Trusted Extensions 管理者としての作業の開始 (作業マップ)

Trusted Extensions の管理タスクを行う前に、次の手順に習熟するようにしてください。

作業	説明	参照先
Trusted Extensions システムにログインします。	安全にログインします。	『Trusted Extensions ユーザーガイド』の「Trusted Extensions へのログイン」
デスクトップで共通のユーザータスクを実行します。	次のタスクが含まれます。ワークスペースの構成異なるラベルでのワークスペースの使用 Trusted Extensions のマニュアルページの使用	『Trusted Extensions ユーザーガイド』の「ラベル付きシステムでの作業」
トラステッドパスを必要とするタスクを実行します。	次のタスクが含まれます。デバイスの割り当てパスワードの変更ワークスペースのラベルの変更	『Trusted Extensions ユーザーガイド』の「トラステッドアクションの実行」
役割になります。	大域ゾーンで役割になります。すべての管理タスクは大域ゾーンで実行されます。	「Trusted Extensions の大域ゾーンに入る」
ユーザーワークスペースを選択します。	大域ゾーンから退出します。	「Trusted Extensions の大域ゾーンを終了する」

Trusted Extensions の大域ゾーンに入る

役割を引き受けることで、Trusted Extensions の大域ゾーンに入ります。システム全体の管理は、大域ゾーンからのみ実行できます。

トラブルシューティングの場合は、フェイルセーフセッションを開始して大域ゾーンに入ることもできます。詳細については、「Trusted Extensions でフェイルセーフセッションにログインする」を参照してください。

始める前に

管理役割が割り当てられています。「Trusted Extensions での役割の作成」を参照してください。

トラステッドストライプで account-name をクリックします。
一覧から役割を選択します。
Trusted Extensions デスクトップの各機能の位置については、図 6-1 を参照してください。これらの機能の説明については、『Trusted Extensions ユーザーガイド』の第 4 章「Trusted Extensions の構成要素 (リファレンス)」を参照してください。
プロンプトが表示されたら、役割のパスワードを入力します。
認証後、現在のワークスペースが役割ワークスペースに切り替わります。

始める前に

大域ゾーンにいます。

画面最下部のデスクトップパネルからユーザーワークスペースを選択します。
あるいは、トラステッドストライプで役割名をクリックしてからユーザー名を選択します。
現在のワークスペースがユーザーワークスペースに変わります。このワークスペースでこれ以降にユーザーが作成するウィンドウはすべて、そのユーザーのユーザーラベルで作成されます。
役割ワークスペースで作成されたウィンドウは、その役割のラベルのプロセスをサポートし続けます。これらのウィンドウで起動されたプロセスは、大域ゾーン内で管理特権付きで実行されます。
詳細は、『Trusted Extensions ユーザーガイド』の「ラベル付きシステムでの作業」を参照してください。

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	Trusted Extensions 構成と管理 Oracle Solaris 11 Information Library (日本語)