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Oracle Business Intelligence Applications Informatica PowerCenterユーザーのためのアップグレード・ガイド
リリース7.9.6.2
B61367-01
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C インデックスの削除および作成のためのスクリプトの生成と実行

この付録では、リリース7.9.6.2へのアップグレード時にインデックスを削除するためのスクリプトとインデックスを作成するためのスクリプトの生成および実行の手順について説明します。

この付録の内容は次のとおりです。

C.1 インデックスの削除および作成のためのスクリプトの生成

この項では、インデックスを削除するためのスクリプトおよびETLインデックスとクエリー・インデックスを作成するためのスクリプトの生成手順について説明します。この手順は、リリース7.9.6.2へのアップグレード時に適用できます。

インデックスを削除するためのスクリプトおよびインデックスを作成するためのスクリプトを生成するには:

  1. OracleBI\dwrep\Upgrade\CTLFilesフォルダに移動します。

  2. UPGRADE_7961_to_7962_<source system>.txtファイルを開きます。このファイルには、このリリースでアップグレードされたデータ・ウェアハウス・テーブルのリストが記載されています。

  3. テキスト・エディタを開き、UPGRADE_7961_to_7962_<source system>.txtの内容をコピーして新しいファイルに貼り付けます。

    テーブル名はカンマ(,)で区切られていることに注意してください。

  4. カンマ(,)を検索し、ORで置き換えます。

    ORの前後には必ず空白が1つだけ入るようにしてください。テキスト文字列の形式は次のようになります。

    table_1 OR table_2 OR table_3 OR table_4

    次に例を示します。

    W_POSITION_D OR W_PURCH_COST_F OR W_EXPENSE_F OR W_PURCH_CYCLE_LINE_A OR W_ORA_GL_LINKAGE_INFO_REVN_TMP OR W_POSITION_DH

  5. アップグレード元のリリース用のDACリポジトリを開きます。たとえば、リリース7.9.6.1からリリース7.9.6.2にアップグレードする場合、リリース7.9.6.1のDACリポジトリを開く必要があります。

  6. DACツールバーのドロップダウン・リストで、適切なソース・システム・コンテナを選択します。

  7. Design→Indicesタブをクリックします。

  8. 上部のペインのツールバーで、Queryをクリックします。

    上部のペイン・ウィンドウでは、Queryモードと表示されます。

  9. テキスト文字列を、手順5で作成したテキスト・ファイルからTable Nameフィールドにコピーします。

  10. Goをクリックします。

  11. クエリー結果の一覧で、右クリックし、Generate Index Scriptsを選択します。

  12. All records in the listを選択します。

  13. Generate Index Scriptsダイアログ・ボックスで、次のいずれかを実行します。

    • 事前設定済の物理データ・ソース接続に基づいてインデックス・スクリプトを生成するには、Use source informationチェック・ボックスを選択し、ドロップダウン・リストから適切な物理データ・ソース接続を選択します。

    • データ・ウェアハウス・データベースのタイプに基づいてインデックス・スクリプトを生成するには、Use source informationチェック・ボックスの選択を解除し、適切なデータベース・タイプを選択します。

      データベース・タイプがOracleである場合には、テーブルの所有者を入力し、オプションで、インデックスが削除および作成される表領域を入力します。

      データベース・タイプがSQL Server、DB2またはTeradataである場合は、テーブルの所有者を入力します。

  14. OKをクリックします。

    メッセージ・ボックスに、スクリプトが正常に生成されたかどうかが示されます。\bifoundation\dac\log\scriptsフォルダに、次のスクリプトが保存されます。

    • dropAllIndexes.sql

    • createETLIndexes.sql

    • createQueryIndexes.sql

C.2 すべてのインデックスの削除のためのスクリプトの実行

この項では、リリース7.9.6.2へのアップグレード時にすべてのインデックスを削除するdropAllIndexes.sqlスクリプトの実行手順について説明します。この手順を実行する前に、第C.1項「インデックスの削除および作成のためのスクリプトの生成」で説明されているように、まずスクリプトを生成する必要があります。

すべてのインデックスを削除するためのスクリプトを実行するには:

  1. データベースタイプに対応するSQLクライアントを起動します。

  2. \bifoundation\dac\log\scriptsフォルダにナビゲートします。

  3. dropAllIndexes.sqlファイルを開いて、ファイルの内容をSQLクライアントにコピーします。

  4. スクリプトを実行します。

C.3 ETLおよびクエリー・インデックスの作成のためのスクリプトの実行

この項では、リリース7.9.6.2へのアップグレード時にインデックスを作成するcreateETLIndexes.sqlスクリプトおよびcreateQueryIndexes.sqlスクリプトの実行手順について説明します。この手順を実行する前に、第C.1項「インデックスの削除および作成のためのスクリプトの生成」で説明されているように、まずスクリプトを生成する必要があります。

ETLインデックスおよびクエリー・インデックスを作成するためのスクリプトを実行するには:

  1. データベースタイプに対応するSQLクライアントを起動します。

  2. \bifoundation\dac\log\scriptsフォルダにナビゲートします。

  3. 実行しているアップグレード手順に応じて、createETLIndexes.sqlスクリプトまたはcreateQueryIndexes.sqlスクリプトを開きます。

    注意: Informaticaワークフローの実行前はcreateETLIndexes.sqlスクリプトを、Informaticaワークフローの実行後はcreateQueryIndexes.sqlスクリプトを実行する必要があります。

  4. SQLスクリプトの内容をSQLクライアントにコピーします。

  5. スクリプトを実行します。