Oracle Applicationsシステム管理者ガイド

概要

この付録には、Oracle E-Business Suiteリリース12環境でのOracle Application Serverの使用に関する文書がリストされています。

Oracle E-Business SuiteでのOracle Application Server 10gの使用

Oracle E-Business Suiteリリース12では、Oracle Application Server 10gがテクノロジ・スタックのコアとして使用されます。またオプションで、Oracle E-Business Suiteリリース12とともにOracle Discoverer、Oracle Internet Directory、Oracle PortalおよびOracle Single Sign-Onを配置できます。

オプションでApplication Serverコンポーネントを使用すると、次のような利点があります。

分散アーキテクチャによるパフォーマンス、スケーラビリティ、高可用性
単一の企業ポータルから、複数のリリース12インスタンスで実行しているWebプロバイダへの接続機能
すべてのリリース12アプリケーションにおける一貫したシングル・サインオンのサポート
個別のユーザー属性用の選択カーディナリティを持つ、Oracle Internet DirectoryとFND_USER間の双方向同期化
Oracle Internet Directoryでのシングル・サインオン・ユーザーIDとリリース12のユーザーIDが異なる環境での即時リンク・サポート
シングル・サインオン・ユーザーIDが1つ以上のリリース12のユーザーIDと関連付けられている環境での一対多サポート
サードパーティのシングル・サインオン・サービス（Netegrity、Entrustなど）およびLDAP V.3ディレクトリ（SunONE/iPlanet、Microsoft Active Directoryなど）との統合
Oracle Integrationによるサードパーティおよびレガシー・アプリケーションとの統合

Oracle E-Business Suiteリリース12でのOracle Single Sign-Onの統合オプションの詳細は、『Oracle Applicationsシステム管理者ガイド - セキュリティ』を参照してください。

Oracle E-Business SuiteでのOracleAS 10gの使用の詳細は、OracleMetaLinkの次の文書を参照してください。

Note 376811.1 - Using Oracle Application Server 10g with Oracle E-Business Suite Release 12
Note 380483.1 - Integrating Oracle E-Business Suite Release 12 with Oracle Internet Directory and Oracle Single Sign-On
Note 380484.1 - Using Oracle Portal 10g with Oracle E-Business Suite Release 12
Note 380486.1 - Installing and Configuring Web Cache 10g and Oracle E-Business Suite 12
Note 373634.1 - Using Discoverer 10.1.2 with Oracle E-Business Suite Release 12