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用語集
- 3層アーキテクチャ(three-tier architecture)
- コンポーネントが、デスクトップ(またはクライアント)層、アプリケーション層およびデータベース層の3つのレイヤーまたは層に分割されているコンピュータ・アーキテクチャ。
- Adminサーバー(Admin server)
- Oracle Applicationsデータベースを保守および更新するプログラムをシステム管理者が実行するためのサーバー。管理者サーバーと呼ばれる場合もあります。たとえば、データベース・サーバーに常駐するデータベースをインストール、更新およびアップグレードするには、AutoPatchをこのサーバー上で実行します。
- applmgr
- Oracle Applicationsのインストールおよびアップグレードに使用するアカウント。このアカウントはOracle Applications製品ファイルを所有します。
- APPSスキーマ(APPS schema)
- Oracle Applicationsデータ・モデル全体にアクセス可能なORACLEスキーマ。
- AutoConfig
- Oracle Applicationsリリース12環境用の構成管理ツール。AutoConfigには、システムに対する更新を行うプロセスを簡略化する多数のスクリプトおよびその他のファイルが含まれています。主要なファイルは、Applicationsコンテキスト・ファイルです。
- BC4J
- Oracle Business Components for Javaの頭文字。BC4Jは、複数層データベース・アプリケーションの開発およびポータブル配置ができるように設計された100% Java互換のXMLベース・フレームワークです。
- CBO
- 「コストベース・オプティマイザ(cost-based optimizer)」を参照。
- CGI
- Common Gateway Interfaceの頭文字。Webサーバーと、CGI仕様に準拠するデータを処理するために設計されたプログラムとWebサーバー間で情報を転送するための仕様です。CGIプログラムは、Webサーバーとユーザー間の動的対話を可能にする一般的な方法です。
- 「Perl」も参照。
- Common Gateway Interface
- 「CGI」を参照。
- dbcファイル(dbc file)
- データベースへの接続に必要な情報を含む構成ファイル。
- DMZ
- 非武装地帯(DMZ)とは、ネットワークまたはイントラネットへの許可されていないアクセス試行からサーバーを保護するために使用する、外部および内部ファイアウォール間にあるエリアを指します。
- 「ファイアウォール(firewall)」も参照。
- Formsクライアント(Forms client)
- デスクトップ・クライアント上で動作し、Formsとのユーザー・インタフェースおよび対話を提供するJavaアプレット。
- Formsサーバー(Forms server)
- 「Formsサービス(Forms services)」を参照。
- Formsサービス(Forms services)
- Oracle Formsエンジンをホストするアプリケーション・コンポーネント。従来は、リリース12で使用されているアーキテクチャを正確には反映しない用語(Formsサーバー)で呼ばれていました。Formsサービスは、デスクトップ・クライアントとデータベースの間を仲介し、Formsベース製品用の入力画面をデスクトップ・クライアント上に表示し、ユーザーの処理に基づいてデータベース・レコードを作成または変更します。リリース12では、デフォルトでForms Listener Servletが使用されます。
- GSM
- 「一般サービス管理(Generic Service Management)」を参照。
- HTML
- HyperText Markup Language(ハイパーテキスト・マークアップ言語)の頭文字。Webブラウザで表示するために文書の書式化に使用する単純な事前定義済マークアップ言語です。
- 「XML」も参照。
- HTTP
- HyperText Transfer Protocol(ハイパーテキスト転送プロトコル)の頭文字。WebサーバーおよびWebブラウザが様々なコマンドに応答する際に実行する処理を決定するための、HTTPサーバーとWebブラウザ間の通信に使用するネットワーク・プロトコルです。
- 「HTTPS」も参照。
- HTTPS
- セキュアなデータ転送に必要な追加機能を提供するHTTPバージョン。
- 「HTTP」も参照。
- HTTPサーバー(HTTP server)
- リモート・ブラウザからのHTTP要求に対してWebペ―ジ・コンテンツを送出するアプリケーション・サーバー。多くの場合、Webサーバーと呼ばれます。リリース12では、Apache 1.3を基にしたOracle HTTP Server 10.1.3が使用されています。
- 「Webブラウザ(Web browser)」も参照。
- J2EE
- Java 2 Platform, Enterprise Editionの頭文字。J2EEは、複数層の企業レベル・アプリケーションの開発、配置および管理を促進する開発環境です。
- J2SE
- Sunのプラグイン・コンポーネントJ2SEを使用すると、ブラウザ自体のJVMのかわりにOracle JVMをデスクトップ・クライアント上で使用できます。J2SEプラグインは、最初の必要時に、ブラウザによりインストール実行可能ファイルをダウンロードするように要求されたときにインストールされます。
- Java
- コンピュータ言語であり、Webブラウザを使用してデスクトップ・クライアントにダウンロードし実行できるプログラムを作成するために使用されます。この言語を使用して、対話形式、またはWebブラウザからの要求により起動されてサーバー上で動作する、プラットフォーム非依存プログラムを生成します。
- 「アプレット(applet)」および「サーブレット(servlet)」も参照。
- JavaServer Pages
- 「JSP」を参照。
- Javaアーカイブ・ファイル(Java ARchive file: JAR file)
- デスクトップ・クライアントに、より速くダウンロードできるよう、Javaクラスのコレクションをファイルに圧縮したものです。いくつかの専用タイプのJARファイルがあります。
- 「Javaクラス(Java class)」も参照。
- Javaクラス(Java class)
- オブジェクトおよびオブジェクト上で実行される操作を定義するJavaプログラムの構成部品。Javaで書かれたプログラムまたはプログラムの一部が含まれるオペレーティング・システム・ファイルも識別します。
- Javaデータベース接続性(Java Database Connectivity: JDBC)
- JavaプログラムによるOracleデータベース・サーバーへのアクセスを可能にするJavaプログラミング・インタフェース。
- Java仮想マシン(Java Virtual Machine: JVM)
