E reset_infa_seq_gen.batファイル用のデータベース固有のパラメータ設定

この付録の内容は次のとおりです。

• 第E.1項「ベースのInformaticaリポジトリ上でのreset_infa_seq_gen.batファイルの実行」

• 第E.2項「アップグレードInformaticaリポジトリ上でのreset_infa_seq_gen.batファイルの実行」

E.1 ベースのInformaticaリポジトリ上でのreset_infa_seq_gen.batファイルの実行

この項の内容は次のとおりです。

• 第E.1.1項「ベースのInformaticaリポジトリ上でのreset_infa_seq_gen.batファイル用の値の入力」

• 第E.1.2項「W_ORG_DからのROW_WIDの取得」

E.1.1 ベースのInformaticaリポジトリ上でのreset_infa_seq_gen.batファイル用の値の入力

次の手順に従って、reset_infa_seq_gen.batファイル用の値を入力し、ベースのInformaticaリポジトリ（たとえば、Oracle_BI_DW_Base.rep）上で増分実行するために、Informatica Sequence Generatorを初期化します。

1. OracleBI\dwrep\Upgrade\DbScripts\<database type>フォルダにナビゲートします。

2. reset_infa_seq_gen.batファイルを起動します。

3. 環境を反映した適切なパラメータ値を入力します。パラメータはデータベース固有です。次のいずれかの表を参照してください。

• 表E-1「reset_infa_seq_gen.bat用のOracleデータベース・パラメータの設定」

• 表E-2「reset_infa_seq_gen.bat用のSQL Serverデータベース・パラメータの設定」

• 表E-3「reset_infa_seq_gen.bat用のIBM DB2データベース・パラメータの設定」

• 表E-4「reset_infa_seq_gen.bat用のTeradataデータベース・パラメータの設定」

この手順を完了したら、第E.1.2項「W_ORG_DからのROW_WIDの取得」に進みます。必ず第E.1.2項「W_ORG_DからのROW_WIDの取得」の手順を完了してから、reset_infa_seq_gen.batを実行してください。

ベースのInformaticaリポジトリ用のOracleデータベース・パラメータの設定

表E-1 reset_infa_seq_gen.bat用のOracleデータベース・パラメータの設定

パラメータ	設定
OLAP USERNAME	データ・ウェアハウス・データベースのユーザーIDを入力します。
OLAP PASSWORD	データ・ウェアハウス・データベースの接続文字列（ユーザーIDとパスワードの組合せ）を入力します。
INFORMATICA SERVER ADDRESS	Informatica Serverのホスト・アドレスを入力します。
INFORMATICA DATABASE TNSENTRY	Informatica Serverデータベース用のTNSエントリを入力します。
INFORMATICA DB USERNAME	ベースのInformaticaリポジトリ・データベースのユーザーIDを入力します。
INFORMATICA DB PASSWORD	ベースのInformaticaリポジトリ・データベースの接続文字列（パスワード）を入力します。
INFORMATICA REPOSITORY	ベースのInformaticaリポジトリの名前を入力します。
INFORMATICA REPOSITORY USERNAME	ベースのInformaticaリポジトリのユーザーIDを入力します。
INFORMATICA REPOSITORY PASSWORD	ベースのInformaticaリポジトリ用のパスワードを入力します。
INFORMATICA FODLER	Siebel Industry Applicationsを除くすべてのソース・システムでは、HORの値を入力します。 Siebel Industry Applicationsの場合は、reset_infa_seq_gen.batを2回実行する必要があります。最初の実行で、VERTの値を入力します。2回目の実行で、HORの値を入力します。
INFORMATICA PORT	リポジトリ・サービス用のポート番号を入力します。デフォルト値は6001です。

