この章では、テスト・マスター・プラガブル・データベースとプラガブル・データベースのスナップショット・クローンを作成する、次の様々なソリューションについて説明します。内容は次のとおりです。
この項では、プラガブル・データベース・クローニング・ウィザードを使用してテスト・マスター・プラガブル・データベースを作成する様々なソリューションについて説明します。次のサブセクションが含まれます:
Enterprise Manager for Oracle Database 12.1.0.8プラグインがシステムにデプロイされている場合は、新しいPDBのクローニング・ウィザードを使用して、ソースPDBからテスト・マスターPDBを作成できます。
ソースPDBからテスト・マスターPDBを作成するには、次の手順を実行します。
「ターゲット」メニューから「データベース」を選択します。
「表示」で、「検索リスト」を選択します。「表示」メニューから、「すべてを開く」を選択します。
リストでソースCDB (ソースPDBが含まれるCDB)を見つけ、テスト・マスターPDBの作成元にするPDBの名前をクリックします。
「Oracleデータベース」メニューから、「クローニング」→「テスト・マスターの作成」を選択します。
別の方法として、手順3で、テスト・マスターPDBの作成元にするPDBの名前を右クリックし、「Oracleデータベース」→「クローニング」→「テスト・マスターの作成」を選択できます。
「テスト・マスター・プラガブル・データベースの作成: ソースと宛先」ページで、次の操作を実行します。
ソースCDBのSYSDBA資格証明を指定します。優先資格証明を使用するか、名前付き資格証明の保存済セットを使用するか、資格証明の新規セットを指定するかを選択できます。
「プラガブル・データベース定義」セクションで、テスト・マスターPDBの名前と表示名を指定します。Enterprise Managerでは、テスト・マスターPDBターゲットの識別に表示名を使用します。
「PDB管理者資格証明」セクションで、テスト・マスターPDBの管理に使用する管理者ユーザー・アカウントの資格証明を指定します。
「コンテナ・データベース」セクションで、宛先CDB (テスト・マスターPDBを含む必要のあるCDB)を指定します。
「資格証明」セクションで、宛先CDBのSYSDBA資格証明と、宛先CDBのホスト資格証明を指定します。また、宛先CDBで自動ストレージ管理(ASM)を使用してディスク・ストレージを管理している場合、ASM資格証明を指定する必要があります。
「次」をクリックします。
「テスト・マスター・プラガブル・データベースの作成: 構成」ページで、次の操作を実行します。
「データベース・ファイルの場所」セクションで、テスト・マスターPDBのデータファイルを格納する記憶域の場所を指定します。宛先CDBでASMを使用してディスク・ストレージを管理している場合、テスト・マスターPDBのデータファイルを格納するディスク・グループを指定します。
ソースPDBのデータ・モデル定義のみをクローニングし、ソースPDBデータはクローニングしない場合、「ユーザー・データの除外」を選択します。
「PDB管理者資格証明」セクションで、テスト・マスターPDBの管理に使用する管理者ユーザー・アカウントの資格証明を指定します。
「拡張構成」セクションで、テスト・マスターPDBの最大サイズの記憶域制限と、テスト・マスターPDB内の共有表領域の最大サイズを指定します。デフォルトでは、これらの属性の値に制限はありません。「その他」セクションで、テスト・マスターPDB内に作成される表領域に対して使用するロギング・オプションを選択します。
宛先CDBがExadataマシンの一部である場合、「拡張構成」セクションのかわりに「アクセス制御および権限」セクションが表示されることに注意してください。この場合、データファイルに対する読取り専用権限を付与する必要がある所有者およびグループを指定する必要があります。
「次」をクリックします。
「テスト・マスター・プラガブル・データベースの作成: 後処理」ページの「データ・マスキング」セクションで、テスト・マスターPDBの作成後に適用するデータ・マスキング定義を指定します。データ・マスキングによって、データベース内の機密データがマスクされます。
データ・マスキング定義の作成方法の詳細は、『Oracle Data Masking and Subsettingガイド』を参照してください。データ・マスキング定義は、Subset-Maskingライセンス・パックを所有している場合にのみ適用できることに注意してください。
「カスタム・スクリプト」セクションの「前スクリプト」および「後スクリプト」で、テスト・マスターPDBの作成の前後に実行するスクリプトを含むOracleソフトウェア・ライブラリ・コンポーネントを指定します。また、「SQLスクリプト」で、テスト・マスターPDBの作成後に実行するSQLスクリプトを指定します。「実行ユーザー」で、SQLスクリプトの実行に使用するユーザー・アカウントを選択します。
