メッセージ・フォーマットに含まれるグループを定義します。グループとは、何らかの関連があるフィールド、コメント、およびその他のグループまたは参照の集合です(たとえば、フィールドPAYDATE、HOURS、およびRATEをPAYINFOグループに入れることができます)。グループを、メッセージ・フォーマット項目の子、別のグループの子、あるいはグループまたはフィールドの兄弟として作成できます。
表13-1 メッセージ・フォーマットのグループ – グループの説明
| フィールド | 説明 | 
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 名前  | 
 グループの名前。この名前はXML要素の命名規則に準拠する必要があります(詳細は10.6項「有効な名前」を参照)。  | 
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 オプション  | 
 省略可能なグループの場合は「オプション」を選択します。  | 
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 子の選択  | 
 当該グループ内の1項目のみをメッセージ・フォーマットに取り込む場合に子の選択を選択します。  | 
表13-2 メッセージ・フォーマットのグループ – グループの出現回数
| フィールド | 説明 | 
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 出現回数  | 
 メッセージ・フォーマット内でこのグループが出現する回数を示すオプションを1つ選択します。 
 注意: 省略可能として定義されている場合を除いて、すべてのグループが少なくとも1回出現します。  | 
表13-3 メッセージ・フォーマットのグループ – グループの属性
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 タグ付きグループ  | 
 タグ付きグループの場合はこのオプションを選択します。タグ付きの場合、データの先頭にリテラルが付加されて、そのデータが存在することを示します。 タグ付きグループ・オプションを選択した場合、チェック・ボックスの右にあるテキスト・ボックスにタグを入力します。  | 
表13-4 メッセージ・フォーマットのグループ – グループの区切り記号
| フィールド | 説明 | 
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 なし  | 
 グループに区切り記号がない場合はこのオプションを選択します。  | 
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 デリミタ  | 
 グループの終了点を区切り記号で指定できます。区切り記号は、フィールドのグループの終わりをマークする文字列。グループは、区切り記号が見つかるまで続きます。 グループの終わりを区切り記号でマークする場合はこのオプションを選択します。 「値」 - フィールド・グループの終わりをマークする区切り記号を入力します。 注意: 通常、グループには区切り記号を使用しません。グループは通常、内容に基づいて解析されます(グループはすべての子オブジェクトの解析が完了した時点で終了します)。  | 
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 区切り記号は非オプション  | 
 グループが存在しない場合でも、バイナリ・データに区切り記号を含めるかどうかを示します。  | 
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 区切り記号フィールド  | 
 グループの終了点を、区切り記号の文字列を含むフィールドで指定できます。区切り記号は、グループの終わりをマークする文字列。グループは、指定したフィールドに含まれる区切り記号の文字列が見つかるまで続きます。 
 区切り記号の詳細は、20.12項「文字区切り記号」を参照してください。  | 
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 区切り記号の共有  | 
 区切り記号によって、データのグループの終わりおよびグループ内での最後のフィールドの終わりがマークされることを示します。この区切り記号は、当該グループ内およびグループ内の最後のフィールドによって共有され、データの終わりを区切ります。  | 
表13-5 メッセージ・フォーマットのグループ – グループの更新ボタン
| フィールド | 説明 | 
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 適用  | 
 メッセージ・フォーマット・ドキュメントに変更を保存します。  | 
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 複製  | 
 現在表示されているグループのコピーを作成します。複製グループには複製元のグループと同じ値が含まれます。複製グループの名前は、複製元のグループ名の先頭に「New」という単語が追加された名前になります。たとえば、「Group1」というグループを複製したグループの名前は「NewGroup1」になります。 名前に数値を含む項目を複製した場合、新しい項目の名前に含まれる数値は、連続する次の数値になります。たとえば、「NewGroup1」を複製したグループの名前は「NewGroup2」になります。  | 
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 リセット  | 
 詳細ウィンドウでの変更を破棄し、すべてのフィールドを最後に保存された値にリセットします。  | 
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 ヘルプ  | 
 この詳細ウィンドウのオンライン・ヘルプ情報を表示します。  | 
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 注意: 「適用」ボタンと「リセット」ボタンは、詳細パネルのコンポーネントを変更するまで使用できません。 |