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Oracle Solaris のシステム管理 (ネットワークサービス) Oracle Solaris 11 Information Library (日本語) |
パート II ネットワークファイルシステムへのアクセス (トピック)
6. ネットワークファイルシステムへのアクセス (リファレンス)
23. 非同期 Solaris PPP から Solaris PPP 4.0 への移行 (手順)
TCP/IP ネットワーク上で UUCP を実行するには、この節で説明するようにいくつかの変更が必要になります。
詳細は、『Oracle Solaris の管理: セキュリティーサービス』の「管理権限を取得する方法」を参照してください。
System-Name Time TCP Port networkname Standard-Login-Chat
典型的なエントリは次のようになります。
rochester Any TCP - ur-seneca login: Umachine password: xxx
networkname フィールドには、TCP/IP ホスト名を明示的に指定できます。この機能は一部のサイトにとっては重要です。上の例に示したサイトの UUCP ノード名は rochester であり、これは TCP/IP ホスト名 ur-seneca と異なります。さらに、 rochester という TCP/IP ホスト名を持ち、UUCP を実行するまったく別のマシンが存在することもあり得ます。
Systems ファイル内の Port フィールドにはエントリ - を指定するようにしてください。これは、エントリを uucp と指定するのと同じです。ほとんどの場合、networkname はシステム名と同じで、Port フィールドは - となります。これは、services データベースから標準 uucp ポートを使用することを意味します。in.uucpd デーモンは、認証のためにリモートマシンがログインとパスワードを送ることを想定しているので、getty や login と同様に、ログインとパスワードを要求します。
uucp 540/tcp uucpd # uucp daemon
このエントリを変更する必要はありません。ただし、マシンがネームサービスとして NIS を実行する場合は、svc:/system/name-service/switch サービスの config/service が、nis の前に files を検査するようにしてください。config/service プロパティーが定義されていない場合は、config/default プロパティーを確認します。
# svcs network/uucp
UUCP サービスは、サービス管理機能によって管理されます。このサービスの状態は、svcs コマンドを使用して確認できます。サービス管理機能の概要については、『Oracle Solaris の管理: 一般的なタスク』の第 6 章「サービスの管理 (概要)」を参照してください。
# inetadm -e network/uucp