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Oracle Demantraユーザー・ガイド
リリース12.2
E57801-01
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目次
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画面の管理

この章では、次のトピックについて説明します。

複数のワークシートの管理

Oracle Demantra内では、複数のワークシートを開いて、タブ・モードまたはウィンドウ・モードで表示できます。ウィンドウ・モードでは、他のソフトウェアを使用する場合と同様に、各ウィンドウのサイズ変更、配置、最小化および最大化を行ったり、ウィンドウを並べて表示できます。

ワークシートの表示方法を指定する手順

次のいずれかを実行します。

ワークシートにはビューが含まれており、これらのビューはワークシート自体の中でウィンドウまたはタブとして表示できます。ここで説明したタブ/ウィンドウの設定はビューには影響を与えません。

すでに開かれているワークシートを表示する手順

ウィンドウ・ビューで、「ウィンドウ」メニューからワークシートを選択します。

本文の説明内容に関するイメージ

タブ・ビューで、ワークシートに対応するタブをクリックします。

本文の説明内容に関するイメージ

ワークシートを閉じる手順

次のいずれかを実行します。

関連項目:

ワークシート・ビューの管理

ワークシートには複数のビューを含めることができます。これらのビューは、ワークシート・ウィンドウ自体の中でタブまたはウィンドウとして表示されます。

ビューごとに異なるセットのシリーズおよび異なるレイアウトを持つことができます。どのワークシート内でも、ビューをタブとして、またはサイズ変更や位置変更が可能な子ウィンドウとして表示できます。

ワークシートの定義によっては、ビューは互いのビューと同期化できる場合とできない場合とがあります。ビューが同期化される場合、1つのビューで編集を行うと、その変更はその他のビューに自動的に反映されます。

注: 特定のワークシート内で、より上位の集計レベルにおけるデータがビューの一部に表示された場合は、それらのビューでデータを編集することはできません。

ワークシート・ビューを管理する手順

どのワークシート内でも、ワークシート・ビューをタブとして、またはサイズ変更や位置変更が可能な子ウィンドウとして表示できます。

関連項目:

ビュー要素の管理

ワークシート・ビューの要素を非表示または再表示する手順

ワークシートの要素を非表示にできます。これを行うには「オプション」メニューを使用します。たとえば、グラフを非表示にするには、「表示」->「グラフの表示/非表示」をクリックします。

注意: このメニューには、時間軸を非表示にするオプションがあります。通常このオプションを使用するのは、ワークシートに時間レベルも含まれている場合のみです。このような場合、時間軸は冗長で画面上のスペースを専有するため、非表示にすることをお薦めします。

これらのメニュー項目のそれぞれはトグルとして機能します。非表示にした項目を再表示するには、同じメニュー項目をもう一度クリックしてください。

ワークシート・ビューで領域をサイズ変更する手順

仕切り線を必要な位置までドラッグします。

ワークシート・ビューで領域を拡張または縮小する手順

各ワークシート領域の左上には2つのスナップ・ボタンがあり、それぞれに上向き矢印と下向き矢印があります。希望の向きを指すスナップ・ボタンをクリックしてください。

本文の説明内容に関するイメージ

データ列のサイズを変更する手順

2つの列ヘッダー間にある縦の仕切り線をクリックし、必要な位置まで水平にドラッグします。

シリーズ・ヘッダーのテキストは折り返されます。折り返されていない場合は、「表示」->「ヘッダーのラップ」に移動してチェック・ボックスを選択することで、折り返すように指定できます。折返しは、ワークシート内の各クロス集計ビューに適用されます。

本文の説明内容に関するイメージ

関連項目:

空の行の管理

ワークシート表で空の行を非表示または表示する手順

「表示」->「空白行の非表示」をクリックします。このオプションはトグルです。これをもう一度クリックすると、空の行が再表示されます。

注意: このオプションは、ワークシート内のどのグラフにも影響しません。

注意: ワークシートに時間レベルまたは一般レベル(GL)が含まれている場合あるいはワークシートに時間レベルまたは一般レベルに基づくシリーズが含まれている場合は、「空白行の非表示」設定が選択されていなくても空の行は非表示になります。