ベースのInformaticaリポジトリ用のSQL Serverデータベース・パラメータの設定

表E-2 reset_infa_seq_gen.bat用のSQL Serverデータベース・パラメータの設定

パラメータ	設定
OLAP_SERVER	OLAPデータベース用SQL Serverの名前を入力します。
OLAP DATABASE	OLAPデータが使用できるデータベースの名前を入力します。
OLAP USERNAME	データ・ウェアハウス・データベースのユーザーIDを入力します。
OLAP PASSWORD	データ・ウェアハウス・データベースの接続文字列（ユーザーIDとパスワードの組合せ）を入力します。
INFORMATICA DB SERVER ADDRESS	Informatica Serverのホスト・アドレスを入力します。
INFORMATICA DATABASE	ベースのInformaticaリポジトリ・メタデータが使用できるデータベースの名前を入力します。
INFORMATICA DB USERNAME	ベースのInformaticaリポジトリ・データベースのユーザーIDを入力します。
INFORMATICA DB PASSWORD	ベースのInformaticaリポジトリ・データベースの接続文字列（パスワード）を入力します。
INFORMATICA REPOSITORY SERVER ADDRESS	ベースのリポジトリ用のリポジトリ・サービスを実行するマシンの名前を入力します。
INFORMATICA REPOSITORY USERNAME	ベースのInformaticaリポジトリのユーザーIDを入力します。
INFORMATICA REPOSITORY PASSWORD	ベースのInformaticaリポジトリのパスワードを入力します。
INFORMATAICA FOLDER	Siebel Industry Applicationsを除くすべてのソース・システムでは、HORの値を入力します。 Siebel Industry Applicationsの場合は、reset_infa_seq_gen.batを2回実行する必要があります。最初の実行で、VERTの値を入力します。2回目の実行で、HORの値を入力します。
INFORMATICA PORT	リポジトリ・サービス用のポート番号を入力します。デフォルト値は6001です。

ベースのInformaticaリポジトリ用のIBM DB2データベース・パラメータの設定

表E-3 reset_infa_seq_gen.bat用のIBM DB2データベース・パラメータの設定

パラメータ	設定
OLAP USERNAME	データ・ウェアハウス・データベースのユーザーIDを入力します。
OLAP PASSWORD	データ・ウェアハウス・データベースの接続文字列（ユーザーIDとパスワードの組合せ）を入力します。
INFA DATABASE ALIAS	Informaticaリポジトリ・メタデータが使用できるデータベースの名前を入力します。
INFORMATICA DB USERNAME	ベースのInformaticaリポジトリ・データベースのユーザーIDを入力します。
INFORMATICA DB PASSWORD	ベースのInformaticaリポジトリ・データベースの接続文字列（パスワード）を入力します。
INFORMATICA REPOSITORY	ベースのInformaticaリポジトリの名前を入力します。
INFORMATICA REPOSITORY USERNAME	ベースのInformaticaリポジトリのユーザーIDを入力します。
INFORMATICA REPOSITORY PASSWORD	ベースのInformaticaリポジトリ用のパスワードを入力します。
INFORMATICA SERVER ADDRESS	Informatica Serverのホスト・アドレスを入力します。
INFORMATICA FOLDER	Siebel Industry Applicationsを除くすべてのソース・システムでは、HORの値を入力します。 Siebel Industry Applicationsの場合は、reset_infa_seq_gen.batを2回実行する必要があります。最初の実行で、VERTの値を入力します。2回目の実行で、HORの値を入力します。
INFORMATICA PORT	リポジトリ・サービス用のポート番号を入力します。デフォルト値は6001です。

ベースのInformaticaリポジトリ用のTeradataデータベース・パラメータの設定

表E-4 reset_infa_seq_gen.bat用のTeradataデータベース・パラメータの設定

パラメータ	設定
OLAP_SERVER	OLAPデータベース用Teradata Serverの名前を入力します。
OLAP DATABASE	OLAPデータが使用できるデータベースの名前を入力します。
OLAP USERNAME	データ・ウェアハウス・データベースのユーザーIDを入力します。
OLAP PASSWORD	データ・ウェアハウス・データベースのパスワードを入力します。
INFORMATICA SERVER ADDRESS	Informatica Serverのホスト・アドレスを入力します。
INFORMATICA DB USERNAME	ベースのInformaticaリポジトリ・データベースのユーザーIDを入力します。
INFORMATICA DB PASSWORD	ベースのInformaticaリポジトリ・データベースの接続文字列（パスワード）を入力します。
INFORMATICA REPOSITORY	ベースのInformaticaリポジトリの名前を入力します。
INFORMATICA REPOSITORY USERNAME	ベースのInformaticaリポジトリのユーザーIDを入力します。
INFORMATICA REPOSITORY PASSWORD	ベースのInformaticaリポジトリ用のパスワードを入力します。
INFORMATICA FOLDER	Siebel Industry Applicationsを除くすべてのソース・システムでは、HORの値を入力します。 Siebel Industry Applicationsの場合は、reset_infa_seq_gen.batを2回実行する必要があります。最初の実行で、VERTの値を入力します。2回目の実行で、HORの値を入力します。
INFORMATICA PORT	リポジトリ・サービス用のポート番号を入力します。デフォルト値は6001です。