「次へ」をクリックします。
デプロイメント・プロシージャのインスタンス名を指定します。また、デプロイメント・プロシージャを開始する時点を指定します。
「通知」セクションで、電子メール通知を受信するデプロイメント・プロシージャの状態を選択します。たとえば、「通知のステータス」で「スケジュール済」および「成功」を選択すると、デプロイメント・プロシージャがスケジュールされたときと、それが成功したときに電子メール通知を受信できます。
「次」をクリックします。
指定したすべての詳細を確認します。特定の詳細を編集する場合、「戻る」をクリックして必要なページに移動します。
「クローン」をクリックして、ソースPDBからテスト・マスターPDBを作成するデプロイメント・プロシージャを発行します。
Enterprise Manager for Oracle Database 12.1.0.8プラグインがシステムにデプロイされている場合は、新しいPDBのクローニング・ウィザードを使用して、ソースPDBからテスト・マスターPDBを作成できます。
ソースPDBからテスト・マスターPDBを作成するには、次の手順を実行します。
「ターゲット」メニューから「データベース」を選択します。
「表示」で、「検索リスト」を選択します。「表示」メニューから、「すべてを開く」を選択します。
リストでソースCDB (ソースPDBが含まれるCDB)を見つけ、テスト・マスターPDBの作成元にするPDBの名前をクリックします。
「Oracleデータベース」メニューから、「クローニング」→「テスト・マスターの作成」を選択します。
別の方法として、手順3で、テスト・マスターPDBの作成元にするPDBの名前を右クリックし、「Oracleデータベース」→「クローニング」→「テスト・マスターの作成」を選択できます。
「テスト・マスター・プラガブル・データベースの作成: ソースと宛先」ページで、次の操作を実行します。
ソースCDBのSYSDBA資格証明を指定します。優先資格証明を使用するか、名前付き資格証明の保存済セットを使用するか、資格証明の新規セットを指定するかを選択できます。
「プラガブル・データベース定義」セクションで、テスト・マスターPDBの名前と表示名を指定します。Enterprise Managerでは、テスト・マスターPDBターゲットの識別に表示名を使用します。
「PDB管理者資格証明」セクションで、テスト・マスターPDBの管理に使用する管理者ユーザー・アカウントの資格証明を指定します。
「コンテナ・データベース」セクションで、宛先CDB (テスト・マスターPDBを含む必要のあるCDB)を指定します。
「資格証明」セクションで、宛先CDBのSYSDBA資格証明と、宛先CDBのホスト資格証明を指定します。また、宛先CDBで自動ストレージ管理(ASM)を使用してディスク・ストレージを管理している場合、ASM資格証明を指定する必要があります。
「次」をクリックします。
「テスト・マスター・プラガブル・データベースの作成: 構成」ページで、次の操作を実行します。
「データベース・ファイルの場所」セクションで、テスト・マスターPDBのデータファイルが作成されるディスク・グループを指定します。
ソースPDBのデータ・モデル定義のみをクローニングし、ソースPDBデータはクローニングしない場合、「ユーザー・データの除外」を選択します。
「アクセス制御および権限」セクションで、データファイルに対する読取り専用権限を付与する必要がある所有者およびグループを指定します。
「次」をクリックします。
「テスト・マスター・プラガブル・データベースの作成: 後処理」ページの「データ・マスキング」セクションで、テスト・マスターPDBの作成後に適用するデータ・マスキング定義を指定します。データ・マスキングによって、データベース内の機密データがマスクされます。
データ・マスキング定義の作成方法の詳細は、『Oracle Data Masking and Subsettingガイド』を参照してください。データ・マスキング定義は、Subset-Maskingライセンス・パックを所有している場合にのみ適用できることに注意してください。
「カスタム・スクリプト」セクションの「前スクリプト」および「後スクリプト」で、テスト・マスターPDBの作成の前後に実行するスクリプトを含むOracleソフトウェア・ライブラリ・コンポーネントを指定します。また、「SQLスクリプト」で、テスト・マスターPDBの作成後に実行するSQLスクリプトを指定します。「実行ユーザー」で、SQLスクリプトの実行に使用するユーザー・アカウントを選択します。
「次へ」をクリックします。
