ヘッダーをスキップ
Oracle® Enterprise Manager Cloud Controlアドバンスト・インストレーションおよび構成ガイド
12cリリース3 (12.1.0.3)
B65085-09
  目次へ移動
目次
索引へ移動
索引

前
 
次
 

20 スタンバイOracle Management Serviceの削除

この章では、レベル4の高可用性(HA)構成からスタンバイOracle Management Service (OMS)を削除する方法について説明します。次のOMSの削除シナリオについて説明します。

20.1 追加のスタンバイOMSインスタンスの削除

  1. OMSホームから次のコマンドを実行して追加のスタンバイOMSインスタンスを構成解除して削除します。

    $<OMS_HOME>/bin/omsca delete -OMSNAME <oms_name>

    プロンプトが表示された場合は、リポジトリのログイン資格証明を入力します。


    注意:

    追加の各スタンバイOMSインスタンスでこのコマンドを実行します。

  2. Enterprise Managerコンソールから、WebLogicドメインをリフレッシュします。

    1. 「ターゲット」メニューから「ミドルウェア」を選択します。

      図20-1 「ミドルウェア」メニュー

      図20-1については周囲のテキストで説明しています。
    2. リフレッシュするWebLogicドメインをクリックします。ドメインのホームページが表示されます。

      図20-2 ドメインのホームページ

      図20-2については周囲のテキストで説明しています。
    3. 「ファーム」または「WebLogicドメイン」メニューから「WebLogicドメインのリフレッシュ」を選択します。

      図20-3 WebLogicドメインのリフレッシュ

      図20-3については周囲のテキストで説明しています。

      Enterprise Managerに、使用可能な「WebLogicドメインのリフレッシュ」オプションが表示されます。

      図20-4 WebLogicドメインのリフレッシュ

      図20-4については周囲のテキストで説明しています。
    4. 「ターゲットの追加/更新」をクリックします。管理エージェントは、管理サーバーに接続することでリフレッシュします。リフレッシュを行うには、管理サーバーを起動する必要があります。

      「確認」ページで「閉じる」をクリックします。ドメイン内の新規および変更されたターゲットが検索されます。

  3. OMSに関連付けられているOMSターゲットを削除します。

    1. 「ターゲット・ナビゲーション」領域で、以前に構成解除した追加のスタンバイOMSに関連付けられているターゲットをクリックします。

    2. 「WebLogic」メニューから、「ターゲット設定」「ターゲットの削除」の順に選択します。Enterprise Managerに、続行するかどうかを尋ねる警告ダイアログが表示されます。「はい」をクリックします。

  4. 残りの追加のスタンバイOMSすべてに対してこの削除手順を繰り返します。

20.2 最初のスタンバイOMSの削除


重要:

環境内に残っている追加のスタンバイOMSが存在する場合は、最初のスタンバイOMSを削除しないでください。追加のスタンバイOMSを削除する手順は、「追加のスタンバイOMSインスタンスの削除」を参照してください。

  1. OMSホームから次のコマンドを実行して最初のスタンバイOMSインスタンスを構成解除して削除します。

    $<OMS_HOME>/bin/omsca -delete -full


    注意:

    プロンプトが表示されたら、操作を確認し、AdminServer資格証明およびリポジトリ・データベースの詳細(データベース・ホスト名、リスナー・ポート、SIDおよびパスワードなど)を指定します。必要な詳細を指定すると、コマンドによりOMS、Oracle WebLogic ServerおよびOracle WebTierが自動的に停止されます。

  2. Enterprise Managerコンソールから、WebLogicドメインをリフレッシュします。

    1. 「ターゲット」メニューから「ミドルウェア」を選択します。

      図20-5 「ミドルウェア」メニュー

      図20-5については周囲のテキストで説明しています。
    2. リフレッシュするWebLogicドメインをクリックします。ドメインのホームページが表示されます。

      図20-6 ドメインのホームページ

      図20-6については周囲のテキストで説明しています。
    3. 「ファーム」または「WebLogicドメイン」メニューから「WebLogicドメインのリフレッシュ」を選択します。

      図20-7 WebLogicドメインのリフレッシュ

      図20-7については周囲のテキストで説明しています。

      Enterprise Managerに、使用可能な「WebLogicドメインのリフレッシュ」オプションが表示されます。

      図20-8 WebLogicドメインのリフレッシュ

      図20-8については周囲のテキストで説明しています。
    4. 「ターゲットの追加/更新」をクリックします。管理エージェントは、管理サーバーに接続することでリフレッシュします。リフレッシュを行うには、管理サーバーを起動する必要があります。

      「確認」ページで「閉じる」をクリックします。Enterprise Managerで、新しいターゲットと変更されたターゲットのドメインが検索されます。

  3. OMSに関連付けられているOMSターゲットを削除します。

    1. 「ターゲット・ナビゲーション」領域で、以前に構成解除した最初のスタンバイOMSに関連付けられているターゲットをクリックします。

    2. 「WebLogic」メニューから、「ターゲット設定」「ターゲットの削除」の順に選択します。Enterprise Managerに、続行するかどうかを尋ねる警告ダイアログが表示されます。「はい」をクリックします。