アイテムとともに、ポートレットはPortalページの基本的な構成要素です。ページにポートレットを追加して、Portal利用の経験を有意義かつ動的にするツールをユーザーに提供します。たとえば、売上データの動的な図、表またはグラフを追加します。検索ポートレットをカスタマイズして、様々なカテゴリに分類されたコンテンツを自動的に提供するようにします。お気に入りのリンクのリストをいつでもすぐに利用できるようにしておきます。
この章では、ページへのポートレットの追加、ポートレットの編集およびパーソナライズ、ポートレットとしてのページの公開について説明します。この項の内容は、次のとおりです。
注意: 生成済ポートレットの使用については、A.5項「組込みポートレット」を参照してください。カスタム検索については、第16章「検索ポートレットの使用」を参照してください。外部で公開されているポートレットおよびJavaServer Pageについては、4.5.9項「ページ・グループへのJavaServer Pagesアクセスの有効化」を参照してください。 |
Oracle Portalには複数のキャッシュ・オプションがあり、ページの設計者および管理者はそれらを使用してポータル・ページ、ポートレット、テンプレートのパフォーマンスを最適化できます。キャッシュの詳細は、第21章「ページ生成のパフォーマンスの向上」を参照してください。
対象読者
この章の内容は、権限を持つユーザーとしてログインし、少なくとも「コンテンツの管理」のページ権限を持つユーザーを対象としています。特定のタスクで別の権限が必要な場合は、そのタスクの手順を説明する前に必要な権限を示します。