デプロイメント・プロシージャのインスタンス名を指定します。また、デプロイメント・プロシージャを開始する時点を指定します。
「通知」セクションで、電子メール通知を受信するデプロイメント・プロシージャの状態を選択します。たとえば、「通知のステータス」で「スケジュール済」および「成功」を選択すると、デプロイメント・プロシージャがスケジュールされたときと、それが成功したときに電子メール通知を受信できます。
「次」をクリックします。
指定したすべての詳細を確認します。特定の詳細を編集する場合、「戻る」をクリックして必要なページに移動します。
「クローン」をクリックして、ソースPDBからテスト・マスターPDBを作成するデプロイメント・プロシージャを発行します。
Enterprise Manager for Oracle Database 12.1.0.8プラグインがシステムにデプロイされている場合は、新しいPDBのクローニング・ウィザードを使用して、ソースPDBからテスト・マスターPDBを作成できます。
ソースPDBからテスト・マスターPDBを作成するには、次の手順を実行します。
「ターゲット」メニューから「データベース」を選択します。
「表示」で、「検索リスト」を選択します。「表示」メニューから、「すべてを開く」を選択します。
リストでソースCDB (ソースPDBが含まれるCDB)を見つけ、テスト・マスターPDBの作成元にするPDBの名前をクリックします。
「Oracleデータベース」メニューから、「クローニング」→「テスト・マスターの作成」を選択します。
別の方法として、手順3で、テスト・マスターPDBの作成元にするPDBの名前を右クリックし、「Oracleデータベース」→「クローニング」→「テスト・マスターの作成」を選択できます。
「テスト・マスター・プラガブル・データベースの作成: ソースと宛先」ページで、次の操作を実行します。
ソースCDBのSYSDBA資格証明を指定します。優先資格証明を使用するか、名前付き資格証明の保存済セットを使用するか、資格証明の新規セットを指定するかを選択できます。
「プラガブル・データベース定義」セクションで、テスト・マスターPDBの名前と表示名を指定します。Enterprise Managerでは、テスト・マスターPDBターゲットの識別に表示名を使用します。
「PDB管理者資格証明」セクションで、テスト・マスターPDBの管理に使用する管理者ユーザー・アカウントの資格証明を指定します。
「コンテナ・データベース」セクションで、宛先CDB (テスト・マスターPDBを含む必要のあるCDB)を指定します。
「資格証明」セクションで、宛先CDBのSYSDBA資格証明と、宛先CDBのホスト資格証明を指定します。また、宛先CDBで自動ストレージ管理(ASM)を使用してディスク・ストレージを管理している場合、ASM資格証明を指定する必要があります。
「次」をクリックします。
テスト・マスター・プラガブル・データベースの作成: 構成ページの「データベース・ファイルの場所」セクションで、テスト・マスターPDBのデータ・ファイルが作成されるACFSマウント・ポイント記憶域の場所を指定します。
ソースPDBのデータ・モデル定義のみをクローニングし、ソースPDBデータはクローニングしない場合、「ユーザー・データの除外」を選択します。
「次」をクリックします。
「テスト・マスター・プラガブル・データベースの作成: 後処理」ページの「データ・マスキング」セクションで、テスト・マスターPDBの作成後に適用するデータ・マスキング定義を指定します。データ・マスキングによって、データベース内の機密データがマスクされます。
データ・マスキング定義の作成方法の詳細は、『Oracle Data Masking and Subsettingガイド』を参照してください。データ・マスキング定義は、Subset-Maskingライセンス・パックを所有している場合にのみ適用できることに注意してください。
「カスタム・スクリプト」セクションの「前スクリプト」および「後スクリプト」で、テスト・マスターPDBの作成の前後に実行するスクリプトを含むOracleソフトウェア・ライブラリ・コンポーネントを指定します。また、「SQLスクリプト」で、テスト・マスターPDBの作成後に実行するSQLスクリプトを指定します。「実行ユーザー」で、SQLスクリプトの実行に使用するユーザー・アカウントを選択します。
「次へ」をクリックします。
デプロイメント・プロシージャのインスタンス名を指定します。また、デプロイメント・プロシージャを開始する時点を指定します。
「通知」セクションで、電子メール通知を受信するデプロイメント・プロシージャの状態を選択します。たとえば、「通知のステータス」で「スケジュール済」および「成功」を選択すると、デプロイメント・プロシージャがスケジュールされたときと、それが成功したときに電子メール通知を受信できます。
