ハードウェアカウンタオーバーフローのプロファイルに関する制限事項
ハードウェアカウンタオーバーフローのプロファイルによる実行時のひずみと実行時間の拡大
Java プログラミング言語で書かれたアプリケーションの実行時のひずみと実行時間の拡大
-h counter_definition_1...[, counter_definition_n]
collect ユーティリティーによる動作中のプロセスからのデータの収集
collect ユーティリティーを使用して動作中のプロセスからデータを収集する
Solaris プラットフォームで dbx を使用して実行中のプロセスからデータを収集する方法
デフォルトでは、collect は ELF 実行可能ファイルをターゲットとする必要があり、このことを確認するためにターゲットをチェックします。ただし、このチェック機能を無効にして、ターゲットとして指定するスクリプト上で collect を実行することができます。
注 - スクリプトプロファイリングは、試験段階の機能です。この実装は、以降のリリースで変更される可能性があります。
スクリプトをプロファイルするには、まず、環境変数 SP_COLLECTOR_SKIP_CHECKEXEC を設定して、ELF 実行可能ファイルのチェックを無効にします。
デフォルトでは、データは、スクリプトを実行するために起動したプログラムと、すべての派生プロセスで収集されます。特定のプロセスのみデータを収集するには、-F フラグを使用して、追跡する実行機能ファイルの名前を指定します。たとえば、スクリプト foo.sh をプロファイルするが、実行可能ファイル bar から主にデータを収集する場合は、次のコマンドを使用します。
csh の場合:
% setenv SP_COLLECTOR_SKIP_CHECKEXEC % collect -F =bar foo.sh
sh の場合:
$ export SP_COLLECTOR_SKIP_CHECKEXEC $ collect -F =bar foo.sh
スクリプトを実行するために起動した初期プロセスと、そのスクリプトから派生したすべての bar プロセスからデータを収集し、その他のプロセスからはデータを収集しません。