- バイトコード形式のコンパイル済Javaプログラムをマシン・コードに解析(変換)するランタイム環境。各オペレーティング・システムのJVMにより、バイトコードが、CPUで実行できる指示に変更されます。そのため、Javaバイトコードは、JVMが稼働中のすべてのマシンで実行可能です。Java対応のWebブラウザには内部JVMがあり、これによってWebブラウザはJavaで書かれたアプレットまたはアプリケーションを実行できます。
- Jserv
- 旧リリースのOracle ApplicationsでOracle HTTP Serverとの通信に使用されていた専用タイプのサーブレット。リリース12ではOC4Jに置き換わりました。
- 「OC4J」、「Oracle HTTP Server」、「サーブレット(servlet)」も参照。
- JSP
- JavaServer Pageの頭文字で、Javaサーブレット・テクノロジに対する拡張。最初の要求時にJSPはサーブレットにコンパイルされ、サーブレットから入力を受信するか、サーブレットに出力を送信できます。JSPの動的スクリプト機能により、ページ・ロジックをページ表示と区別でき、HTTP要求の処理が非常に柔軟に実行できます。
- 「サーブレット(servlet)」も参照。
- LDAP
- Lightweight Directory Access Protocolの頭文字。LDAPでは、クライアントが、地理的またはその他組織的境界を反映させるのに使用可能な階層構造で、企業ディレクトリ・エンティティが配列されたディレクトリ・サーバーから情報にアクセスできます。
- 「Oracle Internet Directory」も参照。
- LOCAL
- ローカル・マシンまたは別のネットワーク上のマシンで動作するORACLEインスタンスのネットワーク別名を識別するWindows固有の環境設定。この変数はORACLE_SIDの設定より優先され、Oracle Netソフトウェアが接続要求を管理するようになります。
- 「ORACLE_SID」および「TWO_TASK」も参照。
- MACアドレス(MAC address)
- OSI参照モデルのデータ・リンク・レイヤーのメディア・アクセス制御(MAC)サブレイヤーにおいて、ネットワーク上のノードを一意に識別するハードウェア・アドレス(データ・リンク・レイヤーのもう1つのサブレイヤーは論理リンク制御(LLC)レイヤーです)。
- OC4J
- Oracle Containers for Java(OC4J)は、Oracle Application Serverのコンポーネントで、E-Business Suiteの旧リリースで使用されていたJServにかわるものです。J2EE標準に基づいており、OC4Jを使用することで、サーブレット、Java Server Pages(JSP)およびEnterprise Java Beans(EJB)の使用が可能になります。
- 「JServ」も参照。
- OID
- 「Oracle Internet Directory」を参照。
- Oracle Applications Manager
- システム管理者がHTMLベース集中管理コンソールからOracle Applicationsシステムをモニターおよび管理できる高機能なツール。
- Oracle Applications表領域モデル(Oracle Applications Tablespace Model)
- Oracle Applicationsリリース12で標準として使用される記憶域モデル。OATMでは、ローカルに管理される表領域を使用して、従来の表領域モデルで使用されていたディクショナリ管理の表領域よりも柔軟な記憶域オプションが提供されます。
- 「ローカル管理表領域(locally managed tablespaces)」も参照。
- Oracle Business Components for Java
- 「BC4J」を参照。
- Oracle Discoverer
- Oracle Application Serverのコンポーネントで、これによりApplicationsのエンド・ユーザーは、データの構造を知らなくても非定型の問合せを実行し、その問合せ結果を解析することができます。Discovererは、ビジネス・アナリストなどの専門家によってさらに高度な方法でも使用できます。
- Oracle HTTP Server
- Oracle Application ServerのWebサービスの基礎。Apache Webサーバー・テクノロジに組み込まれているOracle HTTP Serverでは、Javaサーブレット、JavaServer Pages(JSP)、Perl、PL/SQLおよびCGIアプリケーションがサポートされています。
- 「JSP」および「サーブレット(servlet)」も参照。
- Oracle Internet Directory
- Oracle Internet Directory(OID)は、ユーザーおよびリソースに関する情報を取得するための一般的な目的のディレクトリ・サービスです。LDAPとともにOracleデータベースの高いパフォーマンス、スケーラビリティ、堅牢性、可用性を活用します。
- 「LDAP」も参照。
- Oracle Net
- クライアント・マシンとOracleデータベース・サーバーとのネットワーク接続を可能にするOracleソフトウェア。これらのマシン間の通信セッション管理では、Oracle Netがセッションをオープンおよびクローズし、SQL文とそれに対応するデータベース応答をパッケージ化して送信します。
- Oracle Portal
- Oracle Application Server製品の一部。選択したアプリケーションおよびデータ(ポータル)の個別ビューを提供する、カスタマイズされた企業ページ構築用のツールです。カスタマイズ可能で使いやすいHTMLベース・インタフェースを提供します。パフォーマンスのモニタリングおよびセキュリティ管理用のサポート・ツールも含まれています。
- Oracle RAC
- 「Oracle Real Application Clusters」を参照。
- Oracle Real Application Clusters
- Oracle Real Application Clusters(Oracle RAC)はデータベース・クラスタリング・テクノロジであり、その共有記憶域機能によって複数マシンが同一データをパラレルに操作できるため、処理時間が大幅に削減できます。Oracle RACではリジリエンスも提供され、1つ以上のマシンが計画済または計画外の停止時間のために使用不能になっても処理を続行できます。
- Oracle Single Sign-On
- アプリケーションへのアクセスを試行するユーザーのユーザー名とパスワードを認証し、必要に応じて様々なアプリケーションにユーザーの識別情報を渡すOracle製品。
- 「シングル・サインオン(single sign-on)」も参照。
- Oracle Workflow
- ビジネス・プロセスの自動化を促進し、簡単に変更できるビジネス・ルールに従って、すべてのタイプの情報を内部または外部にルーティングする製品。
- Oracle XML Publisher
- 標準的なテクノロジとツールを使用して、エンド・ユーザーの好きな書式ですばやく簡単にレポートを開発するために役立つOracle Applications製品。
- 「XML」も参照。
- ORACLE_HOME
- Oracleデータベース・サーバー・プログラム・ファイルの最上位ディレクトリを指定する環境設定。
