Windows Server 2008 インストールイメージへの ImageUnattend.xml セットアップスクリプトのマッピング
ImageUnattend.xml セットアップスクリプトを Oracle サーバー用の Windows Server 2008 R2 install.wim にマップするには、次の手順を実行します。
詳細は、「ImageUnattend.xml セットアップスクリプトの作成方法」を参照してください。
- Windows Server 2008 R2 DVD メディアを、Windows 展開サービスをホスティングしているシステムの DVD リーダーに挿入します。
- Windows 展開サービス管理ツールを起動し、Windows Server 2008 R2 のインストール WIM をインポートします。
- 「スタート」>「すべてのプログラム」>「Windows 展開サービス」の順に選択します。
- 「Install Images (インストールイメージ)」を右クリックして、「Add Install Image (インストールイメージの追加)」を選択します。
イメージグループが存在しない場合は、Windows Server 2008 R2 という名前で新しいイメージグループを作成して、「Next (次へ)」をクリックします。
- 「Browse (参照)」をクリックして、DVDDrive:\sources\install.wim にある Windows Server 2008 R2 インストール WIM イメージを選択し、「Open (開く)」をクリックしてから「Next (次へ)」をクリックします。
- Windows 展開サービスにインポートする Windows Server 2008 のエディション (Data Center、Standard、または Enterprise) を選択して、「Next (次へ)」をクリックします。
- Windows Server 2008 の指定したエディションのインストールイメージをインポートするには、「Next (次へ)」を 2 回クリックしてから、「Finish (完了)」をクリックします。
- たとえば次の手順で、展開ツールコマンドプロンプトを起動します。
「スタート」>「すべてのプログラム」>「Microsoft Windows AIK」の順にクリックしてから、「Deployment Tools Command Prompt (展開ツールコマンドプロンプト)」を右クリックし、「Run as Administrator (管理者として実行)」を選択します。
- 展開ツールコマンドプロンプトで、次の手順を実行します。
- cd コマンドを使用して、Windows Server 2008 R2 のインストール WIM を格納しているフォルダに移動します。
たとえば、Windows Server 2008 R2 Datacenter (x64) 版の WIM イメージは次の場所にあります。
cd Drive:\RemoteInstall\images\Windows Server 2008 r2
- mkdir コマンドを使用して、インポートした Windows Server 2008 WIM イメージとまったく同じつづりおよび大文字/小文字でディレクトリを作成します。
mkdir install
注 - Windows Server 2008 R2 用のインストールイメージのインポート時にデフォルトを選択すると、install.wim という名前のインストール WIM ファイルが作成されます。
- cd コマンドを使用してディレクトリをインポートされた Windows Server 2008 フォルダに変更します。
- mkdir コマンドを使用して、Unattend ディレクトリを作成します。
たとえば、次のように表示されます。
cd install
mkdir Unattend
- cd コマンドを使用して、ディレクトリを Unattend ディレクトリに変更します。
- copy コマンドを使用して、ImageUnattend.xml セットアップスクリプト (このセクションの前の手順で作成したもの) を Unattend ディレクトリにコピーします。
たとえば、次のように表示されます。
cd Unattend
copy C:\Unattend\Drivers\W2k8R2\Catalogs\ImageUnattend.xml
- Windows Server 2008 イメージのプロパティーを開きます。
- Windows 展開サービス管理ツールを起動します。
「スタート」>「すべてのプログラム」>「Windows 展開サービス」の順に選択します。
- Windows 展開サービス (WDS) 管理ツールで、「Windows Server 2008 R2 image group (Windows Server 2008
R2 イメージグループ)」をクリックして展開します。
- 「Microsoft Windows Server」を右クリックして「Properties (プロパティー)」を選択します。
- ImageUnattend.xml セットアップスクリプトを Windows Server 2008 R2 イメージにマッピングします。
- Windows Server 2008 イメージのプロパティーの「General (全般)」タブをクリックし、「Allow image to install in unattended mode (イメージの無人モードでのインストールを許可する)」にチェックマークを付けて、「Select
File (ファイルの選択)」をクリックします。
- 前の手順で指定した次の場所を参照します。
Drive:\RemoteInstall\images\{W2K8|W2K8R2}\install\Unattend\ ImageUnattend.xml
- 「OK」をクリックして、ImageUnattend.xml セットアップスクリプトを Windows Server 2008 WIM イメージにマッピングします。
これで、Windows Server 2008 R2 WIM イメージは、Windows 展開サービスを使用してインストールする準備ができました。
- 展開ツールコマンドプロンプトと Windows 展開サービス管理ツールを終了します。
次の手順
「Tools and Drivers DVD の ISO イメージのダウンロード」