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Oracle® Fail Safeチュートリアル
リリース3.4.2 for Microsoft Windows
B63061-01
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4 仮想アドレスのグループへの追加

この章では、Oracle Fail Safe Managerを使用してグループへ仮想アドレスを追加する際に必要な手順を説明します。Oracle Fail Safe Managerでは、グループに仮想アドレスを最低1つ追加するまでは、(汎用サービスを除く)他のリソースを追加できません。仮想アドレスがないと、クライアントはグループに追加されたリソースに接続できません。

4.1 リソースをグループに追加ウィザードを開く

ツリー・ビューで、仮想アドレスを追加するグループを選択します。「リソース」メニューで「グループに追加」を選択し、リソースをグループに追加ウィザードを開きます。

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4.2 リソース・タイプおよびグループの指定

ウィザードの最初のページで、「仮想アドレス」リソース・タイプと「FSTutorial」グループを選択し、「次へ」をクリックします。

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4.3 ネットワークの説明

グループに仮想アドレスを追加する際、仮想アドレスを実行するネットワークを定義する必要があります。クラスタ上の使用可能な仮想ノードが不明な場合は、クラスタ管理者に問い合せてください。

ウィザードのページで、次のようにデータを入力します。

  1. ページ内の「ネットワーク」セクションで、「クライアントからアクセス可能なネットワークの表示」を選択し、「ネットワーク」ボックスで「パブリック」を選択します。

  2. ページ内の「仮想アドレス」セクションで、作成する仮想アドレスのホスト名(図中の値とは異なります)を「ホスト名」ボックスに入力し、[Tab]キーを押します。

    [Tab]キーを押すと、ホスト名に対応するIPアドレスが表示されます。

    仮想アドレスの値は、図中の値とは異なります。また、クラスタ別名は使用しないでください。この例では、クラスタ別名はntclu-150です。

  3. 「終了」をクリックします。

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4.4 仮想アドレスの追加の完了

仮想アドレスに対して選択したプロパティを確認するよう求められます。プロパティが正しい場合は、「OK」をクリックします。間違いがある場合は、「取消」をクリックしてから「戻る」をクリックし、プロパティを変更します。

グループに仮想アドレスを1つ以上追加すると、リソース(Oracle単一インスタンス・データベース、またはその他のリソース)をグループに追加する準備が整います。

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4.5 グループ・プロパティの表示

「仮想アドレス」プロパティ・ページにアドレスのリストが表示されます。このプロパティ・ページには、グループに追加した仮想アドレスが表示されます。

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