- ORACLE_SID
- ORACLEインスタンスのSIDを指定する環境設定。「TWO_TASK」および「LOCAL」も参照。
- 「SID」も参照。
- ORACLEスキーマ(ORACLE schema)
- 「スキーマ(schema)」を参照。
- Oracleデータベース(Oracle database)
- Oracle Applicationsで使用されるデータベース管理システム。Oracleデータベースは様々なタイプのファイルから構成されます。
- 「インスタンス(instance)」も参照。
- OracleユーザーID(Oracle user ID)
- ORACLEインスタンスへのアクセスに使用するユーザー名。パスワードとともに使用されます。
- Perl
- Practical Extraction and Report Languageの頭文字。特にテキスト処理に有効な解析プログラミング言語。CGIスクリプト記述用として普及している言語の1つです。
- 「CGI」も参照。
- PL/SQL
- SQLプログラミング言語のプロシージャ拡張機能であり、ブロック、条件および機能などのプログラミング構造体を提供します。
- Pro*C/C++
- 開発者がORACLEデータベースへの標準データベース・コールをCおよびC++プログラムに埋め込むことができる、Oracleプリコンパイラ製品。
- Rapid Install
- Oracle Applications用インストーラ。通常、新バージョンにはメンテナンス・パックが同梱されています。Rapid Installの使用により、関連するメンテナンス・パックを旧リリース・レベルに適用して得られるものと同じApplicationsコードが提供されます。また、最新の認定テクノロジ・スタックも提供されます。ただし、メンテナンス・パックの適用により提供されるのは、Applicationsコードのみです。
- 「メンテナンス・パック(maintenance pack)」も参照。
- Report Review Agent
- コンカレント処理ファイルをオンラインで参照するときにOracle Applicationsで使用されるツール。
- RPC
- 「リモート・プロシージャ・コール(Remote Procedure Call)」を参照。
- SID
- システム識別子(System Identifier)の頭文字。システムで実行中のOracleインスタンス同士を区別するために使用されます。
- 「ORACLE_SID」も参照。
- SQLスクリプト(SQL script)
- ORACLEデータの問合せまたは更新の際にSQL*Plusなどのツールで実行できる、SQL文を含むファイル。
- SSL
- Secure Sockets Layerの頭文字。HTTPSを使用してインターネット上で文書をセキュアに転送する際の標準。SSLでは、デジタル署名を使用して、転送されたデータが改ざんされていないかどうか確認されます。
- 「デジタル署名(digital signature)」および「HTTPS」も参照。
- Support Cart
- Oracle Applications Managerのコンポーネント。Oracleサポートで使用する診断情報の収集に利用します。
- 「Oracle Applications Manager」も参照。
- SYS.DUAL表(SYS.DUAL table)
- SYSユーザーによって所有されるDUAL表で、厳密に1行含まれています。定数値、演算式の評価または現在日のようなシステム値など、表に格納されていない値を戻すため、SQL文でダミー表として使用されます。
- SYSTEMスキーマ(SYSTEM schema)
- 「SYSTEMユーザー名(SYSTEM username)」を参照。
- SYSTEMユーザー名(SYSTEM username)
- 各データベースについて自動作成される2つの標準ユーザー名の1つ(もう一方はSYS)。データベースを保守するときに使用する場合、SYSTEMユーザー名が優先されます。
- 「SYSユーザー名(SYS username)」も参照。
- SYSTEM表領域(SYSTEM tablespace)
- SYSアカウントが所有するデータ・ディクショナリ表を保持します。これはデータベースをインストールしたときに作成されます。
- SYSユーザー名(SYS username)
- 各データベースについて自動作成される2つの標準DBAユーザー名の1つ(もう一方はSYSTEM)。SYSは、ベース・データ・ディクショナリの表とビューを所有します。
- 「SYSTEMユーザー名(SYSTEM username)」も参照。
- TCP/IP
- Transmission Control Protocol/Internet Protocolの頭文字。コンピュータと関連デバイス間との通信に使用される業界標準ネットワーク・プロトコル。
- TWO_TASK
- UNIXで、ローカル・マシンまたはネットワーク上のマシンで動作するORACLEインスタンスのネットワーク別名を識別する環境設定。この変数はORACLE_SIDの設定より優先され、Oracle Netソフトウェアが接続要求を管理するようになります。
- 「LOCAL」および「ORACLE_SID」も参照。
- UNDO表領域(undo tablespace)
- UNDOレコードの格納に使用される表領域。通常の操作中、データベース内の読取り一貫性を維持し、データベース・リカバリにおいて重要な役割を果たします。
- 「ロールバック表領域(rollback tablespace)」も参照。
- URL
- Uniform Resource Locatorの頭文字。イントラネットまたはインターネット経由で利用できるリソースの保管場所のテキスト表示です。
- Webサーバー(Web server)
- 「HTTPサーバー(HTTP server)」を参照。
- Webブラウザ(Web browser)
- デスクトップ・クライアント上で実行され、WebサーバーにHTTP要求を送信し、HTMLページやJavaアプレットを取り出すプログラム。
- 「HTML」、「HTTP」、「HTTPサーバー(HTTP server)」も参照。
- XML
- eXtensible Markup Language(拡張可能マークアップ言語)。異なるタイプの文書に適合する専用マークアップ言語を設計できるメタ言語。XMLは、事前定義済の書式を基にしないという点でHTMLと異なります。
- 「HTML」、「Oracle XML Publisher」も参照。
- アプリケーション・サーバー(application server)
- デスクトップ・クライアントとデータベース層の間のアプリケーション(中間)層に常駐するサーバー。デスクトップ・クライアントは要求をアプリケーション・サーバーに送信し、アプリケーション・サーバーがこの要求を処理するか、またはデータベース・サーバーなどの別のサーバーに送信します。デスクトップ・クライアントがデータベース・サーバーに直接接続されることはありません。
-
- アプレット(applet)
- HTTPサーバーからデスクトップ・クライアントにダウンロードされるJavaプログラム。Java対応Webブラウザ内で実行されます。サーブレットと比較すると、アプレットは機能に制限があります。
