ヘッダーをスキップ

Oracle Applicationsフレックスフィールド・ガイド
リリース12
E05658-01
目次へ
目次
前へ
前へ
次へ
次へ

はじめに

対象読者

『Oracle Applicationsフレックスフィールド・ガイド リリース12』へようこそ。

このマニュアルは、次の実務上の知識があることを前提としています。

Oracle Applicationsの使用経験がない場合は、Oracle Universityの研修サービスで提供されているOracle Applicationsの研修クラスを1つ以上受講することをお薦めします。

Oracle Applications製品情報の詳細は、「関連情報ソース」を参照してください。

Oracleサポート・サービスへのTTYアクセス

アメリカ国内では、Oracleサポート・サービスへ24時間年中無休でテキスト電話(TTY)アクセスが提供されています。TTYサポートについては、(800)446-2398にお電話ください。

ドキュメントのアクセシビリティについて

オラクル社は、障害のあるお客様にもオラクル社の製品、サービスおよびサポート・ドキュメントを簡単にご利用いただけることを目標としています。オラクル社のドキュメントには、ユーザーが障害支援技術を使用して情報を利用できる機能が組み込まれています。HTML形式のドキュメントで用意されており、障害のあるお客様が簡単にアクセスできるようにマークアップされています。標準規格は改善されつつあります。オラクル社はドキュメントをすべてのお客様がご利用できるように、市場をリードする他の技術ベンダーと積極的に連携して技術的な問題に対応しています。オラクル社のアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイトhttp://www.oracle.com/accessibility/を参照してください。

ドキュメント内のサンプル・コードのアクセシビリティについて

スクリーン・リーダーは、ドキュメントのコード例を正しく読み込まない場合があります。コード表記規則では、閉じカッコのみを行に記述する必要があります。しかし一部のスクリーン・リーダーはカッコのみの行を読まない場合があります。

外部Webサイトのドキュメントのアクセシビリティについて

このドキュメントにはオラクル社およびその関連会社が所有または管理しないWebサイトへのリンクが含まれている場合があります。オラクル社およびその関連会社は、それらのWebサイトのアクセシビリティに関しての評価や言及は行っておりません。

このマニュアルの構成

1 フレックスフィールドの概念
2 キー・フレックスフィールドの計画と定義
3 付加フレックスフィールドの計画と定義
4 値および値セット
5 その他のフレックスフィールド機能
6 Oracle Applicationsにおけるキー・フレックスフィールド
7 標準要求発行の使用
8 フレックスフィールド・データのレポート
9 キー・フレックスフィールド・ルーチンの構文
10 勘定科目ジェネレータ
A ビジネス・ビュー・ジェネレータ

関連情報ソース

このマニュアルは、リリース12のメディア・パックに同梱されているOracle Applications Documentation Libraryに収録されています。http://otn.oracle.com/documentationのOracle Technology Networkからソフトコピー・マニュアルをPDFファイルとしてダウンロードできます。Oracle Applicationsリリース12のドキュメント・ライブラリには、リリース間で大幅に内容の変更されたドキュメントなど、最新情報が収録されています。このマニュアルの変更の完全な詳細が必要な場合は、OracleMetaLinkの仮想ドキュメント・ライブラリから改訂バージョンが入手できます。

Oracle Applicationsリリース12の全マニュアルのリストは、OracleMetaLinkドキュメント394692.1の『Oracle Applications Documentation Resources』を参照してください。

このマニュアルで他のOracle Applicationsマニュアルに言及している場合は、リリース12のマニュアルのみを使用してください。

関連ドキュメント

次の関連マニュアルが必要です。特定のインストールの要件によっては、追加のマニュアルが必要な場合もあります。

『Oracle Applications概要』

このマニュアルは、Oracle E-Business Suiteリリース12をデプロイする予定か、または設定に重要な変更を加えることを考えているユーザーが対象です。このマニュアルでは、Oracle Applicationsのアーキテクチャおよびテクノロジ・スタックを説明した後、戦略的トピックに焦点を当て、特定の目標を達成するために必要な処理の概要、および有効なインストールと設定の選択について説明されます。

『Oracle Applications開発者ガイド』

このマニュアルには、Oracle Applicationsの開発スタッフが従っているコーディング標準が含まれています。『Oracle Applicationsフォーム・ベース製品のユーザー・インタフェース標準』に記載されているOracle Applicationsユーザー・インタフェースの実装に必要なOracle Application Object Libraryコンポーネントについて説明されています。また、フォームをOracle Applicationsと統合できるように、カスタムのOracle Forms Developerフォームを作成するための参考情報も記載されています。

『Oracle Applicationsシステム管理者ガイド』マニュアル・セット

このマニュアル・セットでは、Oracle Applicationsシステム管理者のための計画および関連情報が提供されます。『Oracle Applicationsシステム管理者ガイド - 構成』には、コンカレント・プログラムおよびマネージャの定義、Oracle Applications Manager機能の有効化、プリンタおよびオンライン・ヘルプの設定を含むシステム構成ステップに関する情報が記載されています。『Oracle Applicationsシステム管理者ガイド - メンテナンス』には、Oracle Applications Managerによるシステムのモニタリング、コンカレント・マネージャおよびレポートの管理、診断ユーティリティの使用、プロファイル・オプションの管理、アラートの使用など、頻繁に使用するタスクに関する情報が記載されています。『Oracle Applicationsシステム管理者ガイド - セキュリティ』では、ユーザー管理、データ・セキュリティ、機能セキュリティ、監査、セキュリティ構成について説明されています。