「次」をクリックします。
指定したすべての詳細を確認します。特定の詳細を編集する場合、「戻る」をクリックして必要なページに移動します。
「クローン」をクリックして、ソースPDBからテスト・マスターPDBを作成するデプロイメント・プロシージャを発行します。
この項では、プラガブル・データベース・クローニング・ウィザードを使用してテスト・マスター・プラガブル・データベースのスナップショット・クローンを作成する様々なソリューションについて説明します。次のサブセクションが含まれます:
注意: EM CLIを使用してプラガブル・データベースのスナップショット・クローンを作成するには、第47.14.2項「プラガブル・データベースのスナップショット・クローンのタイプ」を参照してください。 |
重要: スナップショット・クローンを作成できるのは、バージョン12.1.0.2.0以上のテスト・マスターPDBのみです。 |
システムに12.1.0.8のEnterprise Manager for Oracle Databaseプラグインをデプロイしている場合、新しいPDBのクローニング・ウィザードを使用してテスト・マスターPDBのスナップショット・クローンを作成できます。
Exadataテスト・マスターPDBのスナップショット・クローンを作成するには、次の手順を実行します。
「ターゲット」メニューから「データベース」を選択します。
「表示」で、「検索リスト」を選択します。「表示」メニューから、「すべてを開く」を選択します。
リストでソースCDB (ソース・テスト・マスターPDBが含まれるCDB)を見つけ、クローニングするテスト・マスターPDBの名前をクリックします。
「Oracleデータベース」メニューから、「クローニング」→「スナップショット・クローンの作成」を選択します。
別の方法として、手順3で、クローニングするテスト・マスターPDBの名前を右クリックし、「Oracleデータベース」→「クローニング」→「スナップショット・クローンの作成」を選択できます。
「スナップショット・クローン・プラガブル・データベースの作成」で、次の手順を実行します。
ソースCDBのSYSDBA資格証明を指定します。優先資格証明を使用するか、名前付き資格証明の保存済セットを使用するか、資格証明の新規セットを指定するかを選択できます。
「資格証明」セクションで、CDBのSYSDBA資格証明を指定します。
「プラガブル・データベース定義」セクションで、PDBの名前と、PDBスナップショット・クローンの表示名を指定します。Enterprise Managerでは、PDBスナップショット・クローン・ターゲットの識別に表示名を使用します。
「PDB管理者資格証明」セクションで、PDBスナップショット・クローンの管理に使用する管理者ユーザー・アカウントの資格証明を指定します。
ソースCDBとは異なるCDBにテスト・マスターPDBをクローニングする場合、「プラガブル・データベースの異なるコンテナ・データベースへのクローニング」を選択し、宛先CDBを指定します。
「資格証明」セクションで、CDBのホスト資格証明を指定します。また、ディスク・ストレージを管理するために使用されるASMのASM資格証明を指定します。
これ以上詳細を指定する必要がなければ、「クローン」をクリックします。これにより、パブリック・クラウド設定にデプロイされたCDBにPDBをクローニングするためのデプロイメント・プロシージャが発行されます。
他の構成詳細の指定やデータのマスキング、クローニング・プロセスのスケジュールを行う場合は、「拡張」をクリックします。
「拡張」オプションを選択した場合は、それ以降の手順に従います。各ページにクローニングのためのオプションがあります。
「スナップショット・クローン・プラガブル・データベースの作成: ソースと宛先」ページで、詳細を確認して「次へ」をクリックします。
「スナップショット・クローン・プラガブル・データベースの作成: 構成」ページで、次の操作を実行します。
「データベース・ファイルの場所」セクションで、PDBスナップショット・クローンのデータファイルが作成されるスパース・ディスク・グループの名前を指定します。
「拡張構成」セクションで、PDBスナップショット・クローンの最大サイズの記憶域制限と、PDBスナップショット・クローン内の共有表領域の最大サイズを指定します。デフォルトでは、これらの属性の値に制限はありません。
「その他」セクションで、PDBスナップショット・クローン内に作成される表領域に対するデフォルトのロギング・オプションを選択します。
「次」をクリックします。
「スナップショット・クローン・プラガブル・データベースの作成: 後処理」セクションの「データ・マスキング」セクションで、PDBのクローニング後に適用するデータ・マスキング定義を指定します。データ・マスキングによって、データベース内の機密データがマスクされます。
