次の項では、コンソール・モードでOracle Tuxedoをインストールする方法について説明します。
コンソール・モード・インストールとは、Oracleインストール・プログラムをテキスト形式で実行する方法のことです。これはUNIXシステム上でのみ実行可能な方法で、非グラフィック・コンソールを持つUNIXシステム用です。コンソール・モード・インストールの機能は、グラフィック・ベースのインストールと同じです。
Oracle WebLogic EnterpriseまたはOracle Tuxedo 9.1以前のソフトウェアからアップグレードする場合は、「Oracle Tuxedoシステムの11gリリース1(11.1.1.2.0)へのアップグレード」で説明されている手順に従ってください。その後、この項に戻ってOracle Tuxedoのインストールを続行します。
コンソール・モードのインストール処理を開始するには、以下の手順を実行します。
ディスク容量の要件については、「Oracle Tuxedo 11gリリース1(11.1.1.2.0)プラットフォーム・データ・シート」を参照してください。重要なディスク領域の割当ての情報については、「ファイルおよびデータベースの管理とディスク領域の割当て」を参照してください。
コンソール・モードのインストール・プロセスを完了するには、各セクションのプロンプトで次のいずれかのアクションを入力します(現在英語および日本語のみ使用可能)。
[Enter]
キーを押してデフォルトを使用します。back
またはprevious
を入力し、選択内容を確認または変更します。quit
と入力すると、インストール・プロセスを終了できます。 言語に関連付けられた番号を入力することにより、言語を選択します。ここでの選択内容により、インストール中に表示される言語およびインストール中にインストールされる言語固有のメッセージ・カタログが決定されます。
==================================================== Launching console-mode installation on a system that utilizes a Japanese language environment adds a second choice, 2- Japanese, at the |
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==================================================== Choose Install Set ->1- Full Install 各インストール・セットのソフトウェア・コンポーネントのリストは、「インストール・セット」を参照してください。
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==================================================== Choose Product Features 1-[X] Server
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==================================================== WARNING: Product Feature Selection
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ターゲット・システム上にインストールされたすべてのOracle製品の中央サポート・ディレクトリとして機能するOracleホーム・ディレクトリを指定します。システムにすでにOracleホーム・ディレクトリがある場合は、そのディレクトリを選択できます(推奨)が、新しいOracleホーム・ディレクトリを作成することもできます。新しいディレクトリを作成する場合、Oracle Tuxedoインストーラ・プログラムによってディレクトリが自動的に作成されます。Oracleホーム・ディレクトリの詳細は、「Oracleホーム・ディレクトリ」を参照してください。
1 と入力して新しいOracleホーム・ディレクトリを作成するか、すでにシステム上にOracleホーム・ディレクトリがある場合は2 と入力して既存のOracleホーム・ディレクトリを選択します。新しいOracleホーム・ディレクトリを指定する場合、必ずフルパス名を入力してください。
この例では、
2 を入力してこのシステムにすでに作成されているOracleホーム・ディレクトリを表示しています。Existing Oracle Home プロンプトで、1 を入力してこのインストールのOracleホーム・ディレクトリとして/home3/Oracle を指定しています。ディレクトリ名ではなく、Oracleホーム・ディレクトリに関連付けられた番号を入力してください。
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Oracle Tuxedoソフトウェアをインストールするディレクトリを指定します。デフォルトの製品ディレクトリ(
tuxedo11gR1 )を選択するか、または新しい製品ディレクトリを作成します。新しいディレクトリを作成する場合は、Oracle Tuxedoインストーラによりディレクトリが自動的に作成されます。
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Enter “Y” to install sample |
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Review your installation selections. Enter back or
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tlisten パスワードを選択して入力します。パスワードはクリアテキスト形式の英数字による文字列で、長さは80字以下である必要があります。このパスワードはOracle Tuxedo管理コンソールのログインに使用します。
Oracle Tuxedoでは、
tlisten パスワードを使用して、認可されていない管理リクエストや操作からローカル・マシンを保護します。tlisten(1) またはwlisten(1) ゲートウェイ・プロセスを介して管理通信情報がローカル・マシンに到着するたびに、Oracle Tuxedoはtlisten パスワードでそれらのアクセスを認証します。
=================================================== Configure tlisten Service |
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=================================================== SSL Installation Choice |
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このセクションは、CORBAサーバーまたはクライアント・ソフトウェア・コンポーネントをインストールした場合のみ表示されます。SSL使用時の証明書形式の認証をサポートするために、Oracle TuxedoではLightweight Directory Access Protocol (LDAP)ベースの証明書取得メカニズムが用意されています。Oracle Tuxedoの証明書取得メカニズムは、iPlanet Directory Server付属のLDAPディレクトリ・サーバーでの使用が認められています。
=================================================== Enter Your LDAP Settings for SSL Support |
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=================================================== Installation Complete |
おめでとうございます。これでOracle Tuxedoソフトウェアのインストールは完了です。
インストール後の作業の準備をするには、「UNIXシステムでのファイル所有権の割当て」を参照してください。Oracle Tuxedoソフトウェアを構成して、ソフトウェアが正しくインストールされていることを確認する場合、あるいはOracle Tuxedoソフトウェアをアンインストールする場合には、「インストール後の作業の実行」を参照してください。