2013年10月にリリースされたOracle Enterprise Manager Cloud Control 12cリリース3プラグイン・アップデート1 (12.1.0.3)は、Enterprise Manager Cloud Controlの最新リリースです。2013年10月にリリースされた新規プラグインおよび更新済プラグイン・バージョンで更新された、12cリリース3 (12.1.0.3) (2013年6月にリリース)のソフトウェア・バイナリが含まれます。ただし、12cリリース3 (12.1.0.3)のソフトウェア・バイナリは、変更されておらず、2013年10月にリリースされた新規プラグインおよび更新済プラグイン・バージョンへの統合以外は行われていません。管理エージェントのソフトウェア・バイナリも変更されていません。これは、パッチ・セットやパッチではありません。
プラグインとコア・ソフトウェアの統合によって、フレッシュ・インストールまたは12cリリース3 (12.1.0.3)へのアップグレードを実行するときに、自動的に最新のプラグイン・バージョンをすべて取得できます。また、これにより、アップグレード・プロセスが簡略化されるため、最新のプラグイン・バージョンを利用できるかどうかを手動で確認し、自己更新コンソールを通じてそれらをダウンロードするために必要な時間と労力を節約できます。
12cリリース3 (12.1.0.3)プラグイン・アップデート1の詳細は、第2章を参照してください。Enterprise Manager Cloud Controlのこれまでのすべてのリリースの詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Controlアドバンスト・インストレーションおよび構成ガイド』を参照してください。
表1-1は、Enterprise Manager Cloud Control 12cリリース3 (12.1.0.3)に関連する様々な新機能のトピックについて、Oracle Technology Network (OTN)で公開されているドキュメントへのリンクです。これらのURLから取得できる情報を確認し、12cリリース3 (12.1.0.3)をインストールして、これまでのリリースを置き換える理由について理解してください。
表1-1 12cリリース3 (12.1.0.3)の新機能
新機能のトピック | 参照URL |
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このリリースでの新機能 |
Oracle Enterprise Manager Cloud Control導入ガイド |
インストール・プロセス、エージェント・デプロイメント・プロセス、およびアップグレード・プロセスでの新機能。 |
Oracle Technology Networkで公開されているドキュメント
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主な既知の問題。 |
Oracle Enterprise Manager Cloud Controlリリース・ノート |
このリリースで修正されたバグ。 |
12cリリース3 (12.1.0.3)で修正されたバグのリストについては、サービス・リクエストでOracle Supportにお問い合せください。 |