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Oracle® Enterprise Manager Cloud Controlアドバンスト・インストレーションおよび構成ガイド
12cリリース3 (12.1.0.3)
B65085-09
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I トラブルシューティング

この付録では、Enterprise Manager Cloud Controlの操作中に発生する可能性がある問題のトラブルシューティング方法について説明します。

I.1 コンフィギュレーション・アシスタント障害のトラブルシューティング

この項では、次のコンフィギュレーション・アシスタントが失敗した場合に参照する必要があるログ・ファイルと実行する必要があるアクションについて説明しています。

I.1.1 プラグイン前提条件チェック・コンフィギュレーション・アシスタント

ログ・ファイル

次のログ・ファイルを参照します。

  • $<OMS_HOME>/cfgtoollogs/cfgfw/CfmLogger_<timestamp>.log

  • $<OMS_HOME>/cfgtoollogs/pluginca/configplugin_prereq_check_<timestamp>.log

回避手順

  1. 次のプラグイン前提条件チェック・コンフィギュレーション・アシスタントを実行します。

    $<OMS_HOME>/oms/bin/pluginca -action prereqCheck -oracleHome <oms_home_path> -middlewareHome <middleware_home_path> -plugins <plugin_id>=<plugin_version>


    注意:

    プラグインが複数ある場合、プラグインの詳細をカンマで区切ってください。たとえば、-plugins <plugin_id>=<plugin_version>, <plugin_id>=<plugin_version>となります。

  2. 次のコマンドを実行して、インストールを完了します。

    $<OMS_HOME>/oui/bin/runConfig.sh ORACLE_HOME=<oms_home_path> MODE=perform ACTION=configure COMPONENT_XML={encap_oms.1_0_0_0_0.xml}

I.1.2 リポジトリ・コンフィギュレーション・アシスタント

ログ・ファイル

次のログ・ファイルを参照します。

  • $<OMS_HOME>/cfgtoollogs/cfgfw/CfmLogger_<timestamp>.log

  • $<OMS_HOME>/sysman/log/schemamanager/m_<timestamp>/m_<timestamp>.<ACTION>/


注意:

<ACTION>は、スキーマ・アクションのいずれか(CREATE、TRANSX、MY_ORACLE_SUPPORTなど)を指しています。

回避手順

次の手順を実行します。

  1. 問題の原因を解決します。

  2. 次のコマンドを実行して、管理リポジトリをクリーンアップします。

    $<OMS_HOME>/sysman/admin/emdrep/bin/RepManager <repository_database_host> <repository_database_port> <repository_database_sid> -action dropall -dbUser <repository_database_user> -dbPassword <repository_database_password> -dbRole <repository_database_user_role> -mwHome <middleware_home> -mwOraHome <oms_oracle_home> -oracleHome <oms_oracle_home>


    注意:

    • Microsoft Windowsの場合は、RepManager.batを起動してください。

    • RepManager 12.1では、SYSMAN、SYSMAN_MDS、SYSMAN_APM、SYSMAN_OPSSおよびSYSMAN_ROを削除する、-action dropallおよび-action dropをサポートしています。RepManager 11.1では、SYSMANおよびSYSMAN_MDSのみを削除する-action dropall、ならびにSYSMANのみを削除する-action dropをサポートしています。RepManager 10.2.0.5では、SYSMANのみを削除する-action dropをサポートしています。


  3. コンフィギュレーション・アシスタントを再実行します。

    グラフィック・モードでインストールする場合は、Enterprise Manager Cloud Controlのインストール・ウィザードに戻り、「再試行」をクリックします。

    「再試行」をクリックする前にインストーラを誤って終了した場合、同じ画面を表示するためにインストーラを再起動しないでください。かわりに、OMSホームからrunConfig.sh (Microsoft Windowsの場合はrunConfig.bat)スクリプトを起動してください。

    $<OMS_HOME>/oui/bin/runConfig.sh ORACLE_HOME=<oms_home_path> MODE=perform ACTION=configure COMPONENT_XML={encap_oms.1_0_0_0_0.xml}

    サイレント・モードでインストールする場合は、OMSホームからrunConfig.shスクリプトを再実行します。

    $<OMS_HOME>/oui/bin/runConfig.sh ORACLE_HOME=<oms_home_path> MODE=perform ACTION=configure COMPONENT_XML={encap_oms.1_0_0_0_0.xml}

    runConfig.shスクリプトが失敗する場合は、使用環境をクリーンアップしてインストールを再実行してください。


    注意:

    Microsoft Windowsの場合は、runConfig.batを実行します。

I.1.3 リポジトリ即時使用可能コンフィギュレーション・アシスタント

ログ・ファイル

次のログ・ファイルを参照します。

$<OMS_HOME>/sysman/log/schemamanager/m_<timestamp>/m_<timestamp>.<ACTION>/

回避手順

  1. 問題の原因を解決します。


    注意:

    管理リポジトリはクリーンアップまたは削除しないでください。

  2. コンフィギュレーション・アシスタントを再実行します。

    グラフィック・モードでインストールする場合は、Enterprise Manager Cloud Controlのインストール・ウィザードに戻り、「再試行」をクリックします。

    「再試行」をクリックする前にインストーラを誤って終了した場合、同じ画面を表示するためにインストーラを再起動しないでください。かわりに、OMSホームからrunConfig.sh (Microsoft Windowsの場合はrunConfig.bat)スクリプトを起動してください。

    $<OMS_HOME>/oui/bin/runConfig.sh ORACLE_HOME=<oms_home_path> MODE=perform ACTION=configure COMPONENT_XML={encap_oms.1_0_0_0_0.xml}

    サイレント・モードでインストールする場合は、OMSホームからrunConfig.shスクリプトを再実行します。

    $<OMS_HOME>/oui/bin/runConfig.sh ORACLE_HOME=<oms_home_path> MODE=perform ACTION=configure COMPONENT_XML={encap_oms.1_0_0_0_0.xml}

    runConfig.shスクリプトが失敗する場合は、使用環境をクリーンアップしてインストールを再実行してください。


    注意:

    Microsoft Windowsの場合は、runConfig.batを実行します。

I.1.4 MDSスキーマ・コンフィギュレーション・アシスタント

ログ・ファイル

次のログ・ファイルを参照します。

$<OMS_HOME>/cfgtoollogs/cfgfw/emmdscreate_<timestamp>.log

詳細は、次のログ・ファイルを参照してください。

  • <OMS_HOME>/sysman/log/schemamanager/m_<timestamp>/m_<timestamp>.CREATE/mds.log

  • $<OMS_HOME>/sysman/log/schemamanager/m_<timestamp>/m_<timestamp>.CREATE/rcu.log

回避手順

次の手順を実行します。

  1. OMSホームから次のコマンドを実行して、MDSスキーマを削除します。

    $<OMS_HOME>/sysman/admin/emdrep/bin/mdsschemamanager.pl -action=-dropRepository -connectString=<database_connect_string> -dbUser= <database_user> -dbPassword=<database_password> -oracleHome=<OMS_oracle_home> -mwHome=<middleware_home>

    ここで、<database_connect_string>は、<database_host>:<database_port>:<database_sid>という形式にします。

  2. コンフィギュレーション・アシスタントを再実行します。

    グラフィック・モードでインストールする場合は、Enterprise Manager Cloud Controlのインストール・ウィザードに戻り、「再試行」をクリックします。

    「再試行」をクリックする前にインストーラを誤って終了した場合、同じ画面を表示するためにインストーラを再起動しないでください。かわりに、OMSホームからrunConfig.sh (Microsoft Windowsの場合はrunConfig.bat)スクリプトを起動してください。

    $<OMS_HOME>/oui/bin/runConfig.sh ORACLE_HOME=<oms_home_path> MODE=perform ACTION=configure COMPONENT_XML={encap_oms.1_0_0_0_0.xml}

    サイレント・モードでインストールしている場合は、OMSホームからrunConfig.sh (Microsoft Windowsの場合はrunConfig.bat)スクリプトを再実行します。

    $<OMS_HOME>/oui/bin/runConfig.sh ORACLE_HOME=<oms_home_path> MODE=perform ACTION=configure COMPONENT_XML={encap_oms.1_0_0_0_0.xml}

    runConfig.shスクリプトが失敗する場合は、使用環境をクリーンアップしてインストールを再実行してください。


    注意:

    Microsoft Windowsの場合は、runConfig.batを実行します。

I.1.5 OMSコンフィギュレーション・アシスタント

ログ・ファイル

次のログ・ファイルを参照します。

  • OMSコンフィギュレーション・アシスタントの実行開始前にインストーラが失敗した場合は、次のログ・ファイルを参照してください。

    $<OMS_HOME>/cfgtoollogs/cfgfw/CfmLogger_<timestamp>.log

  • OMSコンフィギュレーション・アシスタントの実行開始後にインストーラが失敗した場合は、次のログ・ファイルを参照してください。

    $<OMS_HOME>/cfgtoollogs/omsca/omsca_<timestamp>.log

回避手順

次の手順を実行します。

  1. ミドルウェア・ホームからJavaプロセスが実行されているかどうかを確認します。これを行うには、OMSが実行されているホストから次のコマンドを実行します。

    ps -ef | grep java | grep <Oracle_Middleware_Home>

  2. 次のコマンドを実行して、インストーラ関連のJavaプロセスを除くすべての実行中プロセスを停止します。インストーラ関連のJavaプロセスは一時ディレクトリから実行されるため、そのディレクトリからのプロセスは無視してかまいません。

    kill -9 <process_id>

  3. 次のコマンドを実行して、Oracle Management Serviceインスタンス・ベースを削除します。

    rm -rf <OMS_Instance_Home>

  4. コンフィギュレーション・アシスタントを再実行します。

    グラフィック・モードでインストールする場合は、Enterprise Manager Cloud Controlのインストール・ウィザードに戻り、「再試行」をクリックします。

