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Oracle Solaris 11 ソフトウェアパッケージの追加および更新 Oracle Solaris 11 Information Library (日本語) |
現在のイメージ内のコマンド履歴を表示するには、pkg history コマンドを使用します。
/usr/bin/pkg history [-Hl] [-t [time | time-time],...] [-o column,...] [-n number]
コマンドの結果、コマンドが完了した時刻、使用されたクライアントのバージョンと名前、操作を実行したユーザーの名前、コマンドの実行中に発生したエラーを含む詳細情報を表示するには、-l オプションを使用します。
指定した数の最新の操作のみを表示するには、-n オプションを使用します。
$ pkg history -n4 START OPERATION CLIENT OUTCOME 2011-09-07T12:15:52 update pkg Succeeded 2011-09-26T18:53:12 refresh-publishers pkg Succeeded 2011-09-26T18:53:50 rebuild-image-catalogs pkg Succeeded 2011-09-27T09:05:34 update pkg Succeeded
列名の指定したコンマ区切りリストを使用して出力を表示する場合は、-o オプションを使用します。pkg(1) のマニュアルページの列名のリストを参照してください。
# pkg history -o start,time,operation,outcome -n4 START TIME OPERATION OUTCOME 2011-09-07T12:15:52 0:13:56 update Succeeded 2011-09-26T18:53:12 0:01:22 refresh-publishers Succeeded 2011-09-26T18:53:50 0:00:44 rebuild-image-catalogs Succeeded 2011-09-27T09:05:34 0:20:08 update Succeeded
%Y-%m-%dT%H:%M:%S 形式のタイムスタンプのコンマ区切りリストでレコードを記録する場合は、-t オプションを使用します (strftime(3C) を参照)。日時の範囲を指定するには、開始と終了のタイムスタンプの間にハイフン (-) を使用します。キーワード now は、現在の日時の別名として使用できます。指定されたタイムスタンプに、重複したタイムスタンプまたは重複する日付範囲が含まれる場合、重複した各履歴イベントの 1 つのインスタンスのみが出力されます。
すべてのコマンド履歴情報を削除するには、pkg purge-history コマンドを使用します。
# pkg purge-history