『Oracle Applicationsユーザーズ・ガイド』

このマニュアルでは、Oracle Applicationsのユーザー・インタフェース(UI)を使用したナビゲーション、データ入力、問合せ、およびレポートの実行の方法が説明されています。また、ユーザー・プロファイルの設定、コンカレント要求の実行と検討に関する情報も記載されています。

『Oracle General Ledgerインプリメンテーション・ガイド』

このマニュアルでは、Oracle General Ledgerの実装方法が説明されています。会計フレックスフィールドや勘定科目、カレンダの設定方法など、アプリケーションの使用時に必要となる実装ステップを理解できます。

『Oracle General Ledgerユーザーズ・ガイド』

このマニュアルでは、Oracle General Ledgerの使用方法が説明されています。元帳、元帳通貨、予算、仕訳の作成および維持方法を習得できます。また、会計レポートの実行に関する情報も記載されています。

『Oracle Workflow開発者ガイド』

このマニュアルでは、新規のワークフロー・ビジネス・プロセスを定義して、既存のOracle Applications埋込みワークフロー・プロセスをカスタマイズする方法が説明されています。また、ビジネス・イベントとイベント・サブスクリプションを定義およびカスタマイズする方法も説明されています。

『Oracle Workflowユーザーズ・ガイド』

このマニュアルでは、ユーザーがワークフロー通知を表示して応答する方法と、ワークフロー・プロセスの進行をモニターする方法が説明されています。

『Oracle Workflow APIリファレンス』

このマニュアルでは、Oracle Workflowにアクセスする開発者および管理者向けのAPIについて説明されています。

『Oracle XML Publisher Report Designer's Guide』

Oracle XML Publisherは、テンプレート・ベースのレポーティング・ソリューションで、様々なビジネスのニーズに対応する多様な出力を生成するために、RTFまたはPDF形式のテンプレートを使用してXMLデータをマージします。設計ツールとしてMicrosoft WordまたはAdobe Acrobatを使用して、Oracle E-Business Suiteからピクセル・パーフェクト・レポートを作成できます。このマニュアルを使用して、レポート・レイアウトを設計します。

『Oracle XML Publisher Administration and Developer's Guide』

Oracle XML Publisherは、テンプレート・ベースのレポーティング・ソリューションで、様々なビジネスのニーズに対応する多様な出力を生成するために、RTFまたはPDF形式のテンプレートを使用してXMLデータをマージします。出力には、PDF、HTML、Excel、RTFおよびeText(EDIおよびEFT取引用)があります。Oracle XML Publisherを使用して、既存のE-Business Suiteレポート・データに基づくレポートが生成できるほか、Oracle XML Puiblisherのデータ抽出エンジンを使用して独自の問合せを作成できます。また、Oracle XML Publisherでは、Eメールでのレポート、FAX、安全なFTP、プリンタ、WebDavなどの送信を管理する強固なAPIセットが提供されます。このマニュアルでは、Oracle XML Publisherの設定および管理方法、またカスタム・ソリューションを構築するためのAPIの使用方法について説明します。

Integration Repository

Oracle Integration RepositoryはOracle E-Business Suiteにより表示されるサービスのエンドポイントに関する情報をまとめたものであり、Oracle E-Business Suiteのビジネス・サービス・インタフェースの完全カタログを提供します。ツールを使用して任意のシステム、アプリケーションまたはビジネス・パートナとの統合のための適切なビジネス・サービス・インタフェースを簡単に検出して配置できます。

Oracle Integration Repositoryは、Oracle E-Business Suiteに同梱されています。インスタンスにパッチが適用されると、リポジトリは、ユーザーの環境にあるインタフェースの正確な改訂に対応する適切なコンテンツで自動的に更新されます。

データベース・ツールによるOracle Applicationsデータの変更の禁止

特に指示されている場合を除き、SQL*Plus、Oracle Data Browser、データベース・トリガーまたはその他のツールを使用して、Oracle Applicationsデータを変更しないことをお薦めします。

オラクル社では、Oracleデータベースへの情報の作成、格納、変更、検索および保守に使用できる強力なツールを提供します。ただし、SQL*PlusのようなOracleツールを使用してOracle Applicationsデータを変更すると、データの整合性が損なわれたり、データの変更を監査できなくなるおそれがあります。

Oracle Applicationsの表は相互に関連付けられているので、Oracle Applicationsを使用して表を変更すると、一度に多数の表が更新されます。しかし、Oracle Applicationsを使用せずにOracle Applicationsデータを変更すると、1つの表のある行を変更した場合に、関連する表で反映させる必要のある変更が行われないことがあります。各表を相互に同期させていないと、誤った情報を検索したり、Oracle Applicationsで予測できない結果が生じる可能性があります。

Oracle Applicationsを使用してデータを変更すると、その変更が有効であるかどうかがOracle Applicationsにより自動的にチェックされます。Oracle Applicationsは、情報を変更したユーザーを記録することもできます。データベース・ツールを使用してデータベース表に情報を入力すると、無効な情報が格納されることがあります。また、SQL*Plusや他のデータベース・ツールを使用したときは、変更履歴が記録されないため、情報の変更者を追跡できなくなります。