Oracle® Enterprise Manager Cloud Control Oracle Enterprise ManagerでのOracle Exalytics In-Memory Machineのマネージング リリース12.1.0.6.0 E56360-02 |
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Enterprise Managerを使用してシステムを監視して、システムのステータス、可用性、パフォーマンスおよび状態のすべておよび最新の概要を取得します。Enterprise Managerには、ターゲットの複雑なパフォーマンス・データがグラフや円グラフを使用して簡潔な形式で表示されます。また、ターゲット・メトリックで、そのしきい値レベル、ターゲット・アラートおよびターゲット・インシデントが相反するため、ユーザー操作が必要になることも常に知らせます。
Exalyticsシステム・コンソールを使用して、次のタスクを実行できます。
Exalyticsシステム・ダッシュボードにアクセスするには、「ターゲット」メニューから「Exalytics」を選択します。「システム」ページから、アクセス先のExalyticsシステムを選択します。
Exalyticsシステム・ダッシュボードには、「ハードウェア」タブと「ソフトウェア」タブが含まれます。
「ハードウェア」タブにはExalyticsシステム・ハードウェアのステータス情報が表示されます。これには、「CPUとメモリーの使用率」およびマシンのILOM詳細が表示される「ハードウェア概要」が含まれます。
「ハードウェア」タブには、問題があるターゲットとアラートを表示する「インシデントと問題」セクションもあります。表にはターゲットのステータス、問題の重大度、エスカレーション・レベルおよび最後の更新以降の時間も表示されます。
「ソフトウェア」タブに表示されるステータス情報には、Exalyticsシステムによって管理および監視される次のFusion Middlewareターゲットのアラートや主要なパフォーマンス・メトリックが含まれます。
WebLogicドメイン
Oracle BI Foundation 11g
Oracle TimesTen (インメモリー・データベース)
ホスト
注意: これらのターゲットは、Exalytics検出プロセスで自動的に検出されません。ダッシュボードに表示するには、それらを個別に検出する必要があります。 |
デフォルトで、各Fusion Middlewareコンポーネントの表にはコンポーネント名、タイプ、ステータス、インシデント、コンポーネントが実行されているホストおよびポートが表示されます。「表示」をクリックし、「列」を選択してから、列として表に表示するオプションを選択すると、列を追加できます。
パフォーマンス・サマリー、アラート履歴、ターゲット・インシデント、メンバー・トポロジ、ルーティング・トポロジおよびジョブ・アクティビティなどのExalyticsシステムの詳細情報は、「Exalyticsシステム」メニューから表示できます。システムのリフレッシュ、システムの削除、ターゲット・アクセス権限の付与、ターゲット・ブラックアウトの管理などの管理タスクも実行できます。
Enterprise Manager Exalyticsシステム・コンソールを使用して、次の汎用パフォーマンス・タスクを実行できます。
Exalyticsシステムのパフォーマンス・サマリーを表示するには、次の手順に従います。
「ターゲット」メニューから「Exalytics」を選択します。「システム」ページから、アクセス先のExalyticsシステムを選択します。
Exalyticsシステムのホーム・ページから「Exalyticsシステム」をクリックし、「監視」、「パフォーマンス・サマリー」の順に選択します。
次のグラフが表示されます。
平均問合せ時間(秒)
サーバー問合せ(/秒)
BIインスタンスのステータス
アクティブ・セッション
失敗したリクエスト
リクエスト(/分)
「表示」メニューをクリックして「チャートの並替え」を選択すると、チャートの順序を変更できます。これによって、チャートを上下に移動、または削除できます。
「パフォーマンス・サマリー」ページでは、次の操作も実行できます。
Exalyticsサマリーの全日、2時間または15分のパフォーマンスを表示できます。
「表示」メニューをクックして項目を選択または選択を解除して、チャートに表示するものを設定できます。
チャートを前のチャートとのオーバーレイで表示したり、別のExalyticsシステムのパフォーマンス・サマリー・チャートとオーバーレイすることができます。
このためには、「オーバーレイ」をクリックしてオプションを選択します。
メトリック・パレットの表示をクリックすると、メトリック・パレットを表示できます。
Exalyticsシステムのアラート履歴を表示するには、Exalyticsシステムのホーム・ページに表示される「Exalyticsシステム」メニューから、「監視」、「アラート履歴」の順に選択します。
