この章では、Oracle Fail Safe Managerの起動とクラスタの検証に必要な手順を説明します。
タスクバーからOracle Fail Safe Managerを起動するには、「スタート」ボタンをクリックし、「プログラム」を選択した後、Oracle Fail Safe ManagerをインストールしたOracleホームを選択し、「Oracle Fail Safe Manager」を選択します。
Oracle Fail Safe Managerを起動すると、Fail Safe Managerウィンドウが開きます。クラスタをツリー・ビューに追加していない場合は「ツリーにクラスタを追加」ダイアログ・ボックスが開きます。このダイアログ・ボックスが開いた場合は、管理するクラスタ別名を入力します。すでにツリー・ビューが移入されていても、管理するクラスタがツリー・ビューにない場合は、2.3項を参照してください。
すでにツリー・ビューにクラスタのリストが表示されていても、管理するクラスタがない場合は、移入されたツリー・ビューにクラスタを追加できます。「ファイル」メニューで「ツリーにクラスタを追加」を選択します。
ツリー・ビューに1つ以上のクラスタ別名が移入された後、Oracle Fail Safe Managerでそれらを管理する前にクラスタに接続する必要があります。
ツリー・ビューで、Oracle Fail Safe Managerで接続するクラスタを選択します。「ファイル」メニューで「クラスタに接続」を選択します。「クラスタに接続」ダイアログ・ボックスが開きます。
接続するクラスタの全ノードに対して管理者権限を持つドメイン・アカウントのユーザー名とパスワードを入力します。次に、アカウント・ドメイン名を入力します。接続情報をローカル・システム上のファイルに保存する場合は、「優先資格証明として保存」を選択します(パスワードは暗号化されます)。優先接続情報を保存した場合、次回Oracle Fail Safe Managerを開いたときに、クラスタのツリー・ビューを拡張することによって自動的にそのクラスタに接続できます。