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Oracle VM Server for SPARC 2.1 管理ガイド Oracle VM Server for SPARC (日本語) |
パート I Oracle VM Server for SPARC 2.1 ソフトウェア
1. Oracle VM Server for SPARC ソフトウェアの概要
OpenBoot またはカーネルデバッガで実行中のドメインの移行
パート II オプションの Oracle VM Server for SPARC ソフトウェア
13. Oracle VM Server for SPARC 物理から仮想への変換ツール
14. Oracle VM Server for SPARC Configuration Assistant
15. Oracle VM Server for SPARC 管理情報ベース (Management Information Base、MIB) ソフトウェアの使用
16. Logical Domains Manager の検出
ldm migrate-domain コマンドを使用して、あるホストマシンから別のホストマシンへのドメインのマイグレーションを開始できます。
アクティブなドメインを実行中に移行する方法については、「アクティブなドメインの移行」を参照してください。バインドされたドメインまたはアクティブでないドメインを移行する方法については、「バインドされたドメインまたはアクティブでないドメインの移行」を参照してください。
移行のオプションとオペランドについては、ldm(1M) のマニュアルページを参照してください。
ldm migrate-domain コマンドに -n オプションを指定すると、マイグレーションのチェックは実行されますが、ドメインのマイグレーションは行われません。満たしていない要件がある場合、エラーとして報告されます。予行演習の結果により、実際のマイグレーションを試みる前に設定エラーを修正できます。
注 - 論理ドメインには動的な性質があるため、予行演習が正常に実行されても実際のマイグレーションが失敗したり、逆に予行演習が失敗しても実際のマイグレーションが成功する可能性があります。
ldm migrate-domain -p filename コマンドを使用して、対話型でないマイグレーション操作を開始できます。
-p オプションの引数として指定するファイル名には、次の特性が必要です。
ファイルの最初の行にパスワードが指定されている必要があります
パスワードは平文である必要があります
パスワードの長さは 256 文字以下である必要があります
パスワード末尾の改行文字と最初の行のあとのすべての行は無視されます。
ターゲットマシンのパスワードを格納するファイルは、適切にセキュリティー保護する必要があります。この方法でパスワードを格納する場合は、ファイルのアクセス権の設定が 400 または 600 であること、つまり root 所有者 (特権ユーザー) のみがファイルの読み取りまたは書き込みを許可されていることを確認します。