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Oracle Solaris の管理: デバイスとファイルシステム Oracle Solaris 11 Information Library (日本語) |
PCI ホットプラグ処理 (hotplug ) のトラブルシューティング
cfgadm コマンドによる SCSI ホットプラグ (タスクマップ)
SPARC: SCSI デバイスを SCSI バスに取り付ける方法
SPARC: SCSI コントローラ上の同一デバイスを交換する方法
cfgadm コマンドによる PCI または PCIe ホットプラグ (タスクマップ)
cfgadm コマンドによる PCI または PCIe ホットプラグ
Reconfiguration Coordination Manager (RCM) スクリプトの概要
アプリケーション開発者 RCM スクリプト (タスクマップ)
15. Oracle Solaris Internet Storage Name Service (iSNS) の構成と管理
SATA コントローラおよびポートマルチプライヤデバイスのポートは、デバイスツリー内の接続点で表されます。システム上で接続および構成されている SATA デバイスは、接続点の名前の拡張として表されます。接続点と SATA ポートという語は、相互に置き換えて使用できます。
SATA デバイスで使用される cfgadm の構文は、SCSI または PCI デバイス用の cfgadm の構文と若干異なります。
SATA デバイス情報は、次のようにして表示できます。
% cfgadm -al Ap_Id Type Receptacle Occupant Condition sata0/0::dsk/c7t0d0 disk connected configured ok sata0/1::dsk/c7t1d0 disk connected configured ok sata0/2::dsk/c7t2d0 disk connected configured ok sata0/3::dsk/c7t3d0 disk connected configured ok . . .
一般に、SATA デバイスの取り外しおよび交換を行う前に、デバイスの構成を解除する必要があります。アクティブな ZFS ストレージプールの一部になっているデバイスの構成解除を試みると、次のようなエラーメッセージが表示されます。
# cfgadm -c unconfigure sata5/7 Unconfigure the device at: /devices/pci@2,0/pci1022... This operation will suspend activity on the SATA device Continue (yes/no)? y cfgadm: Hardware specific failure: Failed to unconfig device at ap_id: /devices/pci@2,0/pci10...
# cfgadm -al | grep c7t0d0 sata0/0::dsk/c7t0d0 disk connected configured ok
# cfgadm -c unconfigure sata0/0
デバイスを個別に指定して構成解除を試みた場合は、次のようなメッセージが表示されます。
# cfgadm -c unconfigure sata0/0::dsk/c7t0d0 do_control_ioctl: open failed: errno:2 cfgadm: Library error: Cannot open ap_id: /devices/pci@0,0/pci10... No such file or directory
# cfgadm | grep sata0/0 sata0/0 disk connected unconfigured ok
# cfgadm -c configure sata0/0
# cfgadm | grep sata0/0 sata0/0::dsk/c7t0d0 disk connected configured ok