- 「サーブレット(servlet)」も参照。
- インスタンス(instance)
- 「データベース・インスタンス(database instance)」を参照。
- イントラネット(intranet)
- 組織内部のコンピュータ・ネットワーク。ファイアウォールや非武装地帯(DMZ)など適切なセキュリティ方法を使用して、グローバル分散インターネット通信ができるように組織のイントラネットを設定できます。
- 「DMZ」および「ファイアウォール(firewall)」も参照。
- インポート・ユーティリティ(import utility)
- エクスポート・ユーティリティにより書き込まれたオペレーティング・システム・ファイルを読み込む際に使用するOracleデータベース・サーバー・ユーティリティ。インポート・ユーティリティを使用して、データベースにデータを復元したり、または別のデータベースにデータを転送できます。
- 「エクスポート・ユーティリティ(export utility)」も参照。
- エクステント(extent)
- 特定のタイプの情報を格納する、特定数の隣接データ・ブロック。セグメントは多数のエクステントから構成されます。
- 「セグメント(segment)」も参照。
- エクスポート・ユーティリティ(export utility)
- データベースのデータをデータベース外部のオペレーティング・システム・ファイルに書き込むために使用するOracleデータベース・サーバー・ユーティリティ。引き続き、対応のインポート・ユーティリティを使用して、同じデータベースまたは異なるデータベースにデータを読み込ませることができます。
- 「インポート・ユーティリティ(import utility)」も参照。
- オペレーティング・システム(operating system)
- CPU時刻のスケジュールやメモリーの割当て、異なるコンピュータ間での通信管理など、基本タスクを実行するコンピュータ・ソフトウェア。
- カスタマイズ(customization)
- 特定のユーザー・コミュニティのニーズにあわせて加えられるOracle Applicationsシステムに対する拡張機能。
- キャラクタ・セット(character set)
- ある言語、または類似した記述用記号を使用する言語グループの文字、数値および句読点マークを示すコード化されたバイナリ値のセット。たとえば、WE8ISO8859P1キャラクタ・セットは、英語、およびラテンベース・アルファベットやアラビア数字を使用するその他の多くの言語で使用できます。端末やプリンタは、これらのコード化された値を文字に変換してテキスト・データを処理します。キャラクタ・セットは、「コード・セット(codeset)」とも呼ばれます。
- ギガバイト(Gigabyte: GB)
- 1,073,741,824バイトのメモリーまたはディスク領域の単位。1GBは1,024MBに相当します。多くの場合、1,000,000,000バイト(10億バイト)に端数処理されます。
- クライアント/サーバー・アーキテクチャ(client/server architecture)
- 1台以上のサーバーが、クライアント上で動作するアプリケーションのためにデータベース処理またはその他の機能を実行する構成。クライアントがサーバーと対話する前に、ソフトウェアを各クライアントにインストールしておく必要があります。クライアント/サーバー・アーキテクチャは、Oracle E-Business Suiteリリース12では使用されません。
- クローン(clone)
- 通常テスト目的に使用される、Oracle Applicationsシステムのコピー。クローンは、高速クローン・ツールまたはOracle Applications Managerを使用して作成できます。
- グラフィカル・ユーザー・インタフェース(Graphical User Interface: GUI)
- パーソナル・コンピュータおよびワークステーションで使用されるインタフェースであり、ユーザーはポインティング・デバイス(通常はマウス)で画面のフィールドやリージョンにアクセスできます。
- コード・セット(codeset)
- 「キャラクタ・セット(character set)」を参照。
- コストベース・オプティマイザ(cost-based optimizer)
- SQL文でアクセスする表および索引に関する統計情報を検討し、SQL文の最適な実行可能パスを決定するOracleデータベース・サーバー・コンポーネント。コストベース・オプティマイザ(CBO)では、特定のアクセス・パスの提案に使用できるヒントについても考慮されます。Oracle Applicationsリリース12では、コストベース・オプティマイザのみが使用されます。
- 「ヒント(hint)」も参照。
- コマンド・ファイル(command file)
- オペレーティング・システムにより実行されるコマンドの事前定義の順序が記載されたファイル。
- コマンド(command)
- 特定の処理を実行するためのシステムに対する指示または要求。コマンド全体は、コマンド名と1つ以上の追加パラメータおよびクオリファイアで構成可能です。
- コンカレント・キュー(concurrent queue)
- 完了を待機中のコンカレント要求のリスト。各コンカレント・マネージャは、それぞれ保留中の要求のキューを所有しています。
- コンカレント・プロセス(concurrent process)
- コンカレント・マネージャにより実行されるタスク。コンカレント・プロセスは、対話型機能やその他のコンカレント・プロセスと同時に動作します。
- コンカレント・マネージャ(concurrent manager)
- 様々なデータ集中型プログラムを実行するため、ユーザーの要求により生成されるプロセスを調整するプロセス・マネージャ。Oracle Applicationsの製品グループには、複数のコンカレント・マネージャが組み込まれている場合があります。
- 「内部コンカレント・マネージャ(internal concurrent manager)」も参照。
- コンカレント処理サーバー(Concurrent Processing server)
- バックグラウンドで、時間のかかる非対話型タスクを実行するOracle Applicationsサーバー。
- コンカレント要求(concurrent request)
- レポートの実行などの非対話型タスクを処理するときに、コンカレント処理サーバーに発行される要求。
- サーバー(server)
- [1] 特定の機能を提供するプロセス。たとえば、HTTPサーバーがHTTP要求に応答する例が該当します。リリース12では、単一プロセスによる実装から離れるアーキテクチャの傾向を反映するために、該当する場合にはサーバーはサービスに置き換えられています。[2] 特定のロール専用のコンピュータ。たとえば、データベース・サーバーがその一例です。
- サービス(service)
- [2] Windows上で、Telnetリモート・ログオン・サービスなど、特定のオペレーティング・システムまたはアプリケーション機能を提供するプロセス。たとえば、Oracle E-Business Suiteによってコンカレント処理のサポートに使用されます。
- サーブレット(servlet)
