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Oracle Server Management Agents ユーザーズガイド
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このドキュメントの使用法

Oracle Server Management Agents ユーザーズガイドの概要

Oracle Server Management Agents

Hardware Management Agent と Hardware SNMP Plugins の構成

Hardware Management Agent 構成ファイル

Hardware Management Agent ロギングレベルの構成

Hardware Management Agent ロギングレベルの構成方法

ホストオペレーティングシステムの SNMP の構成

Net-SNMP/SMA の構成 (Solaris および Linux の場合)

SNMP get の構成方法

SNMP set の構成方法

SNMP trap の構成方法

SNMP の構成 (Windows の場合)

SNMP の構成方法 (Windows の場合)

Oracle Server Hardware SNMP Plugins の概要

Management Agents の使用

itpconfig ツールの使用

Management Agents のトラブルシューティング

索引

Hardware Management Agent ロギングレベルの構成

ロギングレベルを構成するには、hwmgmtd.conf ファイル内の hwagentd_log_levels パラメータを変更します。ロギングレベルを構成するには、2 つの方法があります。ロギングレベルを構成するためのもっとも簡単な方法は、hwagentd_log_levels パラメータを次のいずれかのレベルに設定することです。

ログレベル
記録されるメッセージ
ERROR
Hardware Management Agent によって生成されるエラーメッセージ
WARNING
Hardware Management Agent によって生成されるエラーおよび警告メッセージ
INFO
Hardware Management Agent によって生成されるエラーおよび警告メッセージと、正常な動作に関する通知メッセージ

または、次の表のビットフラグを使用して、上位の粒度でロギングレベルを設定することもできます。


Note - 上記のロギングレベルを使用することをお勧めします。次のオプションは、詳細なトラブルシューティング用です。
ログレベル
ビットコード
記録されるメッセージ
EMERG
0x0001
使用できなくなっているシステムに関する情報
ALARM
0x0002
すぐに実行する必要のあるアクションについての情報
CRIT
0x0004
重大な状態のために起動または停止できない Hardware Management Agent に関する情報
ERROR
0x0008
Hardware Management Agent によって生成されるエラーメッセージに関する情報
WARNING
0x0010
Hardware Management Agent によって生成されるエラーおよび警告メッセージに関する情報
NOTICE
0x0020
正常な動作に関する情報
INFO
0x0040
Hardware Management Agent によって生成されるエラーおよび警告メッセージと、正常な動作に関する通知メッセージに関する情報
DEBUG
0x0080
トラブルシューティングに役立つ詳細なデバッグレベルメッセージ
TRACE
0x0100
トラブルシューティングに役立つ非常に詳細なデバッグレベルメッセージ

Note - DEBUG レベルと TRACE レベルでは大量の詳細メッセージが生成され、これらはトラブルシューティング用に設計されています。運用時にはこれらのレベルを使用しないことをお勧めします。

たとえば、EMERG と NOTICE の間のすべてのロギングレベルを設定するときは、必要なすべてのレベルのビットコード値を加算したあと、10 進値に変換する必要があります。前述の表を参考にすると、加算は次のようになります。

0x0001 + 0x0002 + 0x0004 + 0x0008 + 0x0010 + 0x0020 = 0x003f

この 16 進値を 10 進値に変換すると 63 になり、これが目的のログレベルです。これは、hwmgmtd.conf ファイル内の hwagentd_log_levels パラメータに割り当てるべき 10 進数です。