Oracle Payablesインプリメンテーション・ガイド リリース12 E05606-01 | ![]() 目次 | ![]() 前へ | ![]() 次へ |
Oracle Payablesのレコードには、アプリケーション・データの図示や明確化のために、補足ファイル(イメージ、ワード処理文書、スプレッドシートまたはビデオなど)を添付できます。たとえば、請求書に受注した品目の写真を添付できます。この機能は、次の表に示すPayablesの各ウィンドウで使用できます。
ペーパー・クリップのようなツールバーの「添付」アイコンは、ウィンドウで添付機能が有効になっているかどうかを示します。このアイコンが淡色表示されている場合、添付機能は使用できません。ウィンドウで添付機能が有効になっている場合、このアイコンにはペーパー・クリップがはっきりと表示されます。現在のレコードに少なくとも1つの添付がある場合、このアイコンは紙をはさんたペーパー・クリップになります。この機能が有効になっているウィンドウでは、「添付」アイコンを選択して「添付」ウィンドウをオープンし、現在のレコードに添付を追加したり、レコードに関する既存の添付を表示できます。
「添付」ウィンドウで添付を追加する場合は、その文書の文書カテゴリを指定します。この文書カテゴリによって、その文書を表示するOracle Applicationsウィンドウが決定されます。たとえば、Purchasingユーザーは、「買掛管理へ」カテゴリを使用する文書を受注に添付できます。これによって、その受注をPayablesで照合するときに、照合ウィンドウでその添付を表示できます。
次の表に、Payablesの各ウィンドウで使用される文書カテゴリを示します。文書カテゴリがウィンドウで使用される場合は、「Yes」で示します。添付は、レコードのみを対象として作成されることに注意してください。たとえば、文書カテゴリが両方のウィンドウでサポートされていても、仕入先の「その他」タイプの添付は「請求書」ウィンドウに表示できません。これは、「請求書」ウィンドウでは、添付が作成された仕入先レコードではなく、請求書レコードを表示するためです。
Payablesウィンドウ | 社内請求 | その他 | 購買担当へ | 買掛管理へ | 受入担当へ | 仕入先へ | 仕入先から |
---|---|---|---|---|---|---|---|
仕入先 | N/A | Yes | Yes | N/A | Yes | Yes | N/A |
仕入先サイト | N/A | Yes | Yes | N/A | Yes | Yes | N/A |
請求書 | Yes | Yes | N/A | Yes | N/A | Yes | Yes |
請求書概要 | N/A | Yes | N/A | N/A | N/A | N/A | Yes |
発注照合 | N/A | N/A | N/A | Yes | N/A | N/A | N/A |
受入との照合 | N/A | N/A | N/A | Yes | N/A | N/A | N/A |
支払概要 | N/A | Yes | N/A | N/A | N/A | N/A | N/A |
支払 | N/A | Yes | N/A | N/A | N/A | N/A | N/A |
添付機能の詳細および「添付」ウィンドウの使用方法については、『Oracle Applicationsユーザーズ・ガイド』の添付に関する項を参照してください。