- デスクトップ・クライアントにダウンロードされ、Webブラウザ環境でアプレットとして実行されるかわりに、HTTPサーバー上で実行される小規模のJavaプログラム。サーブレットには、アプレットよりも優れた機能があり、制限も少なくなります。
- 「アプレット(applet)」および「JSP」も参照。
- サイジング・ファクタ(sizing factor)
- Oracle Applications製品のデータベース・オブジェクトの成長率を決める整数。デフォルトの比率を使用します。
- サブディレクトリ(subdirectory)
- 別のディレクトリ内に含まれるディレクトリ。
- システム・グローバル領域(System Global Area: SGA)
- データベース・ユーザーとORACLEバックグラウンド・プロセスとの通信を提供する、Oracle予約済のメモリー・セクション。
- システム管理者(system administrator)
- システム管理者の職責を使用して、新規ユーザーの登録やシステム・プリンタの定義など、Oracle Applicationsの管理用タスクを管理する人。
- システム識別子(System Identifier)
- 「SID」および「ORACLE_SID」を参照。
- シノニム(synonym)
- 表、ビュー、順序またはプログラム・ユニットの別名。オブジェクトの実際の名前や所有者を隠し、オブジェクトへのパブリック・アクセスを可能にし、さらにオブジェクト用のSQLアクセス文を簡略化します。
- シングル・サインオン(single sign-on)
- ユーザーが一度明示的に認証されると、その後他のアプリケーションへの接続は、そのユーザーに対して透過的に認証されるインフラストラクチャです。シングル・サインオン(SSO)では、ユーザーは単一のユーザー名とパスワードで複数のアカウントとアプリケーションにアクセスできます。
- 「Oracle Single Sign-On」も参照。
- スキーマ(schema)
- ORACLEアカウントまたはORACLE ID。
- セグメント(segment)
- 表領域に特定の論理記憶域構造用のすべてのデータを含むエクステント・セット。例には、表用のデータ・セグメントおよび索引用の索引セグメントが含まれます。
- 「エクステント(extent)」も参照。
- データ・ディクショナリ(data dictionary)
- ユーザー、データ記憶域および権限に関する管理情報が格納されているOracleデータベース表およびビューのセット。データ・ディクショナリは、自動的に作成され保守されます。
- データベース・インスタンス(database instance)
- Oracleデータベースで使用するバックグラウンド・プロセスおよびメモリーの組合せ。単にインスタンスと呼ばれる場合もあり、実行中のOracleデータベース・システムを指すときに使用します。Oracleインスタンスとシステム・グローバル領域(SGA)の間には、常に1対1の対応が存在します。
- 「SGA」も参照。
- データベース・オブジェクト(database object)
- データベースに作成、格納された論理エンティティ。表、ビュー、シノニム、索引、順序、ストアド・プロシージャ、マテリアライズド・ビューおよびトリガーは、すべてデータベース・オブジェクトの例です。
- データベース・サーバー(Database server)
- [1] Applicationsシステムのデータベース層を構成するOracleデータベース。データベース・サーバーは、Oracle Applicationsによって保守されたデータを格納し、コンカレント処理サーバー、Formsサービス、WebサービスからのSQL要求およびJava要求を処理します。[2] Oracleデータベースが常駐するマシン。
- 「Oracleデータベース(Oracle database)」も参照。
- データベース(database)
- 表に格納されたデータ、およびストアド・プロシージャやトリガーなどのオブジェクトの集合。この用語は、データを作成、格納および管理するために使用されるソフトウェア(例: Oracleデータベース・サーバー)を指すこともあります。
- 「データベース・サーバー(Database server)」および「Oracleデータベース(Oracle database)」も参照。
- データベース管理者(database administrator: DBA)
- Oracle ApplicationsのインストールまたはアップグレードのためにOracleデータベース・サーバーおよびOracleツールを準備し、インストール後保守を行う人。DBAには、SYSTEMアカウントおよびSYSアカウント経由のデータベースに対する高度なアクセス権限があります。
- データベース領域(database space)
- データベース・オブジェクトのセットにより使用されるディスク領域の量。
- デジタル署名(digital signature)
- プログラムまたはデータのコレクション(JARファイルなど)を認証する手段。一般にコードの作成者の識別情報が含まれる暗号化メッセージです。
- 「証明ファイル(certificate file)」および「SSL」も参照。
- デスクトップ・クライアント(desktop client)
- Webサーバーにユーザー要求を送信して、画面更新、ポップアップ・リスト、グラフィカル・ウィジェット、カーソル移動などの応答を処理するコンピュータ。
- デモンストレーション製品グループ(demonstration product group)
- Oracle Applications製品の事前定義済トランザクション・データが含まれる製品グループ。これは主に、システム・テストおよびユーザー研修に使用されます。
- 「製品グループ(product group)」も参照。
- ノード(node)
- [1] 固有のMACアドレスを有するネットワーク上のマシン。[2] Oracle E-Business Suiteにおいては、1つのハードウェア・マシン上で実行されているプロセスの論理セット。サーバーのシノニムとして使用される場合もあります。1つのマシン上に複数のノードを作成できます。また、ノードは専用マシンに割り当てることができます。フォルト・トレランスの強化と所有コストの削減のために、複数マシンに複数ノードを配置する傾向が高まっています。これは、特にアプリケーション層で顕著です。
- 「MACアドレス(MAC address)」および「サーバー(server)」も参照。
- バックグラウンド・プロセス(background process)
- オペレーティング・システム環境で動作し、特定のタスクを実行する非対話型プロセス。
- パスワード(password)
- ユーザー名に関連付けられた識別語であり、ORACLEインスタンスまたはOracle Applicationsシステムにアクセスする際に入力する必要があります。
- パラレル・コンカレント処理(parallel concurrent processing)
- 複数のコンカレント処理サーバーにコンカレント・プロセスを分散すること。分散コンカレント処理とも呼ばれます。
- ヒント(hint)
- SQL文のコメントに含まれる最適化提案。
- 「コストベース・オプティマイザ(cost-based optimizer)」を参照。
- ビュー(view)
