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Oracle Business Intelligence Applications Informatica PowerCenterユーザーのためのアップグレード・ガイド
リリース7.9.6.2
B61367-01
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A Informaticaパラメータ・ファイルの構成

この付録では、Informaticaパラメータ・ファイルの構成手順について説明します。この項の内容は次のとおりです。

A.1 793_UPG_PARAMS.txtにおけるパラメータの設定

次の手順に従って、793_UPG_PARAMS.txtファイルを構成します。

793_UPG_PARAMS.txtファイルを構成するには:

  1. OracleBI\dwrep\Upgrade\Informatica\ParameterFilesフォルダにナビゲートしてから、793_UPG_PARAMS.txtファイルをInformatica ServerマシンのSrcFilesフォルダ(たとえば、<PowerCenter_installation_Directory>\server\infa_shared\SrcFiles)にコピーします。

  2. $$ETL_PROC_WIDパラメータをデータベースの最新ETL_PROC_WID値に設定します。この値はW_PARAM_G.ETL_PROC_WIDから取得できます。

  3. $$DATASOURCE_NUM_IDパラメータをソース・システム設定で適切な値に設定します。

  4. TO_DATE関数で定義されたパラメータ値を検索します。データベース・タイプに応じて、データ変換用の適切な関数を使用するように、関数を編集します。

    - Oracleデータベースの場合、"TO_DATE('1899-01-01 00:00:00', 'YYYY-MM-DD HH24:MI:SS')"を使用します。

    - SQL Serverデータベースの場合、"CONVERT(datetime,'1899-01-01')"を使用します。

    - DB2データベースの場合、"TO_DATE('1899-01-01 00:00:00', 'YYYY-MM-DD HH24:MI:SS')"を使用します。

    - Teradataデータベースの場合、"cast('1899-01-01' as timestamp format 'YYYY-MM-DD')"を使用します。

A.2 794_UPG_PARAMS.txtにおけるパラメータの設定

次の手順に従って、794_UPG_PARAMS.txtファイルを構成します。

794_UPG_PARAMS.txtファイルを構成するには:

  1. OracleBI\dwrep\Upgrade\Informatica\ParameterFilesフォルダにナビゲートしてから、794_UPG_PARAMS.txtファイルをInformatica ServerマシンのSrcFilesフォルダ(たとえば、<PowerCenter_installation_Directory>\server\infa_shared\SrcFiles)にコピーします。

  2. $$ETL_PROC_WIDパラメータをデータベースの最新ETL_PROC_WID値に設定します。この値はW_PARAM_G.ETL_PROC_WIDから取得できます。

  3. $$DATASOURCE_NUM_IDパラメータをソース・システム設定で適切な値に設定します。

  4. TO_DATE関数で定義されたパラメータ値を検索します。データベース・タイプに応じて、データ変換用の適切な関数を使用するように、関数を編集します。

    - Oracleデータベースの場合、"TO_DATE('1899-01-01 00:00:00', 'YYYY-MM-DD HH24:MI:SS')"を使用します。

    - SQL Serverデータベースの場合、"CONVERT(datetime,'1899-01-01')"を使用します。

    - DB2データベースの場合、"TO_DATE('1899-01-01 00:00:00', 'YYYY-MM-DD HH24:MI:SS')"を使用します。

    - Teradataデータベースの場合、"cast('1899-01-01' as timestamp format 'YYYY-MM-DD')"を使用します。

A.3 795_UPG_PARAMS.txtにおけるパラメータの設定

次の手順に従って、795_UPG_PARAMS.txtファイルを構成します。

795_UPG_PARAMS.txtファイルを構成するには:

  1. OracleBI\dwrep\Upgrade\Informatica\ParameterFilesフォルダにナビゲートしてから、795_UPG_PARAMS.txtファイルをInformatica ServerマシンのSrcFilesフォルダ(たとえば、<PowerCenter_installation_Directory>\server\infa_shared\SrcFiles)にコピーします。

  2. $$ETL_PROC_WIDパラメータをデータベースの最新ETL_PROC_WID値に設定します。この値はW_PARAM_G.ETL_PROC_WIDから取得できます。

  3. $$DATASOURCE_NUM_IDパラメータをソース・システム設定で適切な値に設定します。

  4. TO_DATE関数で定義されたパラメータ値を検索します。データベース・タイプに応じて、データ変換用の適切な関数を使用するように、関数を編集します。

    - Oracleデータベースの場合、"TO_DATE('1899-01-01 00:00:00', 'YYYY-MM-DD HH24:MI:SS')"を使用します。

