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Oracle® Fusion Middleware Oracle Service Bus開発者ガイド
11g リリース1(11.1.1.4.0)
B61435-02
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13 グループの詳細ウィンドウ

メッセージ・フォーマットに含まれるグループを定義します。グループとは、何らかの関連があるフィールド、コメント、およびその他のグループまたは参照の集合です(たとえば、フィールドPAYDATEHOURS、およびRATEPAYINFOグループに入れることができます)。グループを、メッセージ・フォーマット項目の子、別のグループの子、あるいはグループまたはフィールドの兄弟として作成できます。

表13-1 メッセージ・フォーマットのグループ – グループの説明

フィールド 説明

名前

グループの名前。この名前はXML要素の命名規則に準拠する必要があります(詳細は10.6項「有効な名前」を参照)。

オプション

省略可能なグループの場合は「オプション」を選択します。

子の選択

当該グループ内の1項目のみをメッセージ・フォーマットに取り込む場合に子の選択を選択します。


表13-2 メッセージ・フォーマットのグループ – グループの出現回数

フィールド 説明

出現回数

メッセージ・フォーマット内でこのグループが出現する回数を示すオプションを1つ選択します。

  • 1回 - グループが1回だけ出現することを示します。

  • 区切り記号まで繰返し - 指定された区切り記号が見つかるまでグループが繰返し出現することを示します。

  • フィールドの繰返し - 実行時の繰返しフィールドの値は、フィールドの繰返し回数を示します。

  • 繰返し回数 - 指定された回数だけグループが繰返し出現することを示します。

  • 「Unlimited」 - グループの出現回数に制限がないことを示します。

注意: 省略可能として定義されている場合を除いて、すべてのグループが少なくとも1回出現します。


表13-3 メッセージ・フォーマットのグループ – グループの属性

フィールド 説明

タグ付きグループ

タグ付きグループの場合はこのオプションを選択します。タグ付きの場合、データの先頭にリテラルが付加されて、そのデータが存在することを示します。

タグ付きグループ・オプションを選択した場合、チェック・ボックスの右にあるテキスト・ボックスにタグを入力します。


表13-4 メッセージ・フォーマットのグループ – グループの区切り記号

フィールド 説明

なし

グループに区切り記号がない場合はこのオプションを選択します。

デリミタ

グループの終了点を区切り記号で指定できます。区切り記号は、フィールドのグループの終わりをマークする文字列。グループは、区切り記号が見つかるまで続きます。

グループの終わりを区切り記号でマークする場合はこのオプションを選択します。

「値」 - フィールド・グループの終わりをマークする区切り記号を入力します。

注意: 通常、グループには区切り記号を使用しません。グループは通常、内容に基づいて解析されます(グループはすべての子オブジェクトの解析が完了した時点で終了します)。

区切り記号は非オプション

グループが存在しない場合でも、バイナリ・データに区切り記号を含めるかどうかを示します。

区切り記号フィールド

グループの終了点を、区切り記号の文字列を含むフィールドで指定できます。区切り記号は、グループの終わりをマークする文字列。グループは、指定したフィールドに含まれる区切り記号の文字列が見つかるまで続きます。

  • 「フィールド」 - 区切り記号の文字列を含むフィールドを選択します。リストに有効なフィールドの一覧が表示されます。

  • 「デフォルト」 - デフォルトの区切り記号を入力します。上のフィールドで指定されたフィールドがデータに存在しない場合、この値が使用されます。この値は必須です。

区切り記号の詳細は、20.12項「文字区切り記号」を参照してください。

区切り記号の共有

区切り記号によって、データのグループの終わりおよびグループ内での最後のフィールドの終わりがマークされることを示します。この区切り記号は、当該グループ内およびグループ内の最後のフィールドによって共有され、データの終わりを区切ります。


表13-5 メッセージ・フォーマットのグループ – グループの更新ボタン

フィールド 説明

適用

メッセージ・フォーマット・ドキュメントに変更を保存します。

複製

現在表示されているグループのコピーを作成します。複製グループには複製元のグループと同じ値が含まれます。複製グループの名前は、複製元のグループ名の先頭に「New」という単語が追加された名前になります。たとえば、「Group1」というグループを複製したグループの名前は「NewGroup1」になります。

名前に数値を含む項目を複製した場合、新しい項目の名前に含まれる数値は、連続する次の数値になります。たとえば、「NewGroup1」を複製したグループの名前は「NewGroup2」になります。

リセット

詳細ウィンドウでの変更を破棄し、すべてのフィールドを最後に保存された値にリセットします。

ヘルプ

この詳細ウィンドウのオンライン・ヘルプ情報を表示します。



注意:

「適用」ボタンと「リセット」ボタンは、詳細パネルのコンポーネントを変更するまで使用できません。