用途
vault
コマンドは、1回かぎりのオンデマンド・ボールティング・スキャンを実行する場合に使用します。
構文
vault::=
vault [ --select/-S select_criterion[, select_criterion]... [ --quiet/-q ] [ --at/-a date-time ] [ --priority/-p schedule-priority ] [ --restrict/-r restriction[,restriction]... ] [ --expires/-x duration ] ]...
意味
ボールティング・スキャンを1つまたは複数のメディア・ファミリに制限します。
ボールティング・スキャン・ジョブがスケジューラにディスパッチされたとき、ジョブIDまたはステータス情報が表示されないように指定します。
ボールティング・スキャンを実行する日付と時刻を指定します。日付と時刻を指定しない場合、ボールティング・スキャンが即時に実行されます。
date-time
プレースホルダの詳細は、「date-time」を参照してください。
ボールティング・スキャンにスケジュールの優先度を割り当てます。
schedule-priority
プレースホルダの詳細は、「schedule-priority」を参照してください。
ボールティング・スキャンの間にスキャンする場所を指定します。場所がACSLSライブラリに一致する場合、このオプションにより、メディアの取出しに使用されるカートリッジのアクセス・ポイントも指定します。制限は、次のどの書式でも指定できます。
location
location@capname
@capname
有効期間を指定します。このオプションを指定すると、トリガーの時間からduration
が経過するまでに処理されていないボールティング・スキャンは期限切れになります。
duration
プレースホルダの詳細は、「duration」を参照してください。