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Oracle Solaris の管理: IP サービス Oracle Solaris 11 Information Library (日本語) |
13. DHCP コマンドと DHCP ファイル (リファレンス)
16. IP セキュリティーアーキテクチャー (リファレンス)
20. Oracle Solaris の IP フィルタ (概要)
このセクションでは、IPv6 サービスをサポートするように DNS ネームサービスと NIS ネームサービスを構成する方法について説明します。
注 - LDAP は IPv6 をサポートします。IPv6 固有な構成タスクは必要ありません。
DNS、NIS、および LDAP の管理の詳細については、『Oracle Solaris Administration: Naming and Directory Services』を参照してください。
hostname IN AAAA host-address
hostaddress IN PTR hostname
DNS の管理の詳細については、『Oracle Solaris Administration: Naming and Directory Services』を参照してください。
例 4-6 DNS 逆ゾーンファイル
次に、逆ゾーンファイルにおける IPv6 アドレスの例を示します。
$ORIGIN ip6.int. 8.2.5.0.2.1.e.f.f.f.9.2.0.0.a.0.6.5.2.9.0.0.0.0.0.0.0.0.2.0.0.0 \ IN PTR vallejo.Eng.apex.COM.
nslookup コマンドを使用すると、 IPv6 ネームサービス情報を表示できます。
% /usr/sbin/nslookup
デフォルトサーバー名とアドレスが表示され、nslookup コマンドの山括弧プロンプトが表示されます。
>set q=any >hostname
>set q=AAAA hostname
例 4-7 nslookup による IPv6 情報の表示
次に、IPv6 ネットワーク環境における nslookup コマンドの結果の例を示します。
% /usr/sbin/nslookup Default Server: dnsserve.local.com Address: 10.10.50.85 > set q=AAAA > host85 Server: dnsserve.local.com Address: 10.10.50.85 host85.local.com IPv6 address = 2::9256:a00:fe12:528 > exit
nslookup コマンドを使用して DNS IPv6 PTR レコードを表示します。
% /usr/sbin/nslookup
デフォルトサーバー名とアドレスが表示され、 nslookup コマンドの山括弧プロンプトが表示されます。
>set q=PTR
例 4-8 nslookup コマンドによる PTR レコードの表示
次に、nslookup コマンドを使用して、PTR レコードを表示する例を示します。
% /usr/sbin/nslookup Default Server: space1999.Eng.apex.COM Address: 192.168.15.78 > set q=PTR > 8.2.5.0.2.1.e.f.f.f.0.2.0.0.a.0.6.5.2.9.0.0.0.0.0.0.0.0.2.0.0.0.ip6.int 8.2.5.0.2.1.e.f.f.f.0.2.0.0.a.0.6.5.2.9.0.0.0.0.0.0.0.0.2.0.0.0.ip6.int name = vallejo.ipv6.Eng.apex.COM ip6.int nameserver = space1999.Eng.apex.COM > exit
ypmatch コマンドを実行して NIS で IPv6 情報を表示するには、次のように操作します。
% ypmatch hostname hosts .byname
指定した hostname についての情報が表示されます。