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Oracle® Fusion Middleware Oracle Identity Managementインストレーション・ガイド
11g リリース1(11.1.1)
B55911-03
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6 Oracle Internet Directoryの構成

この章では、Oracle Internet Directory(OID)を構成する方法について説明します。「インストールのロードマップ」および「OID、OVD、ODSM、ODIPおよびOIF(11.1.1.4.0)のインストール」の説明に従って、ソフトウェアのインストール後、Oracle Internet Directoryを構成できます。

この章の内容は次のとおりです。

表6-1 Oracle Internet Directory構成シナリオ

シナリオ 説明

ODSMおよびFusion Middleware Controlを伴う、新しいWebLogicドメインへのOIDの構成


このトピックで説明する構成は、次の条件がすべて揃っている環境に適しています。

  • Fusion Middleware Controlを使用してOracle Internet Directoryを管理したい。

  • Oracle Internet DirectoryをWebLogic管理ドメインに配置したい。

  • 他の11gリリース1(11.1.1)のOracle Directory Servicesコンポーネントを管理しているWebLogic Administration Serverが存在しない。

  • Oracle Internet DirectoryとWebLogic Administration Serverを、同一ホスト上の同一の場所にインストールしたい。

ODIP、ODSMおよびFusion Middleware Controlを伴う、新しいWebLogicドメインへのOIDの構成


このトピックで説明する構成は、次の条件がどちらも揃っている環境に適しています。

  • Oracle Internet DirectoryとOracle Directory Integration Platformを、同一ホスト上の同一の場所にインストールしたい。

  • 他の11gリリース1(11.1.1)のOracle Directory Servicesコンポーネントを管理しているWebLogic Administration Serverが存在しない。

ODSMを伴う、新しいWebLogicドメインへのOIDおよびOVDの構成


このトピックで説明する構成は、次の条件が揃っている環境に適しています。

  • Oracle Internet DirectoryおよびOracle Virtual Directoryのコンポーネントの管理に新しいWebLogic Administration Serverが必要である。

  • 後に新しいOracle Identity Managementコンポーネントを追加できるよう拡張可能なWebLogicドメインに、Oracle Internet DirectoryおよびOracle Virtual Directoryをともにインストールしたい。

既存のWebLogicドメインへのOIDのみの単独構成


このトピックで説明する構成は、次の条件がどちらも揃っている環境に適しています。

  • 11gリリース1(11.1.1)のOracle Directory Servicesコンポーネントを管理するためにWebLogic Administration Serverを利用でき、そのドメインを結合するためにOracle Internet Directoryを使用したい。

  • WebLogic Administration Serverとは別にOracle Internet Directoryをインストールしたい。

WebLogicドメインなしでのOIDのみの単独構成


このトピックで説明する構成は、次の条件がどちらも揃っている環境に適しています。

  • 管理の都合上、WebLogic管理ドメインにOracle Internet Directoryを含みたくない。

  • Fusion Middleware Controlを使用してOracle Internet Directoryを管理したくない。