  1. 特定のワークシート内で組合せを選択します。

  2. 「データ」->「監査証跡」をクリックします。

    この組合せに対して変更が発生している場合は、「監査証跡」画面が表示されます。この画面には、記録された各変更が1行ずつ表に表示されます。表示される情報は次のとおりです。

    監査日変更が行われた日付。
    ユーザー名変更を行ったユーザー。
    更新モード変更のタイプ: 「手動」、BLE (ビジネス・ロジック・エンジン)または「統合」を示します。
    単位名変更の時点で使用された単位。
    索引名変更の時点で使用された指数。
    シリーズ・リスト変更の影響を受けたシリーズ。
    ステータス「処理中」、「失敗」または「成功」。
  3. この変更に関する特定の詳細を表示するには、この表内の変更をクリックしてから、「シリーズ値」タブをクリックします。

    このタブには次の画面が表示されます。

    シリーズ名変更されたシリーズの名前。
    シリーズ値このシリーズで使用された新しい値。
    元の値このシリーズの元の値。
    日付: 自このシリーズで最初に変更が発生した日付。
    日付: 至このシリーズで最後に変更が発生した日付。
  4. この変更が適用される特定の集計レベルを表示するには、「集計レベル移入」タブをクリックします。変更は別の集計レベルで発生している可能性もあります。

  5. この変更の時点で使用されたフィルタを表示するには、「フィルタを移入」タブをクリックします。

他のデータに対する監査証跡の表示

監査証跡プロファイルを使用すると、監査証跡の特定の部分を選択して、複数の組合せに影響する変更を表示できます。

監査証跡プロファイルを作成または変更する手順

  1. 「ファイル」->「監査証跡」をクリックします。

  2. 次の操作を実行します。

  3. 「名称」および「摘要」フィールドに、名前およびオプションの摘要を入力します。

  4. この監査証跡プロファイルを他のユーザーと共有するには、「パブリック」をクリックします。

  5. 「次」をクリックします。

    ウィザードにより、表示する変更に関する情報を求めるプロンプトが表示されます。

  6. 「ソース・タイプ」では、表示する変更のタイプごとにチェック・ボックスを選択します。ここで、BLEはビジネス・ロジック・エンジンを表します。

  7. 変更を表示するユーザーごとに、「使用可能ユーザー」から「選択済ユーザー」に名前を移動します。

  8. 「次」をクリックします。

    ウィザードにより、対象とする時間範囲を求めるプロンプトが表示されます。

  9. 「時間フィルタ」では、本日に相対的な時間枠を定義するかどうかに応じて、「相対」または「固定」を選択します。

  10. 「日付: 自」および「日付: 至」では、日付の範囲を指定します。

  11. 「次」をクリックします。

    ウィザードにより、対象とする集計レベルの指定を求めるプロンプトが表示されます。

  12. 対象とする集計レベルごとに、「使用可能なフィルタ・レベル」から「選択済フィルタ・レベル」にレベルを移動します。

  13. 「次」をクリックします。

    ウィザードにより、対象とするシリーズの指定を求めるプロンプトが表示されます。

  14. 対象とするシリーズごとに、「使用可能なシリーズ」から「選択済シリーズ」にシリーズを移動します。

  15. 「OK」をクリックします。

  16. 「クローズ」をクリックしてウィザードを終了します。

監査証跡プロファイルを使用する手順

  1. 「ファイル」->「監査証跡」をクリックします。

  2. 監査証跡プロファイルをクリックします。

  3. 「実行」をクリックします。

    Oracle Demantraより、監査証跡の指定部分が表示されます。「特定の組合せに対する監査証跡の表示」を参照してください。

監査証跡プロファイルを削除する手順

  1. 「ファイル」->「監査証跡」をクリックします。

  2. 監査証跡プロファイルをクリックします。

  3. 「削除」をクリックします。

  4. 「Yes」をクリックします。