    「再試行」をクリックする前にインストーラを誤って終了した場合、同じ画面を表示するためにインストーラを再起動しないでください。かわりに、OMSホームからrunConfig.sh (Microsoft Windowsの場合はrunConfig.bat)スクリプトを起動してください。

    $<OMS_HOME>/oui/bin/runConfig.sh ORACLE_HOME=<oms_home_path> MODE=perform ACTION=configure COMPONENT_XML={encap_oms.1_0_0_0_0.xml}

    サイレント・モードでインストールしている場合は、OMSホームからrunConfig.sh (Microsoft Windowsの場合はrunConfig.bat)スクリプトを再実行します。

    $<OMS_HOME>/oui/bin/runConfig.sh ORACLE_HOME=<oms_home_path> MODE=perform ACTION=configure COMPONENT_XML={encap_oms.1_0_0_0_0.xml}

    runConfig.shスクリプトが失敗する場合は、使用環境をクリーンアップしてインストールを再実行してください。


    注意:

    Microsoft Windowsの場合は、runConfig.batを実行します。

I.1.6 プラグインのデプロイおよびコンフィギュレーション・アシスタント

ログ・ファイル

次のログ・ファイルを参照します。

  • $<OMS_HOME>/cfgtoollogs/cfgfw/CfmLogger_<timestamp>.log

  • $<OMS_HOME>/cfgtoollogs/pluginca/configplugin_deploy_<timestamp>.log

回避手順

次のコマンドを実行して、プラグインのデプロイとコンフィギュレーション、およびインストールを完了します。

$<OMS_HOME>/oui/bin/runConfig.sh ORACLE_HOME=<oms_home_path> MODE=perform ACTION=configure COMPONENT_XML={encap_oms.1_0_0_0_0.xml}

I.1.7 Oracle Management Serviceの起動コンフィギュレーション・アシスタント

ログ・ファイル

次のログ・ファイルを参照します。

$<OMS_HOME>/cfgtoollogs/cfgfw/CfmLogger_<timestamp>.log

回避手順

次のコマンドを実行します。

$<OMS_HOME>/bin/emctl start oms

I.1.8 プラグイン・インベントリの移行コンフィギュレーション・アシスタント

ログ・ファイル

次のログ・ファイルを参照します。

$<OMS_HOME>/cfgtoollogs/cfgfw/CfmLogger_<timestamp>.log

回避手順

次の手順を実行します。

  1. 問題の原因を解決します。

  2. コンフィギュレーション・アシスタントを再実行します。

    グラフィック・モードでインストールする場合は、Enterprise Manager Cloud Controlのインストール・ウィザードに戻り、「再試行」をクリックします。

    「再試行」をクリックする前にインストーラを誤って終了した場合、同じ画面を表示するためにインストーラを再起動しないでください。かわりに、OMSホームからrunConfig.sh (Microsoft Windowsの場合はrunConfig.bat)スクリプトを起動してください。

    $<OMS_HOME>/oui/bin/runConfig.sh ORACLE_HOME=<oms_home_path> MODE=perform ACTION=configure COMPONENT_XML={encap_oms.1_0_0_0_0.xml}

    サイレント・モードでインストールする場合は、OMSホームからrunConfig.shスクリプトを再実行します。

    $<OMS_HOME>/oui/bin/runConfig.sh ORACLE_HOME=<oms_home_path> MODE=perform ACTION=configure COMPONENT_XML={encap_oms.1_0_0_0_0.xml}

    runConfig.shスクリプトが失敗する場合は、使用環境をクリーンアップしてインストールを再実行してください。


    注意:

    Microsoft Windowsの場合は、runConfig.batを実行します。

I.1.9 Oracle Configuration Managerリピーター・コンフィギュレーション・アシスタント

ログ・ファイル

次のログ・ファイルを参照します。

$<OMS_HOME>/cfgtoollogs/cfgfw/CfmLogger_<timestamp>.log

回避手順

次の手順を実行します。

  1. 問題の原因を解決します。

  2. コンフィギュレーション・アシスタントを再実行します。

    グラフィック・モードでインストールする場合は、Enterprise Manager Cloud Controlのインストール・ウィザードに戻り、「再試行」をクリックします。

    「再試行」をクリックする前にインストーラを誤って終了した場合、同じ画面を表示するためにインストーラを再起動しないでください。かわりに、OMSホームからrunConfig.sh (Microsoft Windowsの場合はrunConfig.bat)スクリプトを起動してください。

    $<OMS_HOME>/oui/bin/runConfig.sh ORACLE_HOME=<oms_home_path> MODE=perform ACTION=configure COMPONENT_XML={encap_oms.1_0_0_0_0.xml}

    サイレント・モードでインストールしている場合は、OMSホームからrunConfig.sh (Microsoft Windowsの場合はrunConfig.bat)スクリプトを再実行します。

