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Oracle® Enterprise Manager Cloud Control管理者ガイド
12c リリース5 (12.1.0.5)
B65081-16
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E Enterprise Managerコンポーネントのタイムアウト値

表E-1は、Enterprise Managerコンポーネントのタイムアウト値について説明しています。

表E-1 Enterprise Managerコンポーネントのタイムアウト値

コンポーネント 説明 タイムアウト値(分) コマンド

Apacheのタイムアウト

Apacheセッションがアクティブな状態の秒数。

Apacheのタイムアウトがオペレーティング・システムのTCPタイムアウト以上に設定されている場合、予測できない結果が生じる場合があります。オペレーティング・システムのタイムアウトは、デフォルトで2時間に設定されています。

5分(デフォルト)

次のコマンドを実行します。

$ omsvfy show tcp 
Parameters Incoming                 Value
--------------------
tcp_keepalive_time                        7200
tcp_keepalive_intvl                         75
tcp_fin_timeout                             60
--------------------

OMSタイムアウトまたはログイン・タイムアウト

これは、OMSごとに設定可能なoracle.sysman.eml.maxInactiveTimeパラメータです。Cloud Controlへの不正なアクセスを回避するため、事前定義された一定期間の間にアクティビティが発生しない場合、Enterprise ManagerはCloud Controlから自動的にログアウトします。たとえば、ブラウザを開いたまま席を離れた場合などです。デフォルトでは、不正なユーザーがEnterprise Manager管理者アカウントを使用できないように動作します。

ログインのタイムアウト値を変更する場合は、デフォルトのタイムアウト期間以外にもセッションをオープンにすることのセキュリティ上の問題を十分に考慮してください。

注意: デフォルトのタイムアウト値は、WebサーバーまたはOMSの再起動の際には適用されません。これらのケースの両方で、デフォルトのタイムアウト値に関係なくCloud Controlコンソールへログインすることを求められます。

45分(デフォルト)

次のコマンドを実行します。emctl set property -name oracle.sysman.eml.maxInactiveTime -value time_in_minutes -module emoms

次に、OMSを再起動して値を有効にします。

ADFタイムアウト

この値は、変数oracle.adf.view.rich.poll.timeoutで制御されます。この変数は自動ポーリングが有効なページに適用されます。ADFページは、自動ポーリングが有効になっている可能性があります。oracle.adf.view.rich.poll.timeout変数の有効期間にページ上でキーボード入力またはマウス操作がなかった場合、ポーリングは停止します。この時点から、このページは標準的なサーバー側セッションのタイムアウトを適用します。

10分

なし