この章では、各ターゲット・ビューとその列について説明します。次のセクションがあります。
ビューを使用する方法の例は、第20章「例」を参照してください。
MGMT$AGENTS_MONITORING_TARGETSビューには、ターゲットに対して使用可能な管理エージェントが表示されます。
表18-1 MGMT$AGENTS_MONITORING_TARGETS
列 | 説明 |
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TARGET_NAME |
ターゲットの名前 |
TARGET_TYPE |
ターゲットのタイプ |
TARGET_GUID |
ターゲットの一意のID |
AGENT_NAME |
ターゲットを監視している管理エージェントの名前 |
AGENT_TYPE |
管理エージェントのタイプ |
AGENT_GUID |
管理エージェントの一意のID |
AGENT_IS_MASTER |
管理エージェントがマスターかスレーブかを指定します。 使用可能な値は次のとおりです。
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EMD_URL |
ターゲットを監視しているemdのURL |
HOST_NAME |
ターゲットまたは管理エージェントを含むホスト |
MONITORING |
ターゲットの監視方法を示します。 使用可能な値は次のとおりです。
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MGMT$EM_ECM_MOS_PROPERTIESビューには、My Oracle Supportおよびパッチ適用に役立つターゲットの情報が示されます。EM_ECM_MOS_PROPERTIES表から値を返します。
MGMT$EM_ECM_TARGET_FRESHNESSビューは、最新および最も古い構成スナップショット情報をターゲットごとに示します。収集のタイムスタンプと直近に収集された(最も新しい)ターゲットのスナップショットと最も以前に収集された(最も古い)ターゲットのスナップショットのスナップショットGUIDを返します。ターゲットがシステムの場合、値は、システムのすべてのメンバー・ターゲットのすべてのスナップショットで有効です。
MGMT$MANAGEABLE_ENTITIESビューには、Enterprise Manager内のすべての管理可能なエンティティのリストが含まれます。
表18-4 MGMT$MANAGEABLE_ENTITIES
列 | 説明 |
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ENTITY_GUID |
管理可能なエンティティに対応する一意のID
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ENTITY_TYPE |
管理可能なエンティティのタイプ。
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ENTITY_NAME |
管理可能なエンティティの名前。
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PARENT_ME_GUID |
ターゲット・コンポーネントを含む親エンティティ。ターゲット・コンポーネント以外の場合、この列はENTITY_GUIDと同じです。 |
PARENT_ME_TYPE |
親ターゲットのタイプ。(ターゲット・コンポーネントの場合のみ有効) |
PARENT_ME_NAME |
親ターゲットの名前。(ターゲット・コンポーネントの場合のみ有効) |
MANAGE_STATUS |
エンティティの管理ステータス。 使用可能な値は次のとおりです。
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PROMOTE_STATUS |
ターゲットの昇格ステータス
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DYNAMIC_PROPERTY_STATUS |
動的プロパティのステータス 使用可能な値は次のとおりです。
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TYPE_META_VER |
メタデータ・バージョン番号 |
CATEGORY_PROP_N |
最大5つのカテゴリ・プロパティを使用して、異なる構成に基づいて異なるメトリック定義を区別できます。 たとえば、OSバージョン、データベース・バージョン、Oracle RAC構成などです。 |
TIMEZONE_REGION |
ターゲットが動作するタイムゾーン・リージョンの名前 注意: コンポーネントはターゲットと同じタイムゾーンにあります。 |
DISPLAY_NAME |
管理可能なエンティティのユーザーフレンドリな名前 |
OWNER |
ターゲットを所有するEnterprise Manager管理者 |
HOST_NAME |
ターゲットを含むホスト |
EMD_URL |
ターゲットが収集されるEMDのURL |
BROKEN_REASON |
ターゲットが破損している理由を表すコード 使用可能な値は次のとおりです。
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BROKEN_STR |
破損の理由に関連付けられている文字列 |
MONITORING_MODE |
ターゲットの監視方法を示します。 使用可能な値は次のとおりです。
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IS_PROPAGATING |
管理可能なエンティティが権限伝播するかどうかを指定します。 |
DISCOVERED_NAME |
管理可能なエンティティの検出に使用された名前 |
ORG_ID |
Oracle Configuration Manager (OCM) Harvseterによって使用される組織ID。このIDは、カスタマを一意に識別するために使用されます。 注意: 大規模な企業の場合、部門ごとに異なる複数の組織IDを持っている場合があります。 |
ORACLE_HOME |
ターゲットのOracleホーム |
ORACLE_CONFIG_HOME |
この値は、1つのOracleホームを共有するが、構成状態は個別のディレクトリに保持するターゲットを示すために、OCMコレクタおよびCCRによって使用されます。 |
LOAD_TIMESTAMP |
管理可能なエンティティのレコードが最初にロードされた日時(管理リポジトリのタイムゾーン) |