    $<OMS_HOME>/oui/bin/runConfig.sh ORACLE_HOME=<oms_home_path> MODE=perform ACTION=configure COMPONENT_XML={encap_oms.1_0_0_0_0.xml}

    runConfig.shスクリプトが失敗する場合は、使用環境をクリーンアップしてインストールを再実行してください。


    注意:

    Microsoft Windowsの場合は、runConfig.batを実行します。

I.1.10 OMSのOCM構成コンフィギュレーション・アシスタント

ログ・ファイル

次のログ・ファイルを参照します。

$<OMS_HOME>/cfgtoollogs/cfgfw/CfmLogger_<timestamp>.log

回避手順

次の手順を実行します。

  1. 問題の原因を解決します。

  2. コンフィギュレーション・アシスタントを再実行します。

    グラフィック・モードでインストールする場合は、Enterprise Manager Cloud Controlのインストール・ウィザードに戻り、「再試行」をクリックします。

    「再試行」をクリックする前にインストーラを誤って終了した場合、同じ画面を表示するためにインストーラを再起動しないでください。かわりに、OMSホームからrunConfig.sh (Microsoft Windowsの場合はrunConfig.bat)スクリプトを起動してください。

    $<OMS_HOME>/oui/bin/runConfig.sh ORACLE_HOME=<oms_home_path> MODE=perform ACTION=configure COMPONENT_XML={encap_oms.1_0_0_0_0.xml}

    サイレント・モードでインストールしている場合は、OMSホームからrunConfig.sh (Microsoft Windowsの場合はrunConfig.bat)スクリプトを再実行します。

    $<OMS_HOME>/oui/bin/runConfig.sh ORACLE_HOME=<oms_home_path> MODE=perform ACTION=configure COMPONENT_XML={encap_oms.1_0_0_0_0.xml}

    runConfig.shスクリプトが失敗する場合は、使用環境をクリーンアップしてインストールを再実行してください。


    注意:

    Microsoft Windowsの場合は、runConfig.batを実行します。

I.1.11 エージェント・コンフィギュレーション・アシスタント

ログ・ファイル

次のログ・ファイルを参照します。

  • $<AGENT_HOME>/cfgtoollogs/cfgfw/CfmLogger_<timestamp>.log

  • secureが失敗した場合、次のログ・ファイルを参照してください。

    $<AGENT_INSTANCE_HOME>/sysman/log/secure.log

  • ログ・ファイルで、次の文を検索します。

    重度: プラグイン構成に失敗しました。

    この文が見つかった場合、次のログ・ファイルを確認してください。

    $<AGENT_INSTANCE_HOME>/install/logs/agentplugindeploy_<timestamp>.log

回避手順

次の手順を実行します。

  1. 問題の原因を解決します。

  2. コンフィギュレーション・アシスタントを再実行します。

    グラフィック・モードでインストールする場合は、Enterprise Manager Cloud Controlのインストール・ウィザードに戻り、「再試行」をクリックします。

    「再試行」をクリックする前にインストーラを誤って終了した場合、同じ画面を表示するためにインストーラを再起動しないでください。かわりに、OMSホームからrunConfig.sh (Microsoft Windowsの場合はrunConfig.bat)スクリプトを起動してください。

    $<OMS_HOME>/oui/bin/runConfig.sh ORACLE_HOME=<oms_home_path> MODE=perform ACTION=configure COMPONENT_XML={encap_oms.1_0_0_0_0.xml}

    runConfig.shスクリプトが失敗する場合は、使用環境をクリーンアップしてインストールを再実行してください。


    注意:

    Microsoft Windowsの場合は、runConfig.batを実行します。

    サイレント・モードでインストールする場合は、管理エージェント・ホームから次のコマンドを実行します。

    $<AGENT_HOME>/sysman/install/agentDeploy.sh AGENT_BASE_DIR=<agent_base dir_path> OMS_HOST=<oms_host_name> EM_UPLOAD_PORT=<oms_upload_https_port> AGENT_REGISTRATION_PASSWORD=<agent_reg_password> -configOnly


    注意:

    EM_UPLOAD_PORT引数のHTTPSポート(セキュア・ポート)を入力してください。

I.1.12 エージェント・アップグレード・コンフィギュレーション・アシスタント

ログ・ファイル

エージェント・アップグレード・コンフィギュレーション・アシスタントが失敗した場合、次のログ・ファイルを参照してください。

$<AGENT_HOME>/cfgtoollogs/cfgfw/CfmLogger_<timestamp>.log

回避手順

問題の原因を解決し、Enterprise Manager Cloud Controlコンソールの「ジョブ」ページからコンフィギュレーション・アシスタントを再実行してください。


注意:

ここで言及されている「ジョブ」ページは、Enterprise Manager Cloud Controlコンソールの以前のリリースに含まれるページを指しています。

