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Oracle Solaris カーネルのチューンアップ・リファレンスマニュアル Oracle Solaris 10 8/11 Information Library (日本語) |
1. Oracle Solaris システムのチューニングの概要
Solaris 10 リリースでの Oracle Solaris システムのチューニング
例 -- /etc/system を使用したパラメータの設定
Oracle Solaris の特殊な tune および var 構造体
2. Oracle Solaris カーネルチューニング可能パラメータ
4. インターネットプロトコル群のチューニング可能パラメータ
この節では、Oracle Solaris 10 リリースで追加または変更されたパラメータについて説明します。
Oracle Solaris 10 8/11: このリリースには ngroups_max パラメータの説明が含まれています。詳細は、「ngroups_max」を参照してください。
Solaris 10 10/09: このリリースには、zfs_arc_min および zfs_arc_max パラメータに関する記述が含まれます。詳細は、「zfs_arc_min」および 「zfs_arc_max」を参照してください。
ZFS ファイルシステムのチューニングについての詳細は、次のサイトを参照してください。
http://www.solarisinternals.com/wiki/index.php/ZFS_Evil_Tuning_Guide
Solaris 10 10/09: このリリースでは、メモリー近傍性グループのパラメータが提供されています。これらのパラメータについての詳細は、「近傍性グループのパラメータ」を参照してください。
Solaris 10 5/08: 「SPARC システム固有のパラメータ」節の変換格納バッファーのパラメータがより適切な情報を提供するように改訂されました。このリリースでは、次のパラメータが変更されています。
Solaris 10 8/07: パラメータの情報が sun4v システムを含むように更新されています。詳細は、次のマニュアルページを参照してください。
Solaris 10 8/07: IP インスタンスプロジェクトによって、ゾーンを排他的 IP ゾーンとして構成し、一部の LAN または VLAN からそのゾーンへの排他的アクセスを割り当てることができます。
以前の共有 IP ゾーンの動作が、引き続きデフォルトの動作になっています。排他的 IP ゾーンとは、TCP/IP チューニング可能パラメータを含む TCP/IP の状態およびポリシーが、すべての面において排他的に IP ゾーン単位になっていることを意味します。
IP インスタンス機能の導入によって、次に挙げる TCP パラメータは PRIV_SYS_NET_CONFIG 特権を必要とするため、大域ゾーンでのみ設定可能になります。
その他の TCP、IP、SCTP パラメータおよびルートメトリックは、PRIV_SYS_IP_CONFIG 特権のみを必要とします。各排他的 IP ゾーンは、これらのパラメータを独自のセットで制御します。共有 IP ゾーンでは、TCP、IP、SCTP、およびルートパラメータは大域ゾーンによって制御されます。これは、これらのパラメータの設定が大域ゾーンとすべての共有 IP ゾーン間で共有されるためです。
Solaris ゾーンでの IP インスタンスの使用に関する詳細は、『Oracle Solaris のシステム管理 (Oracle Solaris コンテナ : 資源管理と Oracle Solaris ゾーン)』を参照してください。