    - SQL Serverデータベースの場合、"CONVERT(datetime,'1899-01-01')"を使用します。

    - DB2データベースの場合、"TO_DATE('1899-01-01 00:00:00', 'YYYY-MM-DD HH24:MI:SS')"を使用します。

    - Teradataデータベースの場合、"cast('1899-01-01' as timestamp format 'YYYY-MM-DD')"を使用します。

A.4 7951_UPG_PARAMS.txtにおけるパラメータの設定

次の手順に従って、7951_UPG_PARAMS.txtファイルを構成します。

7951_UPG_PARAMS.txtファイルを構成するには:

  1. OracleBI\dwrep\Upgrade\Informatica\ParameterFilesフォルダにナビゲートしてから、7951_UPG_PARAMS.txtファイルをInformatica ServerマシンのSrcFilesフォルダ(たとえば、<PowerCenter_installation_Directory>\server\infa_shared\SrcFiles)にコピーします。

  2. $$ETL_PROC_WIDパラメータをデータベースの最新ETL_PROC_WID値に設定します。この値はW_PARAM_G.ETL_PROC_WIDから取得できます。

  3. $$DATASOURCE_NUM_IDパラメータをソース・システム設定で適切な値に設定します。

  4. TO_DATE関数で定義されたパラメータ値を検索します。データベース・タイプに応じて、データ変換用の適切な関数を使用するように、関数を編集します。

    - Oracleデータベースの場合、"TO_DATE('1899-01-01 00:00:00', 'YYYY-MM-DD HH24:MI:SS')"を使用します。

    - SQL Serverデータベースの場合、"CONVERT(datetime,'1899-01-01')"を使用します。

    - DB2データベースの場合、"TO_DATE('1899-01-01 00:00:00', 'YYYY-MM-DD HH24:MI:SS')"を使用します。

    - Teradataデータベースの場合、"cast('1899-01-01' as timestamp format 'YYYY-MM-DD')"を使用します。

A.5 すべてのソース・システム用の796_UPG_PARAMS.txtにおけるパラメータの設定

次の手順に従って、796_UPG_PARAMS.txtファイルを構成します。この手順は、すべてのソース・システムで必須です。

796_UPG_PARAMS.txtファイルを構成するには:

  1. OracleBI\dwrep\Upgrade\Informatica\ParameterFilesフォルダにナビゲートしてから、796_UPG_PARAMS.txtファイルをInformatica ServerマシンのSrcFilesフォルダ(たとえば、<PowerCenter_installation_Directory>\server\infa_shared\SrcFiles)にコピーします。

  2. 796_UPG_PARAMS.txtファイルで、次のパラメータを設定します。

    1. $$ETL_PROC_WID。このパラメータをソース・システム設定で適切な値に設定します。この値はW_PARAM_G.ETL_PROC_WIDから取得できます。

    2. $$DATASOURCE_NUM_ID。このパラメータをソース・システム設定で適切な値に設定します。

    3. $$INITIAL_EXTRACT_DATE。このパラメータをデータ・ウェアハウスの初期抽出データに設定します。

    4. $$WH_DATASOURCE_NUM_ID。このパラメータを、データ・ウェアハウス用に設定済のデータ・ソース番号IDに設定します。

    5. $$START_DATE。DACのSource System Parametersタブからこの値を取得します。

    6. $$END_DATE。DACのSource System Parametersタブからこの値を取得します。

    7. $$MASTER_ORG。DACのSource System Parametersタブからこの値を取得します。

    8. $$INV_PROD_CAT_SET_ID1。DACのSource System Parametersタブからこの値を取得します。

    9. $$PROD_CAT_SET_ID1。DACのSource System Parametersタブからこの値を取得します。

    10. アップグレード・プロセスの開始前に、ソースのOLTPアプリケーションがSiebel 8.0以前のバージョン上に存在していた場合は、$$IS_SOURCE_PRE_80パラメータをYに設定します。そうでない場合は、このパラメータをNに設定します。

    11. TO_DATE関数で定義されたパラメータ値を検索します。データベース・タイプに応じて、データ変換用の適切な関数を使用するように、関数を編集します。

      - Oracleデータベースの場合、"TO_DATE('1899-01-01 00:00:00', 'YYYY-MM-DD HH24:MI:SS')"を使用します。