I.1.13 リポジトリ・アップグレード・コンフィギュレーション・アシスタント

ログ・ファイル

次のログ・ファイルを参照します。

$<OMS_HOME>/cfgtoollogs/cfgfw/emmdscreate_<timestamp>.log

$<OMS_HOME>/sysman/log/schemamanager/m_<timestamp>/m_<timestamp>.<ACTION>/


注意:

(<ACTION>は、PREUPGRADE、UPGRADE、TRANSXなど、スキーマ・アクションのいずれかを指しています。)

回避手順

次の手順を実行します。

  1. 問題の原因を解決します。

  2. コンフィギュレーション・アシスタントを再実行します。

    グラフィック・モードでインストールする場合は、Enterprise Manager Cloud Controlのインストール・ウィザードに戻り、「再試行」をクリックします。

    「再試行」をクリックする前にインストーラを誤って終了した場合、同じ画面を表示するためにインストーラを再起動しないでください。かわりに、OMSホームからrunConfig.sh (Microsoft Windowsの場合はrunConfig.bat)スクリプトを起動してください。

    $<OMS_HOME>/oui/bin/runConfig.sh ORACLE_HOME=<oms_home_path> MODE=perform ACTION=configure COMPONENT_XML={encap_oms.1_0_0_0_0.xml}

    サイレント・モードでインストールしている場合は、OMSホームからrunConfig.sh (Microsoft Windowsの場合はrunConfig.bat)スクリプトを再実行します。

    $<OMS_HOME>/oui/bin/runConfig.sh ORACLE_HOME=<oms_home_path> MODE=perform ACTION=configure COMPONENT_XML={encap_oms.1_0_0_0_0.xml}

    runConfig.shスクリプトが失敗する場合は、使用環境をクリーンアップしてインストールを再実行してください。


    注意:

    Microsoft Windowsの場合は、runConfig.batを実行します。

I.1.14 APMエンジン・コンフィギュレーション・アシスタントの停止

ログ・ファイル

次のログ・ファイルを参照します。

$<OMS_HOME>/cfgtoollogs/cfgfw/CfmLogger_<timestamp>.log

回避手順

次の手順を実行します。

  1. 問題の原因を解決します。

  2. コンフィギュレーション・アシスタントを再実行します。

    グラフィック・モードでインストールする場合は、Enterprise Manager Cloud Controlのインストール・ウィザードに戻り、「再試行」をクリックします。

    「再試行」をクリックする前にインストーラを誤って終了した場合、同じ画面を表示するためにインストーラを再起動しないでください。かわりに、OMSホームからrunConfig.sh (Microsoft Windowsの場合はrunConfig.bat)スクリプトを起動してください。

    $<OMS_HOME>/oui/bin/runConfig.sh ORACLE_HOME=<oms_home_path> MODE=perform ACTION=configure COMPONENT_XML={encap_oms.1_0_0_0_0.xml}

    サイレント・モードでインストールしている場合は、OMSホームからrunConfig.sh (Microsoft Windowsの場合はrunConfig.bat)スクリプトを再実行します。

    $<OMS_HOME>/oui/bin/runConfig.sh ORACLE_HOME=<oms_home_path> MODE=perform ACTION=configure COMPONENT_XML={encap_oms.1_0_0_0_0.xml}

    runConfig.shスクリプトが失敗する場合は、使用環境をクリーンアップしてインストールを再実行してください。


    注意:

    Microsoft Windowsの場合は、runConfig.batを実行します。

I.1.15 管理サーバー・コンフィギュレーション・アシスタントの停止

ログ・ファイル

次のログ・ファイルを参照します。

$<OMS_HOME>/cfgtoollogs/cfgfw/CfmLogger_<timestamp>.log

回避手順

次の手順を実行します。

  1. 問題の原因を解決します。

  2. コンフィギュレーション・アシスタントを再実行します。

    グラフィック・モードでインストールする場合は、Enterprise Manager Cloud Controlのインストール・ウィザードに戻り、「再試行」をクリックします。

    「再試行」をクリックする前にインストーラを誤って終了した場合、同じ画面を表示するためにインストーラを再起動しないでください。かわりに、OMSホームからrunConfig.sh (Microsoft Windowsの場合はrunConfig.bat)スクリプトを起動してください。

    $<OMS_HOME>/oui/bin/runConfig.sh ORACLE_HOME=<oms_home_path> MODE=perform ACTION=configure COMPONENT_XML={encap_oms.1_0_0_0_0.xml}

    サイレント・モードでインストールしている場合は、OMSホームからrunConfig.sh (Microsoft Windowsの場合はrunConfig.bat)スクリプトを再実行します。

    $<OMS_HOME>/oui/bin/runConfig.sh ORACLE_HOME=<oms_home_path> MODE=perform ACTION=configure COMPONENT_XML={encap_oms.1_0_0_0_0.xml}

    runConfig.shスクリプトが失敗する場合は、使用環境をクリーンアップしてインストールを再実行してください。


    注意:

    Microsoft Windowsの場合は、runConfig.batを実行します。

I.2 ADPとJVMD障害のトラブルシューティング

この項では、ADP/JVMDエンジンおよびADP/JVMDエージェントのデプロイ中に発生するエラーのトラブルシューティング方法を説明します。

I.2.1 ADPエンジン名の競合

エラー

ADPエンジンをインスタンス(例: EMGC_ADPENGINE2)が完全に削除されていない既存の管理対象サーバーにデプロイすると、同じ名前を持つADPエンジンの新しいデプロイメントは、次のエラーにより解凍ステップで失敗します。

@ Are you sure you haven't deployed adp engine to a managed server with name  
@ <ADP_managed_server> already?

