製品のインストールが完了したら、すぐに使用を開始できます。また、製品をパスに追加して、簡単に実行できるようにします。
この章には、以下に関する情報があります。
次の手順に、Windowsの「スタート」メニューおよびコマンドラインでのJRockit Mission Control Clientの起動方法を示します。
注意: JRockit Mission Control Clientは、Oracle JRockit Mission Controlが同梱されたOracle JRockit JDK製品をインストールした場合にのみ利用できます。 |
Windowsの「スタート」メニューでJRockit Mission Control Clientを起動するには、次の手順を実行します。
「スタート」、「すべてのプログラム」の順にクリックします。
「public_product_name_version」、「public_jrmc_name_version」の順に選択します。たとえば、「Oracle JRockit JDK R28.2 for Java SE 6 with JRMC 4.1.0 (32-bit)」、「Oracle JRockit Mission Control 4.1.0」の順に選択します。
コマンドラインでのJRockit Mission Control Clientの起動は、WindowsおよびLinuxのどちらでも実行できます。
Windowsプラットフォーム用のコマンド:
注意: この例では、Windowsコマンド・プロンプト(DOS)または互換コマンド・シェルを使用していることを前提としています。 |
product_install_dir\bin\jrmc.exe
LinuxおよびSolarisプラットフォーム用のコマンド:
注意: この例では、UNIX bashシェルまたは互換コマンド・シェルを使用していることを前提としています。 |
product_install_dir/bin/jrmc
Oracle JRockit Mission Control 4.1以降、WindowsではJRockitフライト・レコーダ・ファイル(.jfr
ファイル)はデフォルトでJRockit Mission Control Client内に開きます。
他のプラットフォームでJRockitフライト・レコーダ・ファイルを開くには、次のコマンドを実行します。
product_install_dir/bin/jrmc
-open recording.jfr
製品のインストールが完了したら、製品をパスに追加して、簡単に実行できるようにします。
Windowsプラットフォーム用のコマンド:
注意: この例では、Windowsコマンド・プロンプト(DOS)または互換コマンド・シェルを使用していることを前提としています。 |
set PATH=
product_install_dir\bin;%PATH
%
LinuxおよびSolarisプラットフォーム用のコマンド:
注意: この例では、UNIX bashシェルまたは互換コマンド・シェルを使用していることを前提としています。 |
set PATH=
product_install_dir/bin:$PATH
各製品インストール・ディレクトリは、Oracleホームとしても機能し、追加の製品をOracle Central Inventoryに登録できます。Central Inventoryには同一ホストにインストールされたすべてのOracle製品に関する情報が格納され、Oracle Universal Installerの実行により管理できます。
注意: 例の中のOracleホーム名は、同じホストにインストールされたすべてのOracle製品間で一意である必要があります。この名前は、製品のデフォルト・インストール・ディレクトリ名のダッシュをアンダースコアに置換し、製品バージョン番号のドットを削除し、アーキテクチャ名を追加することで取得されます。 |
次の例ではOracle Universal Installerがすでに別のOracle製品の一部として直接的または間接的にインストールされていることを前提としています。Oracle Universal Installerの起動方法の詳細は、以下を参照してください。
http://download.oracle.com/docs/cd/B28359_01/em.111/b31207/oui4_product_install.htm#i1005879
製品のインストールが完了したら、Oracle Universal Installerを使用してCentral Inventoryにアタッチできます。
Windowsプラットフォーム用のコマンド:
注意: この例では、Windowsコマンド・プロンプト(DOS)または互換コマンド・シェルを使用していることを前提としています。 |
setup.exe -noconsole -attachHome
product_install_dir
ORACLE_HOME=""
product_home_name
ORACLE_HOME_NAME=""
LinuxおよびSolarisプラットフォーム用のコマンド:
注意: この例では、UNIX bashシェルまたは互換コマンド・シェルを使用していることを前提としています。 |
./runInstaller -attachHome
product_install_dir
ORACLE_HOME=""
product_home_name
ORACLE_HOME_NAME=""
製品をアンインストールする前に、Central Inventoryからデタッチする必要があります。
Windowsプラットフォーム用のコマンド:
注意: この例では、Windowsコマンド・プロンプト(DOS)または互換コマンド・シェルを使用していることを前提としています。 |
setup.exe -noconsole -detachHome
product_install_dir
ORACLE_HOME=""
product_home_name
ORACLE_HOME_NAME=""
LinuxおよびSolarisプラットフォーム用のコマンド:
注意: この例では、UNIX bashシェルまたは互換コマンド・シェルを使用していることを前提としています。 |
./runInstaller -detachHome
product_install_dir
ORACLE_HOME=""
product_home_name
ORACLE_HOME_NAME=""