- 1つ以上の表でカスタマイズ表示されたデータ。ビューは格納済問合せと考えることができます。
- ファイアウォール(firewall)
- 要求を検証して疑わしいアクセス試行に対抗することにより、不正なアクセスからネットワークを保護するための媒介として動作するコンピュータ。多くの場合、ファイアウォールはプロキシ・サーバーとともに使用されます。
- 「プロキシ・サーバー(proxy server)」も参照。
- ファミリ・パック(family pack)
- 製品ファミリ・レベルでのパッチの集合。製品ファミリ・コードは末尾が_PFです。後続のファミリ・パックは、英文字の接尾辞で識別できます。ファミリ・パックは累積型であり、各パックには旧リリースの修正や拡張が含まれます。
- ファミリ一括更新パッチ(family consolidated update patch)
- 単一製品ファミリ内のすべての製品から連結されたすべてのアップグレード関連パッチの集合。ファミリ一括更新パッチは、必要に応じてリリースされます。
- フェイルオーバー(failover)
- コンピュータ・システムの代替コンポーネントを利用すると、同様のコンポーネントが失敗した後、引き続き処理が可能になります。
- フォーム(form)
- 単一のウィンドウに表示されるフィールド、リージョンおよびグラフィカル・コンポーネントの関連付けられた集合。データは、関連するフィールドに情報を入力することで入力できます。
- ブラウザ(browser)
- 「Webブラウザ(Web browser)」を参照。
- プラットフォーム(platform)
- アプリケーション・プログラムが実行されるコンピュータ・システム(ハードウェアおよびオペレーティング・システム)のタイプ。Oracle Applicationsの機能には、プラットフォーム固有、つまり他のプラットフォームとは可用性と動作が異なるものがあります。
- プロキシ・サーバー(proxy server)
- ファイアウォールを使用しているユーザーが外部インターネット・リソースにアクセスできるセキュアな手段。イントラネット・ユーザーからのすべての要求は、直接送信先サーバーに送信されるのではなく、プロキシ・サーバーを経由して送信されます。次に、プロキシ・サーバーは返された情報をクライアントに渡します。これにより、サイト用のすべてのインターネット通信量は、単一のセキュアなポイントを介して渡されます。
- プロビジョニング(provisioning)
- 1つのリポジトリ(Oracle E-Business Suiteなど)から別のリポジトリ(Oracle Internet Directory)へユーザー属性を移動させること。プロビジョニングはプロビジョニング・プロファイルによって制御されます。
- ベース言語(base language)
- 複数言語サポート用に構造化されていない表のシード・データおよび設定データに使用される言語。
- ポータル(portal)
- 「Oracle Portal」を参照。
- ポートレット(portlet)
- 情報ソースへのアクセスを提供する(内容を要約する場合もある)再使用可能なコンポーネント。ポートレットはOracle Portalページの基礎的要素です。
- 「Oracle Portal」も参照。
- マテリアライズド・ビュー(materialized view)
- 特定の問合せ結果を格納し、データの要約、事前計算、レプリケートまたは配分に使用できるスキーマ・オブジェクト。
- ミニパック(minipack)
- たとえばOracle Inventoryなど、製品レベルでのパッチの集合。ミニパックは累積、つまり新リリースには旧リリースの修正や拡張が含まれます。パッチセットと呼ばれる場合もあります。
- メガバイト(Megabyte: MB)
- 1,048,576バイト(1024 x 1024)のメモリーまたはディスク領域の単位。多くの場合、必要領域の見積用に1,000,000バイトに切り捨てられます。
- メンテナンス・パック(maintenance pack)
- E-Business Suite内のすべての製品をカバーするパッチの大きな集合。新しいRapid Installプログラムは、通常メンテナンス・パックが同梱されてリリースされます。
- 「Rapid Install」も参照。
- ユーザーID(user ID)
- 「ユーザー名(username)」を参照。
- ユーザー名(username)
- OracleデータベースまたはOracle Applicationsシステムなど、セキュアな環境またはプログラムへのアクセスを要求しているユーザーを特定する名前。ユーザー名はすべてパスワードと関連付けられています。Oracle Applicationsでは、ユーザー名は通常、職責と関連付けられています。
- 「職責(responsibility)」も参照。
- リモート・プロシージャ・コール(remote procedure call)
- リモート・プロシージャ・コール(RPC)は、クライアントがサーバー上のプログラムを実行できるようにするプロトコルです。クライアントはメッセージを適切な引数とともにサーバーに送信し、サーバーはプログラムの結果を含むメッセージを戻します。
- レジストリ・キー(registry key)
- 「レジストリ エディタ」ウィンドウの左側ペインに表示されるフォルダ。キーにはレジストリ・サブキーや値エントリが含まれます。
- 「レジストリ(registry)」および「レジストリ・サブキー(registry subkey)」も参照。
- レジストリ・サブキー(registry subkey)
- レジストリ・キー内のキー。ファイル・システム内のサブディレクトリに類似しています。サブキーは、製品固有の機能を実行するために提供されています。Oracle E-Business Suiteでは、製品グループに関する情報をレジストリ・サブキーに格納しています。
- 「レジストリ(registry)」および「レジストリ・キー(registry key)」も参照。
- レジストリ(registry)
- Windowsマシン上で構成情報を保持する中央リポジトリ。インストール中に、Oracle Applicationsにより、データがレジストリに書き込まれます。レジストリ・エディタ(regedt32.exeまたはregedit.exe)で直接レジストリを編集することもできますが、専門知識を持ったユーザーのみが行う必要があります。
- 「レジストリ・キー(registry key)」および「レジストリ・サブキー(registry subkey)」も参照。
- レポート(report)
- Oracle E-Business Suite情報のユーザー構成表示。レポートはオンラインで参照するか、またはプリンタに送信できます。レポートの内容は、要約から値の全リストまで多岐にわたります。
- ローカル・エリア・ネットワーク(Local Area Network: LAN)
- 距離の制限された高速のデータ通信ネットワークであり、多様なデータ処理リソースに接続され、そのリソースを共有できます。LANは、広域ネットワーク(Wide Area Network: WAN)とは対照的に、単一の物理サイト(1つ以上の建物)内に含まれるネットワークです。
- 「WAN」も参照。
- ローカル管理表領域(locally managed tablespaces)