データ・マスキング定義の作成方法の詳細は、『Oracle Data Masking and Subsettingガイド』を参照してください。データ・マスキング定義は、Subset-Maskingライセンス・パックを所有している場合にのみ適用できることに注意してください。
「カスタム・スクリプト」セクションの「前スクリプト」および「後スクリプト」で、PDBのクローニングの前後に実行するスクリプトを含むOracleソフトウェア・ライブラリ・コンポーネントを指定します。また、「SQLスクリプト」で、PDBのクローニング後に実行するSQLスクリプトを指定します。「実行ユーザー」で、SQLスクリプトの実行に使用するユーザー・アカウントを選択します。
「次」をクリックします。
「スナップショット・クローン・プラガブル・データベースの作成: スケジュール」ページで、クローニングのデプロイメント・プロシージャのインスタンス名を指定します。また、クローニング・プロシージャを開始する時点を指定します。
「通知」セクションで、電子メール通知を受信するデプロイメント・プロシージャの状態を選択します。たとえば、「通知のステータス」で「スケジュール済」および「成功」を選択すると、クローニング・デプロイメント・プロシージャがスケジュールされたときと、それが成功したときに電子メール通知を受信できます。
「次」をクリックします。
「スナップショット・クローン・プラガブル・データベースの作成: 確認」ページで、入力したすべての詳細を確認します。特定の詳細を編集する場合、「戻る」をクリックして必要なページに移動します。
「クローン」をクリックしてデプロイメント・プロシージャを発行し、Exadataテスト・マスターPDBのスナップショット・クローンを作成します。
重要: スナップショット・クローンを作成できるのは、バージョン12.1.0.2.0以上のテスト・マスターPDBのみです。 |
システムに12.1.0.8のEnterprise Manager for Oracle Databaseプラグインをデプロイしている場合、新しいPDBのクローニング・ウィザードを使用してテスト・マスターPDBのスナップショット・クローンを作成できます。
Exadataテスト・マスターPDBのスナップショット・クローンを作成するには、次の手順を実行します。
「ターゲット」メニューから「データベース」を選択します。
「表示」で、「検索リスト」を選択します。「表示」メニューから、「すべてを開く」を選択します。
リストでソースCDB (ソース・テスト・マスターPDBが含まれるCDB)を見つけ、クローニングするテスト・マスターPDBの名前をクリックします。
「Oracleデータベース」メニューから、「クローニング」→「スナップショット・クローンの作成」を選択します。
別の方法として、手順3で、クローニングするテスト・マスターPDBの名前を右クリックし、「Oracleデータベース」→「クローニング」→「スナップショット・クローンの作成」を選択できます。
「スナップショット・クローン・プラガブル・データベースの作成」で、次の手順を実行します。
ソースCDBのSYSDBA資格証明を指定します。優先資格証明を使用するか、名前付き資格証明の保存済セットを使用するか、資格証明の新規セットを指定するかを選択できます。
「資格証明」セクションで、CDBのSYSDBA資格証明を指定します。
「プラガブル・データベース定義」セクションで、PDBの名前と、PDBスナップショット・クローンの表示名を指定します。Enterprise Managerでは、PDBスナップショット・クローン・ターゲットの識別に表示名を使用します。
「PDB管理者資格証明」セクションで、PDBスナップショット・クローンの管理に使用する管理者ユーザー・アカウントの資格証明を指定します。
ソースCDBとは異なるCDBにテスト・マスターPDBをクローニングする場合、「プラガブル・データベースの異なるコンテナ・データベースへのクローニング」を選択し、宛先CDBを指定します。
「資格証明」セクションで、CDBのホスト資格証明を指定します。また、ディスク・ストレージを管理するために使用されるASMのASM資格証明を指定します。
これ以上詳細を指定する必要がなければ、「クローン」をクリックします。これにより、パブリック・クラウド設定にデプロイされたCDBにPDBをクローニングするためのデプロイメント・プロシージャが発行されます。
他の構成詳細の指定やデータのマスキング、クローニング・プロセスのスケジュールを行う場合は、「拡張」をクリックします。
「拡張」オプションを選択した場合は、それ以降の手順に従います。各ページにクローニングのためのオプションがあります。
