ラック搭載キットは、アダプタブラケット、後側ブレース、棚レール、ケージナット、およびネジで構成されています。
注意 - サーバーは、部品が完全に取り付けられた状態で約 180 ポンド (100 kg) の重量があります。怪我や装置の破損を防ぐために、機械式リフトを使用してラックにサーバーを取り付けてください。リフトを使用できない場合は、「部品を取り外して軽量にする方法」の説明に従って、部品を取り外します。これによって重量が 80 ポンド (45 kg) まで低減します。 装置は常にラックの底部から上へと取り付け、ラックの上が重くなって転倒しないようにします。装置の取り付け時にラックが転倒しないように、ラックの転倒防止バーを配備します。 |
この作業では次のネジとコネクタを使用します。
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サーバーには、角穴型ラック (1) 用と丸穴型ラック (2) 用の 2 組のアダプタブラケットが付属しています。角穴型ラック用アダプタブラケット (1) にはネジ山があります。丸穴型 (タップ付き) タック用アダプタブラケット (2) にはありません。次の図は例を示しています。
注 - アダプタブラケットの矢印 (3) はブラケットの向きを示しています。すべてのブラケットは "Top" の矢印 (3) が上を向くように取り付けてください。
アダプタブラケットの下端がサーバーを取り付ける (5RU) スペースの下端と一致し、"Top" と記された矢印が上を向くように、アダプタブラケットを配置します。
片側で 3 本の M6 x 12 ネジまたは 10-32 x 10 ネジを使用します。ラックの内側から、アダプタブラケットを通して、ポストのネジ穴にネジを通します。
注 - アクセサリボックスに印刷されているテンプレートは、アダプタブラケットの位置合わせに役立ちます。
アダプタブラケットの下端がサーバーを取り付ける (5RU) スペースの下端と一致し、"Top" と記された矢印が上を向くように、アダプタブラケットを配置します。
2 本のネジ (1) を、ラックの内側から、アダプタブラケットの上端と下端にある穴に通し (2)、ポストに固定します (3)。
M6 ラックの場合、片側で 2 本の M6 x 12 ネジを使用します。
10-32 ラックの場合、片側で 2 本の 10-32 肩付きネジを使用します。
片側で 2 本の M6 x 16 ネジまたは 2 本の 10-32 x 10mm ネジ (3) を使用します。
ネジを締め付ける前に、ブレース (1) をできる限り上にスライドさせます。ブレースの穴は楕円形なので、ネジが緩んでいると少しだけ上下に動かすことができます。
ラックにサーバーを設置する前に、棚エクステンダを外す必要があります。棚エクステンダはほかの製品に使用します。
棚レールをラックに合わせて拡張して (1)、アダプタブラケット (2) のスロットに取り付けて、所定の場所に収まるようにします (3)。
棚レールの向きが正しいことを確認してください。レールには "FRONT LEFT" および "FRONT RIGHT" と表記されています。
これにより、何かのはずみで棚レールがアダプタブラケットから外れることがなくなります。
次の手順