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Oracle Solaris の管理: デバイスとファイルシステム Oracle Solaris 11 Information Library (日本語) |
15. Oracle Solaris Internet Storage Name Service (iSNS) の構成と管理
Oracle Solaris のディスクベースのファイルシステム
UDFS (Universal Disk Format) ファイルシステム
このセクションでは、Oracle Solaris リリースにおけるファイルシステムの新機能について説明します。
Oracle Solaris 11: ファイルシステムの動作を報告するための新しいファイルシステム監視ツール fsstat を使用できます。いくつかのオプションを使用して、マウントポイントごとまたはファイルシステムのタイプごとなどの活動を報告できます。
たとえば、次の fsstat コマンドは、ZFS モジュールがロードされてからのすべての ZFS ファイルシステムの操作を表示します。
$ fsstat zfs new name name attr attr lookup rddir read read write write file remov chng get set ops ops ops bytes ops bytes 268K 145K 93.6K 28.0M 71.1K 186M 2.74M 12.9M 56.2G 1.61M 9.46G zfs
たとえば、次の fsstat コマンドは、/export/ws ファイルシステムがマウントされてからのすべてのファイルシステムの操作を表示します。
$ fsstat /export/ws new name name attr attr lookup rddir read read write write file remov chng get set ops ops ops bytes ops bytes 0 0 0 18.1K 0 12.6M 52 0 0 0 0 /export/ws
デフォルトのフォームは、G バイト、K バイト、M バイトなど、理解しやすい値を使用して統計情報を報告します。
詳細は、fsstat(1M) のマニュアルページを参照してください。
Oracle Solaris 11: 革新的な新しいファイルシステムである Oracle Solaris ZFS は、管理の簡素化、トランザクションのセマンティクス、エンドツーエンドのデータの整合性、および大きなスケーラビリティーを提供します。さらに、ZFS は次の管理機能を提供します。
デバイス管理のサポート
持続的なスナップショットの作成と複製の機能
ファイルシステムの割り当て制限の設定機能
ACL ベースのアクセス制御
ストレージプールによるファイルシステムの容量の予約機能
ゾーンがインストールされた Oracle Solaris システムのサポート
ZFS の使用方法の詳細は、『Oracle Solaris の管理: ZFS ファイルシステム』を参照してください。