Oracle Payablesインプリメンテーション・ガイド リリース12 E05606-01 | ![]() 目次 | ![]() 前へ | ![]() 次へ |
Payables機能に対するアクセスを制御するには、機能セキュリティを使用します。
各Payablesフォームは、1つ以上のビジネス機能を実行します。機能はアプリケーションの機能の一部で、Payables職責に対する機能の割当または除外を目的に、一意の名称で登録されます。
Payablesには、買掛/未払金管理マネージャ、買掛/未払金照会、買掛/未払金パージの3つの事前定義された職責が組み込まれており、各職責には事前登録済の独自の機能セットが割り当てられています。システム管理者は、追加機能を登録できます。また、既存の職責に対する新規機能の割当や削除で職責をカスタマイズしたり、新規職責を作成して職責をカスタマイズできます。
機能には、フォームとサブ機能の2種類があります。
フォーム: Oracle Formsのフォーム(請求書ワークベンチなど)はフォームによって起動されます。フォームには、ナビゲータを使用してナビゲートできます。
サブ機能: サブ機能はフォームの機能のサブセットです。つまり、サブ機能はフォーム内から実行される機能です。
サブ機能は、多くの場合、フォーム上のボタンまたは他のグラフィカル要素に関連付けられています。たとえば、「請求書」ウィンドウ・フォームで、「請求書処理」ウィンドウへのアクセスを制限するとします。この場合、関連するサブ機能名が自分の職責に割り当てられていないすべてのユーザーには、「処理」ボタンが表示されません。
サブ機能には、ナビゲータからナビゲートできません。
システム管理者は、「機能セキュリティ・メニュー・レポート」要求セットを発行できます。この要求セットには、機能セキュリティ機能レポートが含まれており、事前シード済の職責に割り当てられているPayables機能の完全なリストが示されています。
関連項目
『Oracle Applicationsシステム管理者ガイド』の機能セキュリティの概要に関する項
『Oracle Applicationsシステム管理者ガイド』の機能セキュリティの動作方法に関する項
『Oracle Applicationsシステム管理者ガイド』の機能セキュリティの実装に関する項
『Oracle Applicationsシステム管理者ガイド』の新規メニュー体系の定義に関する項