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Oracle Solaris 11 ソフトウェアパッケージの追加および更新     Oracle Solaris 11 Information Library (日本語)
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ドキュメントの情報

はじめに

1.  Image Packaging System の概要

2.  IPS のグラフィカルユーザーインタフェース

3.  ソフトウェアパッケージに関する情報の取得

4.  ソフトウェアパッケージのインストールおよび更新

5.  インストールされるイメージの構成

発行元の構成

発行元情報の表示

パッケージ発行元の追加、変更、削除

指定したバージョンへのパッケージのロック

回避するパッケージのマーキング

省略可能なコンポーネントのインストールの制御

バリアントの表示

バリアントの変更

ファセットの表示

ファセットの変更

イメージの更新

イメージと発行元のプロパティーの構成

ブート環境ポリシーイメージのプロパティー

パッケージの署名のプロパティー

署名付きパッケージのイメージプロパティー

署名付きパッケージの発行元プロパティー

パッケージの署名プロパティーの構成

追加のイメージのプロパティー

イメージのプロパティーの設定

イメージプロパティーの値の表示

イメージプロパティーの値の設定

イメージプロパティーの値のリセット

イメージの作成

操作履歴の表示

操作履歴の表示

現在のイメージ内のコマンド履歴を表示するには、pkg history コマンドを使用します。

/usr/bin/pkg history [-Hl] [-t [time |  time-time],...] [-o column,...] [-n  number]

コマンドの結果、コマンドが完了した時刻、使用されたクライアントのバージョンと名前、操作を実行したユーザーの名前、コマンドの実行中に発生したエラーを含む詳細情報を表示するには、-l オプションを使用します。

指定した数の最新の操作のみを表示するには、-n オプションを使用します。

$ pkg history -n4
START                    OPERATION                CLIENT             OUTCOME
2011-09-07T12:15:52      update                   pkg                Succeeded
2011-09-26T18:53:12      refresh-publishers       pkg                Succeeded
2011-09-26T18:53:50      rebuild-image-catalogs   pkg                Succeeded
2011-09-27T09:05:34      update                   pkg                Succeeded

列名の指定したコンマ区切りリストを使用して出力を表示する場合は、-o オプションを使用します。pkg(1) のマニュアルページの列名のリストを参照してください。

# pkg history -o start,time,operation,outcome -n4
START                    TIME      OPERATION                OUTCOME
2011-09-07T12:15:52      0:13:56   update                   Succeeded
2011-09-26T18:53:12      0:01:22   refresh-publishers       Succeeded
2011-09-26T18:53:50      0:00:44   rebuild-image-catalogs   Succeeded
2011-09-27T09:05:34      0:20:08   update                   Succeeded

%Y-%m-%dT%H:%M:%S 形式のタイムスタンプのコンマ区切りリストでレコードを記録する場合は、-t オプションを使用します (strftime(3C) を参照)。日時の範囲を指定するには、開始と終了のタイムスタンプの間にハイフン (-) を使用します。キーワード now は、現在の日時の別名として使用できます。指定されたタイムスタンプに、重複したタイムスタンプまたは重複する日付範囲が含まれる場合、重複した各履歴イベントの 1 つのインスタンスのみが出力されます。

すべてのコマンド履歴情報を削除するには、pkg purge-history コマンドを使用します。

# pkg purge-history