E.1.2 W_ORG_DからのROW_WIDの取得

次の手順に従って、W_ORG_DからROW_WIDの最大値を取得します。

1. reset_infa_seq_gen.batファイルで、ファイルの末尾に移動し、次のようなセクションを探します。

   IF %INFA_REP%==UPGRADE echo pmrep Updateseqgenvals -f"UPGRADE_7951_to_796_SBL" -t Seq_W_PARTY_D_Wid -c 1234567 >>sequence_gen_update.bat.
   

2. このコード例では、値1234567に注目します。次の手順で、この値を置き換えます。

3. データ・ウェアハウスで、次のSQL文を実行します。

   SELECT MAX(ROW_WID)+1 FROM W_ORG_D
   

4. reset_infa_seq_gen.batファイルで、値1234567を、SQL文から返された値で置き換えます。

5. reset_infa_seq_gen.batを実行します。

E.2 アップグレードInformaticaリポジトリ上でのreset_infa_seq_gen.batファイルの実行

次の手順に従って、reset_infa_seq_gen.batファイルを実行し、アップグレード・リポジトリ上で増分実行するために、Informatica Sequence Generatorを初期化します。

1. OracleBI\dwrep\Upgrade\DbScripts\<database type>フォルダにナビゲートします。

2. reset_infa_seq_gen.batファイルを起動します。

3. 環境を反映した適切なパラメータ値を入力します。パラメータはデータベース固有です。次のいずれかの表を参照してください。

• 表E-5「reset_infa_seq_gen.bat用のOracleデータベース・パラメータの設定」

• 表E-6「reset_infa_seq_gen.bat用のSQL Serverデータベース・パラメータの設定」

• 表E-7「reset_infa_seq_gen.bat用のIBM DB2データベース・パラメータの設定」

• 表E-8「reset_infa_seq_gen.bat用のTeradataデータベース・パラメータの設定」

アップグレードInformaticaリポジトリ用のOracleデータベース・パラメータの設定

表E-5 reset_infa_seq_gen.bat用のOracleデータベース・パラメータの設定

パラメータ	設定
OLAP USERNAME	データ・ウェアハウス・データベースのユーザーIDを入力します。
OLAP PASSWORD	データ・ウェアハウス・データベースの接続文字列（ユーザーIDとパスワードの組合せ）を入力します。
INFORMATICA SERVER ADDRESS	Informatica Serverのホスト・アドレスを入力します。
INFORMATICA DATABASE TNSENTRY	Informatica Serverデータベース用のTNSエントリを入力します。
INFORMATICA DB USERNAME	アップグレードInformaticaリポジトリ・データベースのユーザーIDを入力します。
INFORMATICA DB PASSWORD	アップグレードInformaticaリポジトリ・データベースの接続文字列（パスワード）を入力します。
INFORMATICA REPOSITORY	アップグレードInformaticaリポジトリの名前を入力します。
INFORMATICA REPOSITORY USERNAME	アップグレードInformaticaリポジトリのユーザーIDを入力します。
INFORMATICA REPOSITORY PASSWORD	アップグレードInformaticaリポジトリ用のパスワードを入力します。
INFORMATICA FODLER	UPGRADEの値を入力します。
INFORMATICA PORT	リポジトリ・サービス用のポート番号を入力します。デフォルト値は6001です。

