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Oracle® Enterprise Manager Cloud Controlアップグレード・ガイド
12cリリース2 (12.1.0.2)
B65086-07
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K 不要なOracle Management Agentの削除

12cリリース1 (12.1.0.1)から12cリリース2 (12.1.0.2)へのアップグレード中に、一部の管理エージェントがまだアクティブ化保留中状態である、もしくは遅延データ移行プロセス(DDMP)または発生データ移行プロセス(ADMP)が未完了であることを示すエラー・メッセージが表示される場合があります。これは、旧リリースのEnterprise Managerシステムの12cリリース1 (12.1.0.1)への2システム・アップグレードがまだ進行中であることを意味しています。

この問題を解決するには、DDMPおよびADMPジョブが完了し、すべての管理エージェントが旧リリースから12cリリース1 (12.1.0.1)にスイッチオーバーされるまで待機します。次に、12cリリース1 (12.1.0.1)から12cリリース2 (12.1.0.2)へアップグレードします。

旧リリースから12cリリース1 (12.1.0.1)にスイッチオーバーしない管理エージェントがある場合は、アップグレード・プロセスを開始する前に、「不要な管理エージェントの削除」の説明に従って不要な管理エージェントを削除します。

ただし、もしなんらかの理由で不要な管理エージェントを削除できない場合は、アクティブ化保留中状態の管理エージェントを確認する健全性チェックを停止します。これによって、アップグレード・プロセスを警告なしで続行できます。健全性チェックを停止するには、12cリリース1 (12.1.0.1)の管理リポジトリで次の問合せを実行します。

MERGE INTO PRE_UPGC_MASTER_INFO DEST
   USING dual
     ON (DEST.property_name =  'ignore_upg_pending_activation_check')
   WHEN MATCHED THEN
     UPDATE SET DEST.property_value = 'TRUE'
   WHEN NOT MATCHED THEN
     INSERT (property_name, property_value) VALUES( 'ignore_upg_pending_ activation_check', 'TRUE' );