- データ・ディレクトリから管理されていない表領域。エクステント管理について、システムによる自動決定にするか、すべてのエクステントを同一サイズにするか選択できます。従来のディクショナリ管理表領域と比較すると、大幅な柔軟性が得られます。
- 「Oracle Applications表領域モデル(Oracle Applications Tablespace Model)」も参照。
- ロード・バランス(load balancing)
- 特定の作業負荷を処理しているサーバーの中で最も負荷の軽いサーバーにタスクを配分する手順。
- ロールアップ・パッチ(rollup patch)
- 機能レベル(フレックスフィールドなど)、または特定の製品あるいはファミリ・リリース・レベル(Oracle Marketingなど)でのパッチの集合。
- ロールバック・セグメント(rollback segment)
- 従来、メディア・リカバリまたはトランザクション・ロールバック要求の際、データベースの変更を元に戻す(ロールバック)ために使用されたOracleデータベース・オブジェクトです。現在、Oracle9i およびそれ以降のデータベース・サーバー・リリースではかわりにUNDOセグメントが使用されています。
- 「UNDO表領域(undo tablespace)」も参照。
- ロールバック表領域(rollback tablespace)
- 従来、ロールバック・セグメント用に作成されていた表領域。現在、Oracle9i およびそれ以降のデータベース・サーバー・リリースではかわりにUNDO表領域が使用されています。
- 「UNDO表領域(undo tablespace)」も参照。
- ログイン(log in)
- ユーザーを認証し、オペレーティングシステム、またはOracleデータベース・サーバーやOracle E-Business Suiteなどのアプリケーションとの通信を確立するための連続処理を実行します。また、ユーザーの特定の権限に基づき、セッションに対して適切な特性を設定します。
- ワンオフ・パッチ(one-off patch)
- 単一の修正または拡張に対応するパッチ。このようなスタンドアロン・パッチは、集合バンドルが使用可能になる前に、修正や拡張がすぐに必要な場合にのみリリースされます。
- 依存製品(dependent product)
- ライセンスを取得していないが、完全にインストール済のApplications製品によりファイルが部分的に共有されるApplications製品。依存製品は、「共有製品(shared product)」とも呼ばれます。
- 一括更新(consolidated update)
- Rapid Installまたはメンテナンス・パック・アプリケーションの使用直後、インストールされる単一パッチに連結された、特定メンテナンス・リリース用の推奨パッチおよびロールアップの集合。
- 「メンテナンス・パック(maintenance pack)」および「Rapid Install」も参照。
- 一時表領域(temporary tablespace)
- SQL文が一時セグメントの作成を必要とするときに使用される表領域(索引の作成など)。
- 一般サービス管理(Generic Service Management: GSM)
- 一般サービス・プロセス用のフォルト・トレラント・フレームワーク。GSMでは、Oracle Applications Managerに組み込まれている集中管理コンソールを利用します。
- 「Oracle Applications Manager」も参照。
- 各国語サポート(National Language Support: NLS)
- Oracleの各国語サポート(NLS)により、ユーザーの母国語でデータを格納、処理および検索できます。これにより、データベース・ユーティリティやエラー・メッセージ、ソート・キー、日付、時間、通貨、数値およびカレンダの規則が、自動的に母国語や現地に適合します。
- 拡張子(extension)
- ファイルのタイプまたは使途を示すために使用する、ファイル名のドットの後の部分(接尾辞)。たとえば、拡張子.sqlはSQL*Plusスクリプトを示します。
- 環境ファイル(environment file)
- 環境変数を設定するコマンド・ファイル。UNIXが動作するサーバーにかぎり、環境ファイルを使用します。WindowsサーバーはかわりにWindowsレジストリを使用します。
- 「レジストリ(registry)」も参照。
- 環境設定(environment setting)
- インストールにおけるApplicationsおよびApplicationsプログラムの動作を制御するパラメータ。環境設定は、UNIXサーバーには環境変数として格納され、Windowsサーバーにはレジストリ・キーまたは環境変数として格納されます。
- 環境変数(environment variable)
- UNIXシェルにより保守される変数で、シェル内で動作するプログラムにより参照できます。環境変数は、多くのOracleプログラムやユーティリティで使用される値を保持します。Windowsでは、ドライブ、パスまたはファイル名などの環境情報からなる文字列であり、記号名と関連付けられています。コントロール パネルまたはWindowsコマンド・プロンプトで、Systemアプレットを使用して環境変数を定義できます。
- 監査証跡(audit trail)
- タイム・スタンプ、セッションIDおよびセッションで実行されたトランザクションを含む、すべてのログイン・レコード。許可されていないアクセスおよびアクティビティの特定に使用できます。
- 共有製品(shared product)
- 「依存製品(dependent product)」を参照。
- 元帳通貨(ledger currency)
- 取引記録およびOracle Applications会計データを主要元帳および副元帳を使用して記録するために使用する通貨。
- 「報告通貨(reporting currency)」も参照。
- 広域ネットワーク(Wide Area Network: WAN)
- 地理的に離れた地域を接続する通信ネットワーク。
- 「LAN」も参照。
- 構造化問合せ言語(Structured Query Language: SQL)
- リレーショナル・データベースのデータへのアクセスに使用する国際標準言語。
- 構文(syntax)
- コマンド、クオリファイアおよびパラメータが構成され、オペレーティング・システムまたはアプリケーション・プログラムに有効な指示を作成するために従うルール。
- 索引(index)
- 表と関連付けられたデータベース・オブジェクトであり、その表の行の位置を素早く特定するためにOracleデータベース・サーバーで使用されます。
- 自動UNDO管理(Automatic Undo Management: AUM)
- データベース機能の自動UNDO管理は、ロールバック表領域およびロールバック・セグメントではなく、UNDO表領域の使用に基づいています。
- 「ロールバック表領域(rollback tablespace)」、「ロールバック・セグメント(rollback segment)」および「UNDO表領域(undo tablespace)」も参照。
- 主要元帳(primary ledger)