アップグレードInformaticaリポジトリ用のSQL Serverデータベース・パラメータの設定

表E-6 reset_infa_seq_gen.bat用のSQL Serverデータベース・パラメータの設定

パラメータ	設定
OLAP_SERVER	OLAPデータベース用SQL Serverの名前を入力します。
OLAP DATABASE	OLAPデータが使用できるデータベースの名前を入力します。
OLAP USERNAME	データ・ウェアハウス・データベースのユーザーIDを入力します。
OLAP PASSWORD	データ・ウェアハウス・データベースの接続文字列（ユーザーIDとパスワードの組合せ）を入力します。
INFORMATICA DB SERVER ADDRESS	Informatica Serverのホスト・アドレスを入力します。
INFORMATICA DATABASE	アップグレードInformaticaリポジトリ・メタデータが使用できるデータベースの名前を入力します。
INFORMATICA DB USERNAME	アップグレードInformaticaリポジトリ・データベースのユーザーIDを入力します。
INFORMATICA DB PASSWORD	アップグレードInformaticaリポジトリ・データベースの接続文字列（パスワード）を入力します。
INFORMATICA REPOSITORY SERVER ADDRESS	アップグレード・リポジトリ用のリポジトリ・サービスを実行するマシンの名前を入力します。
INFORMATICA REPOSITORY USERNAME	アップグレードInformaticaリポジトリのユーザーIDを入力します。
INFORMATICA REPOSITORY PASSWORD	アップグレードInformaticaリポジトリのパスワードを入力します。
INFORMATAICA FOLDER	UPGRADEの値を入力します。
INFORMATICA PORT	リポジトリ・サービス用のポート番号を入力します。デフォルト値は6001です。

アップグレードInformaticaリポジトリ用のIBM DB2データベース・パラメータの設定

表E-7 reset_infa_seq_gen.bat用のIBM DB2データベース・パラメータの設定

パラメータ	設定
OLAP USERNAME	データ・ウェアハウス・データベースのユーザーIDを入力します。
OLAP PASSWORD	データ・ウェアハウス・データベースの接続文字列（ユーザーIDとパスワードの組合せ）を入力します。
INFA DATABASE ALIAS	Informaticaリポジトリ・メタデータが使用できるデータベースの名前を入力します。
INFORMATICA DB USERNAME	アップグレードInformaticaリポジトリ・データベースのユーザーIDを入力します。
INFORMATICA DB PASSWORD	アップグレードInformaticaリポジトリ・データベースの接続文字列（パスワード）を入力します。
INFORMATICA REPOSITORY	アップグレードInformaticaリポジトリの名前を入力します。
INFORMATICA REPOSITORY USERNAME	アップグレードInformaticaリポジトリのユーザーIDを入力します。
INFORMATICA REPOSITORY PASSWORD	アップグレードInformaticaリポジトリ用のパスワードを入力します。
INFORMATICA SERVER ADDRESS	Informatica Serverのホスト・アドレスを入力します。
INFORMATICA FOLDER	UPGRADEの値を入力します。
INFORMATICA PORT	リポジトリ・サービス用のポート番号を入力します。デフォルト値は6001です。

アップグレードInformaticaリポジトリ用のTeradataデータベース・パラメータの設定

表E-8 reset_infa_seq_gen.bat用のTeradataデータベース・パラメータの設定

パラメータ	設定
OLAP_SERVER	OLAPデータベース用Teradata Serverの名前を入力します。
OLAP DATABASE	OLAPデータが使用できるデータベースの名前を入力します。
OLAP USERNAME	データ・ウェアハウス・データベースのユーザーIDを入力します。
OLAP PASSWORD	データ・ウェアハウス・データベースのパスワードを入力します。
INFORMATICA SERVER ADDRESS	Informatica Serverのホスト・アドレスを入力します。
INFORMATICA DB USERNAME	アップグレードInformaticaリポジトリ・データベースのユーザーIDを入力します。
INFORMATICA DB PASSWORD	アップグレードInformaticaリポジトリ・データベース用のパスワードを入力します。
INFORMATICA REPOSITORY	アップグレードInformaticaリポジトリの名前を入力します。
INFORMATICA REPOSITORY USERNAME	アップグレードInformaticaリポジトリのユーザーIDを入力します。
INFORMATICA REPOSITORY PASSWORD	アップグレードInformaticaリポジトリ用のパスワードを入力します。
INFORMATICA FOLDER	UPGRADEの値を入力します。
INFORMATICA PORT	リポジトリ・サービス用のポート番号を入力します。デフォルト値は6001です。