      - SQL Serverデータベースの場合、"CONVERT(datetime,'1899-01-01')"を使用します。

      - DB2データベースの場合、"TO_DATE('1899-01-01 00:00:00', 'YYYY-MM-DD HH24:MI:SS')"を使用します。

      - Teradataデータベースの場合、"cast('1899-01-01' as timestamp format 'YYYY-MM-DD')"を使用します。

A.6 Oracle EBS 11iソース・システム用の796_UPG_PARAMS.txtにおける追加パラメータの設定

この手順は、Oracle EBS 11iソース・システムにのみ適用されます。

Oracle EBS 11iソース・システム用のパラメータを構成するには:

  1. Informatica ServerマシンのSrcFilesフォルダ(たとえば、C:\Program Files\Informatica PowerCenter 8.6.1\server\infa_shared\SrcFiles)にナビゲートします。

  2. 796_UPG_PARAMS.txtファイルを開きます。

  3. 次のパラメータの値に注意します。

    • $$ORA_DATASOURCE_NUM_ID_LIST

    • $$GRAIN

    • $$GBL_DATASOURCE_NUM_ID

    • $$QUALIFICATION_CATEGORY_LIST

  4. DACのDesignビューに移動し、適切なカスタム・コンテナを選択します。

  5. Source System Parametersタブを選択します。

  6. 手順3に示されているパラメータ用のクエリーを実行し、値を比較します。

  7. 必要に応じて、796_UPG_PARAMS.txtファイルで、DACのSource System Parametersタブに記載されているパラメータの値と一致するように、パラメータの値を変更します。

  8. 796_UPG_PARAMS.txtファイルを保存します。

A.7 Siebelソース・システム用の796_UPG_PARAMS.txtにおける追加パラメータの設定

この手順は、Siebelソース・システムにのみ適用できます。

Siebelソース・システム用のパラメータを構成するには:

  1. Informatica ServerマシンのSrcFilesフォルダ(たとえば、C:\Program Files\Informatica PowerCenter 8.6.1\server\infa_shared\SrcFiles)にナビゲートします。

  2. 796_UPG_PARAMS.txtファイルを開きます。

  3. 次のパラメータの値に注意します。

    • $$HI_DT

    • $$LOW_DT

    • $$NAME_ORDER_WITH_FIRSTNAME

  4. DACのDesignビューに移動し、適切なカスタム・コンテナを選択します。

  5. Source System Parametersタブを選択します。

  6. 手順3に示されているパラメータ用のクエリーを実行し、値を比較します。

  7. 必要に応じて、796_UPG_PARAMS.txtファイルで、DACのSource System Parametersタブに記載されているパラメータの値と一致するように、パラメータの値を変更します。

  8. 796_UPG_PARAMS.txtファイルを保存します。

A.8 7961_UPG_PARAMS.txtにおけるパラメータの設定

次の手順に従って、7961_UPG_PARAMS.txtファイルを構成します。

7961_UPG_PARAMS.txtファイルを構成するには:

  1. OracleBI\dwrep\Upgrade\Informatica\ParameterFilesフォルダにナビゲートしてから、7961_UPG_PARAMS.txtファイルをInformatica ServerマシンのSrcFilesフォルダ(たとえば、<PowerCenter_installation_Directory>\server\infa_shared\SrcFiles)にコピーします。

  2. 7961_UPG_PARAMS.txtファイルで、次のパラメータを設定します。

    1. $$ETL_PROC_WID。このパラメータをソース・システム設定で適切な値に設定します。この値はW_PARAM_G.ETL_PROC_WIDから取得できます。

    2. $$DATASOURCE_NUM_ID。このパラメータをソース・システム設定で適切な値に設定します。

    3. $$INITIAL_EXTRACT_DATE。このパラメータをデータ・ウェアハウスの初期抽出データに設定します。

    4. $$WH_DATASOURCE_NUM_ID。このパラメータを、データ・ウェアハウス用に設定済のデータ・ソース番号IDに設定します。

    5. TO_DATE関数で定義されたパラメータ値を検索します。データベース・タイプに応じて、データ変換用の適切な関数を使用するように、関数を編集します。

      - Oracleデータベースの場合、"TO_DATE('1899-01-01 00:00:00', 'YYYY-MM-DD HH24:MI:SS')"を使用します。