アラート履歴ページには、特定のメトリックがクリティカルしきい値を大幅に超えていた期間やメトリックが計算できなかった期間など、ターゲット・メトリックの詳細が表示されます。これらの詳細は、サーバーに障害が発生したり、停止時間が長期にわたる前にメトリックに関連する問題を修正する方法の計画に役立ちます。
ターゲットに関連するインシデントを表示するには、ターゲットのホーム・ページに表示される「Exalyticsシステム」メニューから、「監視」、「インシデント・マネージャ」の順に選択します。
「インシデント・マネージャ」ページには、ターゲットに関連する、Exalyticsシステム上で実行されるハードウェアまたはソフトウェア・コンポーネントにマイナスの影響のある様々なイベントの詳細が表示されます。これらのイベントにはユーザー処理が必要です。このセクションに表示される詳細(インシデント・サマリー、重大度、ターゲット、ターゲット・タイプなど)は、トラブルシューティングに必要です。
Exalyticsシステムのメンバー・トポロジを表示するには、次の手順に従います。
「ターゲット」メニューから「Exalytics」を選択します。「システム」ページから、アクセス先のExalyticsシステムを選択します。
Exalyticsシステムのホーム・ページに表示される「Exalyticsシステム」メニューから、「メンバー」、「トポロジ」の順に選択します。
システムの「構成トポロジ」ページが表示されます。
トポロジ・ビューアでは、IT環境をグラフィカル形式で理解および視覚化できます。システム間の相互関係には、このシステムがどのシステムに依存しているか、このシステムがダウンした場合はどのシステムが影響を受けるか、使用しているシステムの各メンバーはどのように関連しているかなどの結果が表示されます。
このページでは、次のタスクを実行できます。
構成トピックを表示するには、「表示」リストから次のいずれかを選択します。
使用
このビューを使用すると、選択したターゲットが依存するターゲットを確認しやすくなります。ターゲットに問題がある場合、ターゲットが依存する別のターゲットに問題の原因があるかどうかを確認する上でこのビューが役に立ちます。
使用者
このビューには、選択したターゲットに依存するターゲットが表示されます。たとえば、ターゲットを停止し、その影響を受ける他のターゲットを確認する必要がある場合、このビューが役に立ちます。
システム・メンバー
このビューには、システムのメンバーが表示されます。
エンド・ユーザーが定義した「カスタム・ビュー」。
注意: 「使用」、「使用者」および「システム・メンバー」ビューは、即時利用可能なビューです。これらは変更できません。 |
カスタム・トポロジ・ビューを作成するには、次の手順を実行します。
「カスタマイズ」メニューから、「カスタム・ビューの作成」を選択します。
トポロジの名前および説明を指定し、初期コンテンツの1つを選択します。
現在のビューをコピー: 表示しているトポロジ・ビューと類似したトポロジ・ビューを作成します。
空のビューを作成: ルート・ノードから始まるトポロジ・ビューを作成します。
次のいずれかの公開オプションを選択します。
現在のターゲット・タイプのすべてのターゲットのカスタム・ビューを公開します。たとえば、データベース・ターゲットのトポロジ・ビューを作成している場合、新規ビューはすべてのデータベース・ターゲットに対して使用可能になります。
現在のターゲットに対してのみカスタム・ビューを公開します。
ビューを共有するには、「このカスタム・ビューを他のユーザーと共有」をクリックします。
「OK」をクリックします。
トポロジで不要な情報を非表示にするには、ターゲットをハイライトし、「カスタマイズ」メニューで「関係を非表示」を選択します。
ターゲットを選択することにより、表示されていない関係を表示することもできます。「カスタマイズ」メニューから、「ターゲット」、「ターゲット・タイプとの関係をさらに表示」の順に選択します。
「OK」をクリックします。
トポロジ・ダイアグラムは、Enterprise Managerターゲットとそのステータス、インシデント、その他のターゲット情報、およびターゲット間の関係を表示する対話形式のダイアグラムです。
Exalyticsの「ルーティング・トポロジ」ページを表示するには、次の手順に従います。
「ターゲット」メニューから「Exalytics」を選択します。「システム」ページから、アクセス先のExalyticsシステムを選択します。
ターゲットのホーム・ページに表示される、Exalyticsシステム・メニューから、「ルーティング・トポロジ」を選択します。
ルーティング・トポロジ・ページには、単一のトポロジ・ダイアグラムにミドルウェア・ターゲットが表示され、ターゲット間の依存関係、およびコンポーネント障害の影響を確認できます。