回避手順

既存の管理対象サーバーを完全に削除するには、次の手順を実行します。

  1. 第19章に記載されている手順に従って、ADPエンジン・アプリケーション、およびADPアプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーを削除します。

  2. 管理対象サーバーが存在していたホスト・マシンに接続し、次の場所に移動して、管理対象サーバー(EMGC_ENGINE2)を手動で削除します。

    $DOMAIN_HOME/<ADP_managed_server>
    
    Where, $DOMAIN_HOME is the location of the Cloud Control domain
    

I.2.2 ADPエージェント・デプロイメントの失敗

エラー

ADPエージェントのデプロイ中、次のエラーにより、ターゲットへのADPエージェントのデプロイ・ステップで、デプロイ・ジョブが失敗する場合があります。

https://<host>:<port>/HttpDeployer/HttpDeployerServletに接続できませんでした

また、ターゲットへのHttpDeployerのデプロイ(前のステップ)の出力をチェックすると、次のメッセージを確認できます。

操作は保留中です。進行中の編集セッションがアクティブ化されるとアクティブ化され、取り消されるとこの操作は取り消されます。

回避手順

このエラーを修正するには、次の手順を実行します。

  1. ADPエージェントをデプロイする予定だったドメインのWebLogic管理コンソールにログインします。

  2. 「管理」ホームページで、「変更の保存」または「変更の破棄」をクリックし、ADPエージェントのデプロイを再度開始します。

I.2.3 WebLogic Server 12.1.2でのADPエージェント・デプロイメントの失敗

エラー

ADPエージェント・デプロイメントは、WebLogic Server12.1.2ターゲットで失敗します。

回避手順

ADPエージェントをデプロイするWebLogic Serverターゲットにwlfullclient.jarを作成し、ADPエージェントのデプロイを再試行します。

wlfullclient.jarの作成方法の詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Serverスタンドアロン・クライアントの開発を参照してください。

I.2.4 JVMDエージェント・デプロイメントの失敗

エラー

ターゲットにJVMDエージェントをデプロイする際、SSLハンドジェイク障害が原因で「ターゲットへのHttpDeployerのデプロイ」ジョブの手順が失敗します。このエラーは、WebLogic Serverヲフトウェアに適切なパッチが適用されていない場合に発生します。

回避手順

Oracle WebLogic Serverソフトウェアに適切なパッチを適用してから、デプロイメントを再試行してください。Oracle WebLogic Serverのそれぞれのバージョンに対する適切なパッチについては、表I-1を参照してください。JVMDエージェントをOracle WebLogic Server 9.2.4以上またはOracle WebLogic Server 10.3.2以上へデプロイするときは、これらのバージョンにはすでに修正が含まれているため、パッチを適用する必要はありません。

表I-1 Oracle WebLogic Serverへ適用するパッチ

Oracle WebLogic Serverのバージョン 適用するパッチ

9.1.0

パッチ8422724

9.2.0

パッチ9384535

9.2.1

パッチ9032735

9.2.2

パッチ9309512

9.2.3

パッチ8849418

10.0.0

パッチ8422724

10.0.1

パッチ8895699

10.0.2

パッチ8896127

10.3.0

パッチ8715553

10.3.1

パッチ9003716


I.2.5 エージェント・デプロイメント中のSSLハンドシェイクの失敗

エラー

WebLogicドメインでデモ用の証明書を使用してSSLが有効化されている場合、SSLハンドシェイクの失敗によりエージェントのデプロイメントが失敗する可能性があります。一般的に、デモ用の証明書がAgentTrust.jksにないため次のエラーが発生します。

Certificate chain received from myhost.acme.com - 123.34.11.11 was not trusted causing SSL handshake failure. Check the certificate chain to determine if it should be trusted or not. If it should be trusted, then update the client trusted CA configuration to trust the CA certificate that signed the peer certificate chain. If you are connecting to a WLS server that is using demo certificates (the default WLS server behavior), and you want this client to trust demo certificates, then specify -Dweblogic.security.TrustKeyStore=DemoTrust on the command line for this client.

