Sun Fire X4800 M2 サーバー には、全電力モードとスタンバイ電源モードの 2 つの電源モードがあります。
全電力モードは、サーバーの通常の操作モードです。サーバーが全電力モードに入ると、電源はすべてのサーバーコンポーネントに供給され、サーバーが起動し、オペレーティングシステム (OS) が機能します。サーバーがスタンバイ電源モードの場合に、サーバー前面の電源ボタンを押すと、全電力モードを利用できます。サーバーが全電力モードで動作すると、電源 OK LED が点灯したままになります (点滅しません)。
スタンバイ電源は非動作モードです。非動作モードでは SP の実行に必要なコンポーネントに最小限の電力が供給されますが、OS はブートまたは起動されません。
スタンバイ電源モードに切り替えるには、AC 電源コードを使用してサーバーを AC 電源に接続しますが、前面の電源ボタンは押しません。電源切断方法のいずれかを使用して操作モードからサーバーの電源を切断することにより、スタンバイ電源モードに切り替えることもできます。
スタンバイ電源モードでは、SP の起動時に前面の電源 LED がすばやく点滅し、SP の起動が完了するとゆっくり点滅します。SP が CMOD を初期化中は、各 CPU モジュール (CMOD) の OK LED が点滅し、初期化が完了すると点灯します。
参照: