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Solaris のシステム管理 (デバイスとファイルシステム) Oracle Solaris 10 8/11 Information Library (日本語) |
14. Oracle Solaris iSCSI ターゲットおよびイニシエータの構成 (手順)
UFS ルート環境でスワップファイルを作成して使用可能にする方法
Oracle Solaris ZFS ルート環境でのスワップ空間の追加または変更
Oracle Solaris ZFS ルート環境でスワップ空間を追加する方法
22. UFS ファイルシステムのバックアップと復元 (概要)
23. UFS ファイルとファイルシステムのバックアップ (手順)
# /usr/sbin/swap -d /path/filename
スワップファイル名が削除されるので、スワッピングに使用できなくなります。ファイルそのものは削除されません。
# rm /path/filename
スワップ空間がファイルの場合は削除します。また、スワップ空間が別のスライスに入っていて、不要なことがわかっている場合は、新しいファイルシステムを作成してマウントします。
ファイルシステムのマウント方法については、「Oracle Solaris ファイルシステムのマウントおよびマウント解除」を参照してください。
# swap -l
例 19-2 不要になったスワップ空間を削除する
次の例は、/files/swapfile スワップファイルを削除する方法を示しています。
# swap -d /files/swapfile # (Remove the swap entry from the /etc/vfstab file) # rm /files/swapfile # swap -l swapfile dev swaplo blocks free /dev/dsk/c0t0d0s1 136,1 16 1638608 1600528
ほとんどのシステムでは、ある程度のスワップ空間が構成されている必要があります。システムのスワップ空間の要件が変わった場合、まずスワップボリュームを削除しないと、スワップ用に割り当てられる領域の増減を行えない可能性があります。ビジー状態のシステム上でスワップ空間を増やす必要が生じた場合、ビジー状態であるためにサイズを増やせないスワップボリュームを削除しようとするよりも、2 つ目のスワップボリュームを作成したほうが簡単な場合があります。
# swap -l swapfile dev swaplo blocks free /dev/zvol/dsk/rpool/swap 102,2 16 16646128 16646128
上の出力では blocks と free が等しくなっているので、スワップデバイスは実際には使用されていません。
# swap -d /dev/zvol/dsk/rpool/swap
# swap -l