      - SQL Serverデータベースの場合、"CONVERT(datetime,'1899-01-01')"を使用します。

      - DB2データベースの場合、"TO_DATE('1899-01-01 00:00:00', 'YYYY-MM-DD HH24:MI:SS')"を使用します。

      - Teradataデータベースの場合、"cast('1899-01-01' as timestamp format 'YYYY-MM-DD')"を使用します。

A.9 7962_UPG_PARAMS.txtにおけるパラメータの設定

次の手順に従って、7962_UPG_PARAMS.txtファイルを構成します。

注意: ソース・システムがPeopleSoftである場合、付録A「PeopleSoftソース・システム用の7962_UPG_PARAMS.txtにおける追加パラメータの設定」で説明されているパラメータも構成する必要があります。

7962_UPG_PARAMS.txtファイルを構成するには:

  1. OracleBI\dwrep\Upgrade\Informatica\ParameterFilesフォルダにナビゲートしてから、7962_UPG_PARAMS.txtファイルをInformatica ServerマシンのSrcFilesフォルダ(たとえば、<PowerCenter_installation_Directory>\server\infa_shared\SrcFiles)にコピーします。

  2. 7962_UPG_PARAMS.txtファイルで、次のパラメータを設定します。

    1. $$ETL_PROC_WID。このパラメータをソース・システム設定で適切な値に設定します。この値はW_PARAM_G.ETL_PROC_WIDから取得できます。

    2. $$DATASOURCE_NUM_ID。このパラメータをソース・システム設定で適切な値に設定します。

    3. $$INITIAL_EXTRACT_DATE。このパラメータをデータ・ウェアハウスの初期抽出データに設定します。

    4. $$WH_DATASOURCE_NUM_ID。このパラメータを、データ・ウェアハウス用に設定済のデータ・ソース番号IDに設定します。

    5. TO_DATE関数で定義されたパラメータ値を検索します。データベース・タイプに応じて、データ変換用の適切な関数を使用するように、関数を編集します。

      - Oracleデータベースの場合、"TO_DATE('1899-01-01 00:00:00', 'YYYY-MM-DD HH24:MI:SS')"を使用します。

      - SQL Serverデータベースの場合、"CONVERT(datetime,'1899-01-01')"を使用します。

      - DB2データベースの場合、"TO_DATE('1899-01-01 00:00:00', 'YYYY-MM-DD HH24:MI:SS')"を使用します。

      - Teradataデータベースの場合、"cast('1899-01-01' as timestamp format 'YYYY-MM-DD')"を使用します。

A.10 PeopleSoftソース・システム用の7962_UPG_PARAMS.txtにおける追加パラメータの設定

ソース・システムがPeopleSoftである場合、付録A「7962_UPG_PARAMS.txtにおけるパラメータの設定」の手順を完了してから、この項の手順に従う必要があります。

7962_UPG_PARAMS.txtファイルを構成するには:

  1. 7962_UPG_PARAMS.txtファイルを開きます。

    注意: 必ず第A.9項「7962_UPG_PARAMS.txtにおけるパラメータの設定」の手順を実行してから、この手順を開始してください。

  2. PeopleSoftバージョン8.9以降を使用している場合、7962_UPG_PARAMS.txtファイルで、複数の製品カテゴリ拡張に固有の次のパラメータを構成します。

    1. $$TREE_NAME1パラメータの値を、製品カテゴリの追加先のツリー名に設定します。通常、この値はALL_PURCHASE_ITEMSです。次のSQLを使用してTREE_NAMESを取得できます。

      SELECT * FROM PSTREEDEFN WHERE TREE_STRCT_ID = 'ITEMS'
      
    2. アイテム・カテゴリ・ツリーを定義する、PeopleSoftツリー内のTREE_STRUCTの値は通常、ITEMSです。この値を変更した場合は、$$TREE_STRUCT_ID_LISTパラメータを適切な値で更新する必要があります。

  3. PSFT_OLTP_VERパラメータの値が、ご使用のPeopleSoftのバージョンと一致していることを確認します。

    PeopleSoftのバージョン 入力するパラメータ値
    PeopleSoftバージョン8.9 PSFT_OLTP_VER=90
    PeopleSoftバージョン9.0

    PSFT_OLTP_VER=90

    PeopleSoftバージョン9.1 PSFT_OLTP_VER=91

    このパラメータのデフォルト値はPSFT_OLTP_VER=91です。


    注意:

    このパラメータの正しい値を入力する必要があります。そうしないと、アップグレード・プロセスは失敗します。