Oracle® Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Discoverer Desktopユーザーズ・ガイド 11gリリース1 (11.1.1) E51908-01 |
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軸アイテム
ワークシートの列軸、行軸またはページ軸に表示されるアイテム。テーブルの場合、アイテムは列軸またはページ軸にのみ表示でき、クロス集計の場合、アイテムは任意の軸に表示できる。「軸」、「データ・アイテム」を参照。
ビジネスエリア
一般的なビジネスに関連する情報の集まり。フォルダ単位で編成される。Discoverer Administratorを使用してEnd User Layerに定義される。「End User Layer」、「フォルダ」を参照。
概念上同一のオブジェクト
同じビジネス・オブジェクト(フォルダ、アイテム・クラス、階層など)を参照する異なるEUL内の要素。Discoverer Desktopでは、概念的に同一のオブジェクトを識別するときに、見出しまたは識別子を使用して要素が照合される。
クロス集計
アイテムが行と列のマトリックスに配置されるワークシート・レイアウト。アイテムは行軸と列軸の両方に表示される。クロス集計を使用してサマリー情報を表示し、地域別の月間売上高など、アイテム間の関係を示す。クロス集計はマトリックスとも呼ばれる。「テーブル」を参照。
データ・アイテム
行軸アイテムと列軸アイテムの関係を表すアイテム。共通のデータ・アイテムを持つアイテムのみを、行軸と列軸に相互に表示できる。クロス集計レイアウトにのみ適用される。データ・アイテムはメジャーとも呼ばれる。「軸アイテム」、「データ・ポイント」を参照。
ドリル
あるアイテムを拡張して、そのアイテムに関連するアイテムを表示すること。Discoverer Desktopは、データベースに再びクエリーを行う場合もある。「ドリルダウン」、「ドリルアップ」を参照。
ドリルダウン
あるアイテムを拡張して、そのアイテムより下位の階層にある関連アイテムを表示すること。Discoverer Desktopは、データベースに再びクエリーを行う場合もある。「ドリル」、「ドリルアップ」、「閉じる」を参照。
ドリルアップ
あるアイテムを拡張して、そのアイテムより上位の階層にある関連アイテムを表示すること。Discoverer Desktopは、データベースに再びクエリーを行う場合もある。「ドリル」、「ドリルダウン」、「閉じる」を参照。
End User Layer™
基礎となるデータベースの複雑さと詳細を隠すためにDiscoverer Desktopで使用される、情報の層。End User Layerにより、データが特定のビジネスエリアを反映するように編成されるため、クエリーを簡単かつ迅速に作成できる。また、同じデータを複数のビジネス状況に使用できる。End User Layerは、Discoverer Administrator Editionを使用して定義される。「データベース」、「ビジネスエリア」を参照。
例外
ユーザーが定義した基準と一致するデータをハイライトするフォーマット。たとえば、割当てを超えている営業担当名を青でハイライトできる。Discoverer Desktopでは、一度に複数の例外を表示できる。
フォルダ
ビジネスエリア内の関連するアイテムの集まり。フォルダは、Discoverer Administratorを使用してEnd User Layerに定義される。「アイテム」、「ビジネスエリア」を参照。
グループ・ソート
アイテムの重複値を抑制するフォーマット。テーブル・レイアウトのワークシートにのみ適用される。たとえば、アイテムRegionをグループ・ソートすると、情報はEast、West、NorthおよびSouthなどの見出しの下にグループ化されて表示される。グループ・ソートは、区切りフォーマットとも呼ばれる。
識別子
Discoverer Desktopでビジネスエリア・オブジェクト(フォルダ、アイテム、計算など)の識別に使用される一意の名前。Discoverer Desktopでは、異なるEULに共通する要素を一致させるときに、異なるEUL内で同じビジネス・オブジェクト(概念上同一のオブジェクト)を参照する要素を検索するために、識別子が使用される。
たとえば、EUL 'A'内のフォルダ'Sales'が、EUL 'B'内の同じフォルダを'Sales Figures'という名前で参照している場合がある。両方のフォルダの識別子は同じであるため、同じフォルダを参照しているものとして識別できる。
マテリアライズド・ビュー
Oracle Enterprise Editionデータベースで使用されている集計メカニズム。マテリアライズド・ビューにより、SQLクエリーに使用できるように集計データが事前に計算されて格納される。
ページ・アイテム
データを特定の観点から表示するためのアイテム。ページ・アイテムはワークシート全体に適用される。ある軸アイテムまたはデータ・アイテムからページ・アイテムを作成すると、Yearに対する1997など、値が一度に1つずつ表示される。「ページ・アイテム」ボックスの選択可能な値のリストから選択して、1997、1998または1999など、ページ・アイテムの値を変更できる。アイテムは、列軸または行軸から「ページ・アイテム」ボックスにドラッグできる。
ピボット
アイテムを、ある軸から他の軸に(クロス集計のみ)、またはある軸から「ページ・アイテム」ボックスにドラッグすること。行軸アイテムは列軸アイテムまたはページ・アイテムに、列軸アイテムまたはページ軸アイテムは行軸アイテムになる。ピボットすると、よりコンパクトにデータを表示でき、より明確にアイテム間の関係を示すことができる。
クエリー時間予測
クエリーで情報を取り出すために必要な時間を予測するDiscoverer Desktopの機能。クエリー時間予測はクエリーの開始前に表示されるため、クエリーを取り消すかどうかの判断ができる。
SQL
Structured Query Language(構造化照会言語)の略語。この言語は、データベース内のデータを定義および操作するために使用される。「表示」メニューから「SQLインスペクタ」を選択すると、特定のワークシートの現行のSQL文を表示できる。
テーブル
アイテムを列に配置する、ワークシートのレイアウト。アイテムは列軸に表示される。「先月の売上データ一覧」などのクエリー基準を満たす情報すべてを表示する場合に、テーブル・レイアウトを使用する。「クロス集計」を参照。