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Oracle Solaris Cluster システム管理     Oracle Solaris Cluster (日本語)
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ドキュメントの情報

はじめに

1.  Oracle Solaris Cluster の管理の概要

2.  Oracle Solaris Cluster と RBAC

3.  クラスタの停止と起動

4.  データ複製のアプローチ

5.  グローバルデバイス、ディスクパス監視、およびクラスタファイルシステムの管理

6.  定足数の管理

7.  クラスタインターコネクトとパブリックネットワークの管理

8.  ノードの追加と削除

9.  クラスタの管理

10.  CPU 使用率の制御の構成

11.  Oracle Solaris Cluster ソフトウェアとファームウェアのパッチ

12.  クラスタのバックアップと復元

13.  グラフィカルユーザーインタフェースによる Oracle Solaris Cluster の管理

A.  例

索引

はじめに

Oracle Solaris Cluster システム管理』では、SPARC および x86 ベースのシステムで Oracle Solaris Cluster の構成を管理する手順について説明します。


注 - この Oracle Solaris Cluster リリースでは、SPARC および x86 系列のプロセッサアーキテクチャー (UltraSPARC、SPARC64、AMD64、および Intel 64) を使用するシステムをサポートします。 このドキュメントでは、x86 とは 64 ビット x86 互換製品の広範囲なファミリーを指します。このドキュメントの情報では、特に明示されている場合以外はすべてのプラットフォームに関係します。


このマニュアルは、Oracle のソフトウェアとハードウェアについて幅広い知識を持っている上級システム管理者を対象としています。 販売活動のガイドとしては使用しないでください。

このマニュアルで説明されている作業手順を行うには、Oracle Solaris オペレーティングシステムに関する知識と、Oracle Solaris Cluster とともに使用するボリューム管理ソフトウェアに関する専門知識が必要です。

UNIX コマンド

このマニュアルには、Oracle Solaris Cluster 構成の管理に固有なコマンドに関する情報が記載されています。 このマニュアルでは、基本的な UNIX コマンドや手順に関するすべての情報は説明されていない場合があります。

これらの情報については、次を参照してください。

表記上の規則

このマニュアルでは、次のような字体や記号を特別な意味を持つものとして使用します。

表 P-1 表記上の規則

字体または記号
意味
AaBbCc123
コマンド名、ファイル名、ディレクトリ名、画面上のコンピュータ出力、コード例を示します。
.login ファイルを編集します。

ls -a を使用してすべてのファイルを表示します。

system%

AaBbCc123
ユーザーが入力する文字を、画面上のコンピュータ出力と区別して示します。
system% su

password:

AaBbCc123
変数を示します。実際に使用する特定の名前または値で置き換えます。
ファイルを削除するには、rm filename と入力します。
『 』
参照する書名を示します。
『コードマネージャ・ユーザーズガイド』を参照してください。
「 」
参照する章、節、ボタンやメニュー名、強調する単語を示します。
第 5 章「衝突の回避」を参照してください。

この操作ができるのは、「スーパーユーザー」だけです。

\
枠で囲まれたコード例で、テキストがページ行幅を超える場合に、継続を示します。
sun% grep `^#define \

  XV_VERSION_STRING'

Oracle Solaris OS に含まれるシェルで使用する、UNIX のデフォルトのシステムプロンプトとスーパーユーザープロンプトを次に示します。コマンド例に示されるデフォルトのシステムプロンプトは、Oracle Solaris のリリースによって異なります。

[ ] は省略可能な項目を示します。上記の例は、filename は省略してもよいことを示しています。

| は区切り文字 (セパレータ) です。この文字で分割されている引数のうち 1 つだけを指定します。

キーボードのキー名は英文で、頭文字を大文字で示します (例: Shift キーを押します)。ただし、キーボードによっては Enter キーが Return キーの動作をします。

ダッシュ (-) は 2 つのキーを同時に押すことを示します。たとえば、Ctrl-DControl キーを押したまま D キーを押すことを意味します。

関連マニュアル

関連する Oracle Solaris Clusterトピックについての情報は、以下の表に示すマニュアルを参照してください。すべての Oracle Solaris Cluster ドキュメントは、http://www.oracle.com/technetwork/indexes/documentation/index.html で閲覧できます。

項目
ドキュメント
概念
ハードウェアの設計と管理
ソフトウェアのインストール
データサービスのインストールと管理
データサービスの開発
システム管理
ソフトウェアアップグレード
エラーメッセージ
コマンドと関数のリファレンス

Oracle Solaris Cluster ドキュメントの完全なリストについては、http://wikis.sun.com/display/SunCluster/Home/ で Oracle Solaris Cluster ソフトウェアの使用しているリリースのリリースノートを参照してください。

ドキュメントおよびサポート

その他のリソースについては、次の Web サイトを参照してください。

Oracle ソフトウェアリソース

Oracle Technology Network では、Oracle ソフトウェアに関する広範なリソースを提供しています。

問い合わせについて

Oracle Solaris Cluster のインストールまたは使用で問題が発生した場合は、ご購入先にお問い合わせください。ご購入先には次の情報をお知らせください。

次のコマンドを使用し、システムに関して、サービスプロバイダに必要な情報を収集してください。

コマンド
機能
prtconf -v
システムメモリのサイズと周辺デバイス情報を表示します
psrinfo -v
プロセッサの情報を表示する
showrev -p
インストールされているパッチを報告する
SPARC:prtdiag -v
システム診断情報を表示する
/usr/cluster/bin/clnode show-rev
Oracle Solaris Cluster のリリースとパッケージのバージョン情報を表示する

上記の情報にあわせて、/var/adm/messages ファイルの内容もご購入先にお知らせください。