Sun Ray クライアントセッションは、次の状況に応じて適切な Sun Ray サーバーに自動的にリダイレクトされます。
フェイルオーバーグループのリダイレクションは、トークン挿入後に行われます。
リージョナルホットデスクのリダイレクションは (構成されている場合)、トークンまたはユーザー識別後、ユーザー認証前に行われます。
セッションを異なるサーバーに手動でリダイレクトするには、utselect GUI または utswitch コマンドを使用します。
Sun Ray クライアントのシェルウィンドウから、次のコマンドを入力します。
% utselect
ウィンドウで選択したものは、トークン ID のアクティブなセッションが最新のものから順に表示されます。
Figure 13.2, “サーバーの選択 (utselect) GUI”に示すように、「サーバー」列には Sun Ray クライアントからアクセス可能なサーバーが一覧表示されます。「セッション」列には、サーバーの DISPLAY 変数 X セッション (存在する場合) の番号が報告されます。「ステータス」列の「稼働中」は、そのサーバーが使用可能であることを示します。デフォルトでは、先頭のサーバーが選択されています。サーバーを一覧から選択するか、「サーバー名」フィールドにサーバーの名前を入力します。既存のセッションがないサーバーが選択されている場合は、そのサーバー上に新しいセッションが作成されます。