注意: WebLogicドメインが本番の資格証明を使用している場合、AgentTrust.jksは有名なCAから取得した信頼できる資格証明を持つため、この問題は発生しません。

回避手順

このエラーを修正するには、次の手順に従って、WebLogicのデモ用証明書を管理エージェントのキーストアにインポートします。

  1. WebLogicのデモ用の証明書をcacertsファイルからエクスポートします。このファイルは、ミドルウェア・インストールのWebLogicホームの下の次の場所にあります。

    keytool -export -keystore $WEBLOGIC_HOME/server/lib/cacerts -alias certgencab -file mycert.cer

    パスワードを求めるプロンプトが表示されたら、Enterキーを押します。

  2. 次のようにWebLogicのデモ用の証明書をOracle Management Agentのトラストストアにインポートします。

    keytool -import -keystore $ORACLE_HOME/core/12.1.0.0.0/stage/sysman/config/montrust/AgentTrust.jks -alias wlscertgencab -file mycert.cer

    プロンプトが表示されたら、パスワードwelcomeを入力し、[Enter]を押します。

証明書が正しくインポートされたか確認するために、次のコマンドを実行します。

keytool -list -keystore $ORACLE_HOME/core/12.1.0.0.0/stage/sysman/config/montrust/AgentTrust.jks

ここでの$ORACLE_HOMEはOracle Management Agentホームです。

パスワードを求めるプロンプトが表示されたら、[Enter]を押します。名前がwlscertgencabの証明書が現在の日付で生成されます。

I.2.6 ADPエージェントのZipまたはJavadiagnosticagent.earのコピーの失敗

エラー

OMSをインストールしたユーザーと管理エージェントが同じグループに存在しない場合、次のエラーにより、ADPエージェントのエージェントZipのコピー・ステップ、およびJVMDエージェントのJavadiagnosticagent Earのコピー・ステップでジョブが失敗します。

oracle.sysman.emSDK.emd.comm.RemoteOperationException: Error while streaming
JobReader:java.io.IOException: Broken pipe

回避手順

エラーを修正するには、OMSホストのユーザー資格証明を使用してEnterprise Managerエージェントをインストールします。

または

ジョブがOMSホスト・ユーザーによって実行されているとみなされるように、エージェント・ホストのsudoまたはPowerbroker設定を有効にします。

sudoまたはPowerbrokerの設定を行うには、次を実行します。

  1. Cloud Controlで、「設定」メニューから「セキュリティ」を選択し「権限委任」をクリックします。

  2. 「権限委任設定の管理」ページで、次を実行します。

    1. タイプ・メニューから「Sudo」または「Powerbroker」を選択します。

    2. ホスト名を入力するか、ホスト・ターゲットのリストから名前を選択します。選択したホストが管理エージェントに対応していることを確認します。このエージェントは、ADP/JVMDエージェントをデプロイする必要があるWebLogicドメインを監視するエージェントである必要があります。

    3. 「実行」をクリックします。

I.2.7 JVMプール作成の失敗

エラー

JVMDエージェントのデプロイが成功しても、JVMターゲットまたはプールは作成されません。

トラブルシューティングのヒント

このエラーの原因として、次のことが考えられます。

  • JVMDエージェントが接続しているJVMDエンジンが停止している。

    JVMDエンジンを再起動して、「アプリケーション・パフォーマンス管理」ページをリフレッシュして、ターゲットまたはプールが作成されているかどうかを確認します。

  • JVMDエージェントがデプロイされているホストから、JVMDエンジンのホストおよびポートに到達できない。

    ネットワーク管理者に連絡して、ネットワーク問題を解決してください。ファイアウォールが設定されている場合、設定されているファイアウォールに対してJVMDエンジンのポートが開かれていることを確認してください。

  • JVMDエージェント・デプロイメントのステータスが誤ってSuccessfulとマークされている。

    JVMDエージェントのデプロイメントの各ジョブ手順を慎重に検証し、誤ったステータスの状態の原因となっている、未確認のエラーまたは例外が存在していないことを確認してください。

I.3 パッケージに関する問題のトラブルシューティング

Enterprise Manager Cloud Controlのインストール中に、次のエラー・メッセージが表示される場合があります。

Lin.X64 SUSE 10 : Backup fails with the given below error 
install_driver(Oracle) failed: Attempt to reload DBD/Oracle.pm aborted. 
Compilation failed in require at (eval 15) line 3. 

このエラーが表示されたら、次のパッケージをインストールして再試行してください。

  • libaio-32bit-0.3.104-14.2

  • libaio-devel-32bit-0.3.104-14.2

I.4 削除の失敗のトラブルシューティング

第18.1.2.4項の説明に従って共有エージェントを削除する際、次のエラーが表示されることがあります。

SEVERE:The home <AGENT_HOME> cannot be deinstalled. Please deinstall all referenced home(s) <REFERENCE_HOME>

次に例を示します。

SEVERE:The home /tmp/agt_install/core/12.1.0.1.0 cannot be deinstalled. Please deinstall all referenced home(s) /tmp/agt_install/plugins