場合によっては、ワークシート表の行の一部にデータが含まれていないことがあります。次に例を示します。

本文の説明内容に関するイメージ

ワークシートの最下部にあるステータス・バーは、現在空の行が表示されていることを示しています。

空の行を非表示にすると、次のような結果になります。

本文の説明内容に関するイメージ

ワークシート、レイアウトおよびデータ

Oracle Demantra内で作業する場合、ワークシートがその表示データから独立して存在するという点に注意することが重要です。たとえば、ワークシートの定義では、どのシリーズを表示するか、およびそのワークシートに対して表示するシリーズの集計方法が指定されます。ただし、ワークシートの定義では、シリーズに含まれる値は指定されません。

したがって、ワークシートとそのレイアウトは、データへの変更とは別個に保存されます。

ワークシート内のデータに行った変更(ノートへの変更を含む)を保存するには、「データ」->「データの保存」をクリックするか、または「データの保存」ボタンをクリックします。

ワークシート定義またはローカル・レイアウトに行った変更を保存するには、「ファイル」->「ワークシートの保存」をクリックするか、または「ワークシートの保存」ボタンをクリックします。

関連項目:

ワークシートの定義、レイアウトおよびローカル調整

ワークシートで作業する場合は通常、列のソート、機能の非表示または表示など、様々な変更を加えます。これらの設定の保存方法を理解しておくと役立ちます。

Oracle Demantraの基本構成
これらの設定は、すべてのユーザーおよびすべてのワークシートに影響します。
  • 各シリーズの表示書式

  • シリーズとレベルの初期の表示幅

  • 各シリーズの色およびグラフ形式

  • その他の色(通常、条件によって異なります)

ワークシート定義
これらの設定は「ファイル」->「ワークシートの保存」メニュー・オプションを使用して保存します。ワークシートの所有者のみがこれらの変更を行うことができます。
  • ワークシート内のビューの初期数およびビューの初期名

  • ワークシート・ビュー内の初期要素(メンバー・ブラウザ、表、グラフなど)

  • ビュー同期化設定

  • ワークシートで使用される集計レベルおよび初期レベル・レイアウト、拡張選択オプション

  • ワークシートで使用されるシリーズおよび初期シリーズ・レイアウト

  • 時間集計、タイム・スパン、時間書式設定

  • フィルタおよび例外フィルタ

  • ワークシートで使用される単位、ワークシートで使用される全体的なスケール(存在する場合)、指数または換算レート(存在する場合)

レイアウト変更
これらの設定は、ユーザーが「ファイル」->「ワークシートの保存」をクリックすると、ユーザーごとに個別に保存されます。ワークシート所有者だけでなく、任意のユーザーがこれらの変更を保存できます。
  • ワークシート内の追加ビュー

  • ワークシート・ビューの新規名称

  • レベル・レイアウト: レベルの順序、各ビュー内の軸上の配置、各ビュー内でレベルを非表示にするかどうか

  • シリーズ・レイアウト: シリーズの順序、各シリーズの表示場所(表、グラフ、両方)

  • 時間軸の非表示と表示

ローカル調整
これらの設定は、ワークシートおよびユーザーごとに個別に自動保存されます。
  • ワークシート内のビューに対するウィンドウまたはタブの使用

  • 各ビュー内のメンバー・ブラウザ、表、グラフなどのサイズおよび位置

  • ワークシート表内でのソート

  • グラフ・タイプ、凡例、グリッド線

  • 空の行の非表示と表示の設定

  • アクティビティ同期化設定(「オプション」メニュー)

保存されません。
  • ワークシート表内での列幅の変更

  • 初期ビュー・フォーカス、各ワークシート・ビュー内のフォーカス

  • メンバー・ブラウザおよびアクティビティ・ブラウザでの拡張状態

  • 全領域でのフォーカスおよびスクロール

  • ガントでのズーム設定

自動実行オプション(「オプション」メニュー)は、ユーザーごとに個別に保存されますが、ユーザーに表示されるすべてのワークシートに適用されます。