このページを使用して、相互に通信中のソフトウェア・コンポーネント、およびソフトウェア・コンポーネントがシステムを把握するために使用しているハードウェア・コンポーネントを視覚化できます。システムのどのコンポーネントが、その他のコンポーネントの問題によって影響を受けるかを判別できます。
トポロジ・グラフはExalyticsシステムのターゲット間の関係を表します。ターゲットには、ステータスとインシデントを示す注釈が付けられます。エンティティと関係に関する追加情報はツールチップで表示されます。グラフは、一般的なマップ・プログラムのようにパンとズームが可能で、グラフの任意の場所の展開と縮小も可能です。フィルタリングして必要なノードのみ表示することもできます。
「Exalyticsシステム」をリフレッシュするには、次を実行します。
「ターゲット」メニューから「Exalytics」を選択します。「システム」ページから、アクセス先のExalyticsシステムを選択します。
ターゲットのホーム・ページに表示される「Exalyticsシステム」メニューから、Exalyticsシステムのリフレッシュを選択します。
Exalyticsターゲットの検出ページが開きます。
Exalytics Machineターゲットを再度検出してExalyticsシステムへ追加するか、既存のターゲットをシステムから削除できます。
ターゲットに関連する過去のジョブ、現在実行中のジョブ、およびスケジュール済のジョブを表示するには、次の手順に従います。
「ターゲット」メニューから「Exalytics」を選択します。「システム」ページから、アクセス先のExalyticsシステムを選択します。
ターゲットのホーム・ページに表示される、Exalyticsシステム・メニューから、「ジョブ・アクティビティ」を選択します。
「ジョブ・アクティビティ」ページには、ターゲットの開始、ターゲットの停止、ターゲットのブラックアウトなどのターゲットの管理タスクに関連するターゲット・ジョブが表示されます。
「ジョブ・アクティビティ」ページを使用して、特定のジョブを検索したり、所有者、ステータス、スケジュール済開始時刻などのジョブの詳細を取得したりします。また、「ジョブ・アクティビティ」ページを使用すると、ジョブの作成、編集、一時停止、再開などのターゲット・ジョブ管理タスクを実行することもできます。
Exalyticsシステムのターゲットで次の管理タスクを実行できます。
ターゲットのアクセス権限を管理するには、次の手順に従います。
「ターゲット」メニューから「Exalytics」を選択します。「システム」ページから、アクセス先のExalyticsシステムを選択します。
Exalyticsシステムのホーム・ページに表示される、「Exalyticsシステム」メニューから、「ターゲット設定」、「管理者アクセス」の順に選択します。
「追加」をクリックして、ロールまたは管理者にターゲットのアクセス権限を付与します。
「アクセス」ページを使用して、ロールおよび管理者のターゲット権限を設定します。使用可能な権限は、「表示」、「オペレータ」および「完全」です。
「表示」ではコンソールにターゲットを表示するのみですが、「オペレータ」ではターゲットを表示したり、ターゲットの削除を除くすべての管理アクションを実行したりすることができます。「完全」では、ターゲットを表示したり、すべての管理アクションを実行したりすることができます。
ブラックアウトは、監視対象ターゲットのデータ収集を中断するため、スケジュール済のメンテナンス・タスクを監視対象ターゲットで実行する場合に役立ちます。
ターゲットのブラックアウトを管理するには、次の手順に従います。
「ターゲット」メニューから「Exalytics」を選択します。「システム」ページから、アクセス先のExalyticsシステムを選択します。
Exalyticsシステムのホーム・ページに表示される、「Exalyticsシステム」メニューから、「監視」、「ブラックアウト」の順に選択します。
「ブラックアウト」ページを使用して、既存のターゲットのブラックアウトの検索、既存のブラックアウトの編集、新しいブラックアウトの定義、ブラックアウトの停止を行います。Exalyticsシステム・メニューを使用して、ブラックアウトを作成および停止することもできます。ブラックアウトを作成または停止するには、Exalyticsシステム・メニューから「制御」を選択し、「ブラックアウトの作成」または「ブラックアウトの終了」を選択します。
ExalyticsシステムからExalytics Machineターゲットを削除するには、次を実行します。
「ターゲット」メニューから「Exalytics」を選択します。「システム」ページから、アクセス先のExalyticsシステムを選択します。
Exalyticsシステムのホーム・ページの「Exalyticsシステム」メニューから、「ターゲット設定」、「ターゲットの削除」の順に選択します。
続行するかどうかを確認する警告が表示されます。「削除」をクリックします。