エラーが表示される場合、次の手順に従って共有エージェントを削除します。

  1. 中央インベントリからデタッチする依存プラグインおよびsbinホームを識別します。

    1. 共有エージェントがインストールされているホストで、中央インベントリから次のファイルを開きます。

      <absolute_path>/oraInventory/ContentsXML/inventory.xml

    2. <REFHOMELIST></REFHOMELIST>タグ内にリストされている依存プラグインをメモします。

      次に例を示します。

      <HOME NAME="nfs5515" LOC="/home/john/software/oracle/agent/core/12.1.0.0.0" TYPE="O" IDX="1">
      <REFHOMELIST>
      <REFHOME LOC="/home/john/software/oracle/agent/plugins/oracle.sysman.oh.discovery.plugin_12.1.0.0.0"/>
      <REFHOME LOC="/home/john/software/oracle/agent/plugins/oracle.sysman.db.discovery.plugin_12.1.0.0.0"/>
      <REFHOME LOC="/home/john/software/oracle/agent/plugins/oracle.sysman.emas.discovery.plugin_12.1.0.0.0"/>
      <REFHOME LOC="/home/john/software/oracle/agent/plugins/oracle.sysman.oh.agent.plugin_12.1.0.0.0"/>
      </REFHOMELIST>
      </HOME>  
      
    3. <REFHOMELIST></REFHOMELIST>タグ内にリストされているsbinディレクトリをメモします。

      次に例を示します。

      <HOME NAME="nfs5515" LOC="/home/john/software/oracle/agent/core/12.1.0.0.0" TYPE="O" IDX="1">
      <REFHOMELIST>
      <REFHOME LOC="home/john/software/oracle/agent/sbin"/>
      </REFHOMELIST>
      
    4. 手順1 (b)で識別した依存プラグインを中央インベントリからデタッチします。これを行うには、共有エージェントがインストールされているホストに表示されるマスター・エージェント・ホームから次のコマンドを実行します。

      $<AGENT_HOME>/oui/bin/runInstaller -detachHome -silent -waitForCompletion -invPtrLoc <absolute_path>/oraInst.loc ORACLE_HOME=<plug-in_home> -nogenerateGUID

      次に例を示します。

      /home/john/software/oracle/agent/core/12.1.0.3.0/oui/bin/runInstaller -detachHome -silent -waitForCompletion -invPtrLoc /home/john/software/oracle/agent/core/12.1.0.3.0/oraInst.loc ORACLE_HOME=/home/john/software/oracle/agent/plugins/oracle.sysman.emas.discovery.plugin_12.1.0.3.0 -nogenerateGUID


      注意:

      この手順では一度に1つのプラグインのみがデタッチされます。したがって、複数のプラグインがある場合、この手順を繰り返してその他の依存プラグインをデタッチします。

    5. 手順1 (c)で識別したsbinホームを中央インベントリからデタッチします。これを行うには、共有エージェントがインストールされているホストに表示されるマスター・エージェント・ホームから次のコマンドを実行します。

      $<AGENT_HOME>/oui/bin/runInstaller -detachHome -silent -waitForCompletion -invPtrLoc <absolute_path>/oraInst.loc ORACLE_HOME=<sbin_home> -nogenerateGUID

      次に例を示します。

      /home/john/software/oracle/agent/core/12.1.0.3.0/oui/bin/runInstaller -detachHome -silent -waitForCompletion -invPtrLoc /home/john/software/oracle/agent/core/12.1.0.3.0/oraInst.loc ORACLE_HOME=/home/john/software/oracle/agent/sbin -nogenerateGUID

  2. 共有エージェントを削除します。これを行うには、共有エージェントがインストールされているホストに表示されるマスター・エージェント・ホームから次のコマンドを実行します。

    $<AGENT_HOME>/perl/bin/perl <AGENT_HOME>/sysman/install/NFSAgentDeInstall.pl AGENT_INSTANCE_HOME=<absolute_path_to_agent_instance_home> ORACLE_HOME=<absolute_path_to_agent_home>

    次に例を示します。

    /home/john/software/oracle/agent/core/12.1.0.3.0/perl/bin/perl /home/john/software/oracle/agent/core/12.1.0.3.0/sysman/install/NFSAgentDeInstall.pl AGENT_INSTANCE_HOME=/home/john/software/oracle/agent/agent_inst ORACLE_HOME=/home/john/software/oracle/agent/core/12.1.0.3.0

I.5 管理エージェント・インストール失敗のトラブルシューティング

管理エージェントのインストールが失敗し、<ORACLE_HOME>/cfgtoollogs/agentDeploy/agentDeploy<TIMESTAMP>.logにある管理エージェント・デプロイメント・ログによりポート・チェックが失敗したことが示された場合、agentDeploy.shスクリプトを-ignorePrereqsオプションを使用して再度実行します。

また、ホストDNSセットアップの一部として一覧されたIPv6アドレスを持つホストに対するポート・チェックが失敗した場合、そのIPv6アドレスがホスト上で有効になっていることを確認してください。