Oracle Business Intelligence Applications Informatica PowerCenterユーザーのためのアップグレード・ガイド リリース7.9.6.2 B61367-01 |
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この付録では、DDLimpユーティリティを使用する手順について説明します。この付録の内容は次のとおりです。
次の手順に従って、DDLimpユーティリティを使用してCTLファイルを実行します。
DDLimpユーティリティを使用するには:
OracleBI\dwrep\Upgrade\CTLFilesフォルダにナビゲートし、指定のCTLファイルを探します。
使用している実装でCTLファイルにおける事前構成済のカラム定義を変更した場合、その変更を反映するようにCTLファイルを編集する必要があります。たとえば、W_DAY_Dで既存のカラムの名前またはサイズを変更した場合、CTLファイルで同じ変更を行う必要があります。CTLファイルで変更を行わない場合、CTLファイルの実行時に、カラム定義は事前構成済の定義に戻ります(カラム・サイズがVARCHAR(50)からVARCHAR(100)に変更されるようなカスタマイズを実行した場合、実行前にCTLファイルで同じ変更が行われていないと、カラムは、事前構成済の値であるVARCHAR(50)に戻ります。これにより、一部のデータベースでは、データが切り捨てられることがあります)。
非Teradataデータベースの場合、DDLimpユーティリティを使用して、<file_name>.ctlスクリプトを実行します。次のコマンドを使用します。
..\OracleBI\dwrep\bin\DDLIMP /U <USER> /P <PASSWORD> /C <ODBC connect string> /G SSE_ROLE /I N /R Y /F <..\OracleBI\dwrep\Upgrade\CTLFiles\<FILE_NAME>.CTL> /L <..\oracleBI\dwrep\<FILE_NAME>.log>
次に例を示します。
DDLIMP /U SADMIN /P SADMIN /C OBIA /G SSE_ROLE /I N /R Y /F C:\OracleBI\dwrep\Upgrade\CTLFiles\UPGRADE_7962.CTL /L C:\OracleBI\dwrep\UPGRADE.log
Teradataデータベースの場合、DDLimpユーティリティを使用して、<file_name>.ctlスクリプトを実行します。次のコマンドを使用します。
..\OracleBI\dwrep\bin\DDLIMP /U <USER> /P <PASSWORD> /C <ODBC connect string> /G SSE_ROLE /F <..\OracleBI\dwrep\Upgrade\CTLFiles\<FILE_NAME>.CTL> /s N /L <..\oracleBI\dwrep\<FILE_NAME>.log>
次に例を示します。
DDLIMP /U SADMIN /P SADMIN /C OBIA /G SSE_ROLE /F C:\OracleBI\dwrep\Upgrade\CTLFiles\UPGRADE_7962.CTL /s N /L C:\OracleBI\dwrep\UPGRADE.log
次のDDLimpコマンドも使用できます。
/P <PASSWORD>: データ・ウェアハウス用のパスワードです。
Oracleデータベースの場合、Data Directドライバを使用します。
/C <ODBC connect string>: ODBC接続文字列の名前です。
/I N: CTLファイルで定義されたインデックスDDLが存在する場合は無視するように、DDLimpに指示します。これによって、既存のインデックスを変更することはありません。デフォルトは/I Yです。この指定により、インデックスを作成してから、CTLファイルのインデックスとデータベースでマージするようにDDLimpに指示します。
さらに、次のコマンドを使用できます。
/W Y: OLAPデータベースがOracleで、Unicodeを使用している場合に指定します。
/Z Y: OLAPデータベースがDB2かSQL Serverで、Unicodeを使用している場合に指定します。
/B <TABLE_SPACE_NAME>: これらのテーブルを別の表領域に作成する場合に指定します。DB2の場合、32K表領域として指定する必要があります。
/X <INDEX_TABLE_SPACE_NAME>: インデックスを別の表領域に作成する場合に指定します。DB2の場合、32K表領域として指定する必要があります。
/Y: DB2/390用の記憶ファイルです。
/R: テーブルに関する権限を再度付与します。