プライマリ・コンテンツに移動
Oracle® Enterprise Manager Cloud Control管理リポジトリ・ビュー・リファレンス
12cリリース4 (12.1.0.4)
E61776-03
  目次へ移動
目次
索引へ移動
索引

前
 
次
 

17 記憶域レポート作成ビュー

この章では、各記憶域レポート作成ビューとその列について説明します。次のセクションがあります。

ビューを使用する方法の例は、第20章「例」を参照してください。

17.1 MGMT$STORAGE_REPORT_DATA

MGMT$STORAGE_REPORT_DATAビューには、インスツルメント処理されたすべての記憶域エンティティに共通の記憶域データ・メトリック属性が表示されます。

表17-1 MGMT$STORAGE_REPORT_DATA

説明

TARGET_NAME

Enterprise Managerでのターゲット名

TARGET_TYPE

Enterprise Managerでのターゲット・タイプ

KEY_VALUE

記憶域エンティティの一意のキー値。

GLOBAL_UNIQUE_ID

記憶域エンティティのグローバル一意永続識別子。共有記憶域エンティティのすべてのインスタンスには、同じglobal_unique_identifierがあります。

NAME

記憶域エンティティの名前

STORAGE_LAYER

記憶域エンティティの記憶域レイヤー

使用例:

- OS_DISK

- VOLUME_MANAGER

- LOCAL_FILESYSTEM

- NFS

ENTITY_TYPE

エンティティのタイプを示します。値はベンダーに固有です。

たとえば、Plex、Sub Disk、Diskgroup、Volume group、Metadeviceなどです。

RAWSIZEB

バイト単位での合計領域。

SIZEB

バイト単位でのサイズ。

USEDB

バイト単位での使用サイズ

FREEB

バイト単位での空きサイズ


17.2 MGMT$STORAGE_REPORT_KEYS

MGMT$STORAGE_REPORT_KEYSビューには、インスツルメント処理された記憶域エンティティ間の関係が表示されます。

表17-2 MGMT$STORAGE_REPORT_KEYS

説明

TARGET_NAME

Enterprise Managerでのターゲット名

TARGET_TYPE

Enterprise Managerでのターゲット・タイプ

KEY_VALUE

記憶域エンティティの一意のKEY_VALUE

PARENT_KEY_VALUE

親記憶域エンティティのキー値


17.3 MGMT$STORAGE_REPORT_PATHS

MGMT$STORAGE_REPORT_PATHSビューには、インスツルメント処理されたすべての記憶域エンティティのOSパスが表示されます。

表17-3 MGMT$STORAGE_REPORT_PATHS

説明

TARGET_NAME

Enterprise Managerでのターゲット名

TARGET_TYPE

Enterprise Managerでのターゲット・タイプ

KEY_VALUE

記憶域エンティティの一意のキー値

NAME

記憶域エンティティの名前

PATH

記憶域エンティティへのOSパス

FILE_TYPE

ファイルのタイプ。

例:

- _BLOCKSPECIAL

- _DIRECTORY

- _REGULAR

STORAGE_LAYER

記憶域エンティティの記憶域レイヤー

使用例:

- OS_DISK

- VOLUME_MANAGER

- LOCAL_FILESYSTEM

- NFS

ENTITY_TYPE

エンティティのタイプを示します。値はベンダー固有です。

たとえば、Plex、Sub Disk、Diskgroup、Volume group、Metadeviceなどです。


17.4 MGMT$STORAGE_REPORT_ISSUES

MGMT$STORAGE_REPORT_ISSUESビューには、インスツルメント処理された記憶域メトリックの分析時に発生した一貫性の問題が表示されます。

表17-4 MGMT$STORAGE_REPORT_ISSUES

説明

TARGET_NAME

Enterprise Managerでのターゲット名

TARGET_TYPE

Enterprise Managerでのターゲット・タイプ

TYPE

非一貫性のタイプ。次の値が使用されます。

- MAPPING_ISSUE

- MAPPING_WARNING

MESSAGE_COUNT

メッセージ数のカウント。


17.5 MGMT$STORAGE_REPORT_DISK

MGMT$STORAGE_REPORT_DISKビューには、すべての物理ディスク・デバイス記憶域エンティティの追加記憶域データ・メトリック属性が表示されます。

表17-5 MGMT$STORAGE_REPORT_DISK

説明

TARGET_NAME

Enterprise Managerでのターゲット名

TARGET_TYPE

Enterprise Managerでのターゲット・タイプ

ENTITY_TYPE

ディスクやディスク・パーティションなどのディスク・デバイスのタイプを示します。

USED_PATH

ディスクまたはパーティションのOSパス。ディスクまたはパーティションが割り当てられている場合、これは使用中のパスです。

FILE_TYPE

ファイルのタイプ。

例:- _BLOCKSPECIAL- _REGULAR

SIZEB

バイト単位でのサイズ。

USEDB

バイト単位での使用サイズ

FREEB

バイト単位での空きサイズ

VENDOR

SCSI照会で検出されたディスク・ベンダーの名前。

PRODUCT

SCSI照会で検出されたベンダーからの製品ファミリ。


17.6 MGMT$STORAGE_REPORT_VOLUME

MGMT$STORAGE_REPORT_VOLUMEビューには、すべてのボリューム・マネージャ記憶域エンティティの追加記憶域データ・メトリック属性が表示されます。

表17-6 MGMT$STORAGE_REPORT_VOLUME

説明

TARGET_NAME

Enterprise Managerでのターゲット名

TARGET_TYPE

Enterprise Managerでのターゲット・タイプ

VENDOR

ボリュームまたはソフトウェアRAIDマネージャのベンダー名

PRODUCT

ボリュームまたはソフトウェアRAIDマネージャのベンダー名

TYPE

ボリューム・エンティティのタイプを示します。ベンダー固有の場合があります。

たとえば、Veritas Volume Manager for Volumeの場合、Plex、VM Disk、Diskgroup、Sub Disk、Metadevice、Metadevice Partition、Array、Raiddevice、Submirror、Diskset、Slice、raid-disk、spare-disk、Hot spareなどです。

DISK_GROUP

ディスク・グループまたはボリューム・グループ名

NAME

ボリューム・マネージャ・ネームスペース内のエンティティの名前。

USED_PATH

デバイスへのOSパス。デバイスが割り当てられている場合、これは使用中のパスです。

FILE_TYPE

ファイルのタイプ。

例:- _BLOCKSPECIAL- _REGULAR

RAWSIZEB

バイト単位です。

2方向のミラー化が行われたVeritasボリュームの場合。各プレックスのサイズの合計です。

SIZEB

バイト単位でのサイズ。

USEDB

バイト単位での使用サイズ

FREEB

バイト単位での空きサイズ

CONFIGURATION

ボリュームの構成を記述する文字列。


17.7 MGMT$STORAGE_REPORT_LOCALFS

MGMT$STORAGE_REPORT_LOCALFSビューには、すべてのローカル・ファイルシステム記憶域エンティティの追加記憶域データ・メトリック属性が表示されます。

表17-7 MGMT$STORAGE_REPORT_LOCALFS

説明

TARGET_NAME

Enterprise Managerでのターゲット名

TARGET_TYPE

Enterprise Managerでのターゲット・タイプ

FILESYSTEM_TYPE

ファイル・システムのタイプ

FILESYSTEM

オペレーティング・システム上のファイル・システム・パス

MOUNTPOINT

オペレーティング・システム上のマウント・ポイント・パス

SIZEB

数値

USEDB

バイト単位での使用サイズ

FREEB

バイト単位での空きサイズ


17.8 MGMT$STORAGE_REPORT_NFS

MGMT$STORAGE_REPORT_NFSビューには、すべてのネットワーク・ファイル・システムの追加記憶域データ・メトリック属性が表示されます。

表17-8 MGMT$STORAGE_REPORT_NFS

説明

TARGET_NAME

Enterprise Managerでのターゲット名

TARGET_TYPE

Enterprise Managerでのターゲット・タイプ

FILESYSTEM

オペレーティング・システムで参照されるファイル・システム名。NFSファイル・システムの場合、ファイル・システム名の形式は、nfs_server:/filesystem_nameです。

MOUNTPOINT

オペレーティング・システム上のマウントポイント・パス

SIZEB

バイト単位でのサイズ。

USEDB

バイト単位での使用サイズ。

FREEB

バイト単位での空きサイズ

NFS_SERVER

NFSサーバーのサーバー名

NFS_SERVER_IP_ADDRESS

NFSサーバーのIPアドレス。

NFS_VENDOR

NFSサーバー・ベンダー。

MOUNT_PRIVILEGE

これは、ファイル・システムのマウント権限です。

使用可能な値は次のとおりです。

  • Read

  • Write