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Oracle Solaris 11 ソフトウェアパッケージの追加および更新 Oracle Solaris 11 Information Library (日本語) |
指定したパッケージが group 依存関係のターゲットである場合に、それらを回避するには、pkg avoid コマンドを使用します。
/usr/bin/pkg avoid [pkg_fmri_pattern ...]
引数を使用しない場合、pkg avoid コマンドは、回避される各パッケージとそのパッケージへのグループ依存関係のあるすべてのパッケージを表示します。
pkg_fmri_pattern を指定した場合、pkg avoid コマンドは、指定されたパターンに現在一致するパッケージ名を回避リストに配置します。現在インストールされていないパッケージのみを回避できます。パッケージが現在グループ依存関係のターゲットである場合、パッケージをアンインストールするとそのパッケージは回避リストに登録されます。
パッケージが回避リストにある場合は、インストールすると回避リストから削除されます。回避リストに登録されているパッケージは、要求された依存関係を満たすために必要であればインストールされます。その依存関係が削除された場合、パッケージはアンインストールされます。
指定したパッケージを回避リストから削除する場合は、pkg unavoid コマンドを使用します。
/usr/bin/pkg unavoid [pkg_fmri_pattern ...]
回避リストに登録されており、インストール済みパッケージのグループ依存関係に一致するパッケージは、このサブコマンドを使用して回避リストから削除できません。グループ依存性に一致するパッケージを回避リストから削除するには、パッケージをインストールします。