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Oracle Solaris 11 ブート環境の作成と管理 Oracle Solaris 11 Information Library (日本語) |
大域ゾーンと非大域ゾーンの両方にブート環境が含まれています。非大域ゾーンの各ブート環境は大域ゾーンの親ブート環境に関連付けられているため、大域ゾーンのブート環境がアクティブでない場合、関連する非大域ゾーンのブート環境はブート不可能になります。ただし、大域ゾーンのその親ブート環境からブートすると、関連する非大域ゾーンのブート環境はブート可能になります。
注 - ブート不可能なブート環境には、beadm list の出力の Active 列に感嘆符 (!) が表示されます。
beadm コマンドでは、ブート不可能なブート環境に対する操作が次のように制限されます。
ブート不可能なブート環境をアクティブにすることはできません。
リブート時にアクティブになるよう指定されているブート不可能なブート環境は破棄できません。
ブート不可能なブート環境のスナップショットを作成することはできません。
ブート不可能なブート環境またはブート環境のスナップショットは、beadm create の -e オプションには使用できません。
ブート不可能なブート環境の名前を変更することはできません。