- 業務を遂行するための財務諸表作成エンティティ。主要元帳は主要な記録管理元帳として機能し、特定の勘定体系、会計カレンダ、通貨および補助元帳会計処理基準を使用します。
- 「報告通貨(reporting currency)」も参照。
- 初期化パラメータ(initialization parameters)
- Oracleデータベースを構成する、初期化ファイルで定義されたパラメータ。このパラメータは、パフォーマンスを含むデータベース・アクティビティの多くの側面に影響を及ぼすため、一般にその値の変更は専門家の管理のもとでのみ行う必要があります。
- 証明ファイル(certificate file)
- デスクトップ・クライアントがJARファイルを認証するために使用する、信頼できるソースの識別情報が含まれています。証明ファイル内の情報により、デスクトップ・クライアントはJARファイルのデジタル署名を復号化できます。識別情報を検証してから、デスクトップ・クライアントにJARファイルをダウンロードして実行する必要があります。
- 「デジタル署名(digital signature)」および「JARファイル(JAR file)」も参照。
- 職責(responsibility)
- Oracle E-Business Suite内の機能の集合。各ユーザーには、該当の機能やデータにアクセスできる職責が1つ以上割り当てられています。
- 診断パッチ(diagnostic patch)
- 問題解決のためにOracleが必要とする追加情報を収集する目的で使用する特殊なパッチ。
- 制限モード(Restricted Mode)
- Applications管理者に、パッチ・セッションの進行表示など、権限が付与されているタスクの実行を許可する操作モード。
- 「保守モード(Maintenance Mode)」も参照。
- 製品グループ(product group)
- 単一のOracle Application Object Libraryスキーマにより相互にリンクが設定されたOracle Applications製品スキーマ一式。
- 設定データ(setup data)
- 事業所、運送条件および支払条件などの会社固有の構成データ。最初にOracle Applications製品を構成するときにこのデータを作成します。
- 相互運用性パッチ(interoperability patch)
- たとえば、Oracle Single Sign-Onとの統合を可能にするなど、テクノロジ・スタックの新バージョン付属Oracle Applications製品を使用可能にするために必要なパッチです。
- 帯域幅(bandwidth)
- 一定時間のネットワーク接続を介して送信できるデータの量。ビット/秒(bps)で測定されます。ネットワークのスピードと容量は、帯域幅と待ち時間の両方に依存して決定されます。
- 「待ち時間(latency)」も参照。
- 待ち時間(latency)
- ネットワーキングで、データのパケットをソースから目的地へ伝送するためにかかる時間。ネットワークの速度の目安。
- 「帯域幅(bandwidth)」も参照。
- 短縮名(short name)
- Oracle Applications製品の短縮形(Purchasingに対しpoなど)。
- 内部コンカレント・マネージャ(internal concurrent manager)
- 他のすべてのコンカレント・マネージャ・プロセスに対する要求をモニター、制御および分配する専用コンカレント・マネージャ・プロセス。
- 「コンカレント・マネージャ(concurrent manager)」も参照。
- 表(table)
- リレーショナル・データベース管理システムの記憶域の基本単位。表はエンティティおよび関連を表しており、1つ以上の情報単位(行)で構成されます。各情報単位には、同じ種類の値(列)が含まれます。
- 表領域(tablespace)
- 関連する論理構造をグループ化するOracleデータベースの記憶域単位。従来、各Oracle Applications製品のデータベース表に対して1つ、索引に対してもう1つの表領域が必要でした。リリース12では、はるかに少ない表領域を使用するOracle Applications表領域モデルが使用されています。
- 「Oracle Applications表領域モデル(Oracle Applications Tablespace Model)」も参照。
- 副元帳(secondary ledger)
- 主要元帳と関連付けられているオプションの追加元帳。副元帳は、主要元帳のデータを、勘定体系、会計カレンダ/期間タイプ組合せ、通貨および補助元帳会計処理基準の1つ以上の点で主要元帳とは異なる別の会計表示で表すために使用できます。
- 複数組織(Multi-Org)
- 「複数組織アーキテクチャ(Multiple Organization Architecture)」を参照。
- 複数組織アーキテクチャ(Multiple Organization Architecture)
- 任意の数の組織および様々な元帳をサポートできる、Oracle Applications製品の単一インストール。製品スキーマに含まれるデータはすべての組織を対象としており、表内のORG_ID列によりパーティション化されています。
- 分散コンカレント処理(distributed concurrent processing)
- 「パラレル・コンカレント処理(parallel concurrent processing)」を参照。
- 分散ディレクトリ構造(distributed directory structure)
- 1つのファイル・システムのディスク領域が不十分で、すべてのApplications製品ファイルをインストールできないとき、Applications製品ファイルが複数のファイル・システムにインストールされた状態。
- 並行性(concurrency)
- マルチ・ユーザーによる、同一データへの同時アクセス。
- 保守モード(Maintenance Mode)
- Oracle Applicationsシステムがパッチ・アクティビティを行う場合にのみアクセスできる操作モード。保守モード・ステータスは、Oracle Applications Manager内から管理されます。
- 「制限モード(Restricted Mode)」も参照。
- 報告通貨(Reporting Currencies)
- 補助元帳、仕訳および残高のいずれかのレベルの会計データを、複数の通貨で作成、保守および報告できるOracle Applications機能。
- 報告通貨(reporting currency)
- 元帳通貨以外で、報告するときに必要な通貨。報告通貨はソース元帳(主要元帳または副元帳)と同じ勘定体系および会計カレンダを共有しますが、通常、異なる通貨を使用します。報告通貨により、使用している主要元帳または副元帳とは異なる通貨での報告が可能です。
- 「元帳通貨(ledger currency)」も参照。
- 予約語(reserved word)
- ENDなど、コンピュータ・プログラムに対して特別な意味を持つ語。Oracle Applicationsに統合されているカスタムビルト・プログラムでは、予約語を使用しないでください。

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