「スナップショット・クローン・プラガブル・データベースの作成: ソースと宛先」ページで、詳細を確認して「次へ」をクリックします。
「スナップショット・クローン・プラガブル・データベースの作成: 構成」ページで、次の操作を実行します。
「データベース・ファイルの場所」セクションで、PDBスナップショット・クローンのデータファイルが作成されるスパース・ディスク・グループの名前を指定します。
「拡張構成」セクションで、PDBスナップショット・クローンの最大サイズの記憶域制限と、PDBスナップショット・クローン内の共有表領域の最大サイズを指定します。デフォルトでは、これらの属性の値に制限はありません。
「その他」セクションで、PDBスナップショット・クローン内に作成される表領域に対するデフォルトのロギング・オプションを選択します。
「次」をクリックします。
「スナップショット・クローン・プラガブル・データベースの作成: 後処理」セクションの「データ・マスキング」セクションで、PDBのクローニング後に適用するデータ・マスキング定義を指定します。データ・マスキングによって、データベース内の機密データがマスクされます。
データ・マスキング定義の作成方法の詳細は、『Oracle Data Masking and Subsettingガイド』を参照してください。データ・マスキング定義は、Subset-Maskingライセンス・パックを所有している場合にのみ適用できることに注意してください。
「カスタム・スクリプト」セクションの「前スクリプト」および「後スクリプト」で、PDBのクローニングの前後に実行するスクリプトを含むOracleソフトウェア・ライブラリ・コンポーネントを指定します。また、「SQLスクリプト」で、PDBのクローニング後に実行するSQLスクリプトを指定します。「実行ユーザー」で、SQLスクリプトの実行に使用するユーザー・アカウントを選択します。
「次」をクリックします。
「スナップショット・クローン・プラガブル・データベースの作成: スケジュール」ページで、クローニングのデプロイメント・プロシージャのインスタンス名を指定します。また、クローニング・プロシージャを開始する時点を指定します。
「通知」セクションで、電子メール通知を受信するデプロイメント・プロシージャの状態を選択します。たとえば、「通知のステータス」で「スケジュール済」および「成功」を選択すると、クローニング・デプロイメント・プロシージャがスケジュールされたときと、それが成功したときに電子メール通知を受信できます。
「次」をクリックします。
「スナップショット・クローン・プラガブル・データベースの作成: 確認」ページで、入力したすべての詳細を確認します。特定の詳細を編集する場合、「戻る」をクリックして必要なページに移動します。
「クローン」をクリックしてデプロイメント・プロシージャを発行し、Exadataテスト・マスターPDBのスナップショット・クローンを作成します。
プラガブル・データベースをテスト・マスターに変換するには、次の手順を実行します。
テスト・マスターとして有効化するプラガブル・データベース・ターゲット名を右クリックし、「Oracle Database」を選択し、「クローニング」を選択し、「テスト・マスターとして有効化」を選択します。
「テスト・マスターとして有効化」ページの「資格証明」セクションで、プラガブル・データベースのコンテナ・データベースの資格証明とOracleホームの資格証明を指定します。
「ソース」セクションで、データベース作成元の親データベースを指定または検索します。これによって、系統追跡が容易になります。
「データ・マスキング」セクションで、マスキング・テンプレートの適用、または選択した追加スクリプトの実行によって、データの機密性を隠蔽することができます。
「カスタム・スクリプト」セクションで、クローニング後スクリプトを含むソフトウェア・ライブラリ・コンポーネントを選択できます。クローン・データベースは、クローニング後SQLスクリプトを実行してカスタマイズすることもできます。
「発行」をクリックします。
テスト・マスター・プラガブル・データベースを無効にすると、データ・ファイルは読み書きモードに再設定され、プラガブル・データベースはオープン・モードで再起動されます。データベースをさらに変更してから、再度テスト・マスターとして有効化できます。
テスト・マスター・プラガブル・データベースを無効化するには、次の手順を実行します。
テスト・マスター・プラガブル・データベースを右クリックし、「Oracle Database」を選択し、「クローニング」を選択し、「テスト・マスターとして無効化」を選択します。
「テスト・マスターの無効化」ページで、テスト・マスター・プラガブル・データベースのコンテナ・データベースの資格証明を指定します。また、Oracleホームの資格証明を指定します。
「発行」をクリックします。