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Oracle® WebCenter Content Site Studio Contributorユーザーズ・ガイド
11gリリース1 (11.1.1)
B69394-01
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5 イメージの操作

Webページのテキストの追加および編集の他に、イメージも追加できます。イメージは、ポイントを例示したり、ページに色や多様性を追加したりするための優れた手段です。Contributorでイメージを追加、変更および削除できます。イメージの形式はJPEG、GIFまたはPNGで、コンテンツ・サーバーにチェックインする必要があります。

通常、イメージを使用して次の作業を行います。

5.1 コンテンツ・サーバーへのイメージのチェックイン

Webサイトにイメージを追加するには、その前に、イメージをコンテンツ・サーバーにチェックインする必要があります。ネイティブ・ドキュメントの場合と同様に(第10章「ネイティブ・ドキュメントの操作」を参照)、コンテンツ・サーバーで使用可能な様々な方法のうち、いずれかを使用してイメージをチェックインできます。

イメージをチェックインする際は次の点に注意してください。


注意:

コンテンツ・サーバーへのコンテンツのチェックインの詳細は、『Oracle WebCenter Content Content Serverユーザーズ・ガイド』を参照してください。

5.2 イメージの追加

編集ツールバーを使用して、Contributorでイメージを追加できます。イメージを追加した後、そのサイズやプロパティなどを変更できます。

  1. イメージを追加する場所にカーソルを置きます。

  2. 編集ツールバーで、イメージ挿入アイコン(図5-1)をクリックします。

    図5-1 「Image」アイコン

    「Image」アイコン
  3. コンテンツ・サーバーの検索結果ページがウィンドウに表示されます。使用するイメージのそばにある「Select」をクリックします。追加するイメージが表示されない場合は、コンテンツ・サーバーにイメージが適切にチェックインされていない可能性があります。詳細は、「コンテンツ・サーバーへのイメージのチェックイン」を参照してください。

    コンテンツ・サーバーにデジタル・アセット管理が含まれる場合、結果ページの「Actions」列に青い情報アイコンとデジタル・アセット管理アイコン(図5-2)が表示されます。アイコンをクリックすると、Webサイトで使用するイメージの複数のレンダリングがリストされます。各レンダリングは、イメージがチェックインされたときにコンテンツ・サーバーによって作成されたイメージのバージョンです。リストされるレンダリングはコンテンツ・サーバーの設定方法によって異なりますが、通常は、サムネイル・バージョン、プレビュー・バージョン、Webサイトですぐに使用できるイメージに近い縮小バージョンです。

    使用するイメージの特定のレンダリングのそばにある「Select」をクリックします。

    図5-2 「Digital Asset Management」アイコン

    「Digital Asset Management」アイコン
  4. 検索結果ページを閉じ、Contributorに戻ると、ページにイメージが表示されます。


注意:

イメージを追加すると、Altタグが自動的に含まれます。デフォルトでは、Altタグはコンテンツ・アイテム・タイトル(dDocTitle)ですが、コンテンツ・サーバーの構成ファイル(config.cfg)でSSAltTagFieldNameパラメータを使用して変更できます。

5.3 既存のイメージの置換え

以前に、自分で(または別のコントリビュータが)Contributorに追加したイメージを簡単に置き換えることができます。

既存のイメージを置き換えるには、次のいずれかの作業を行います。

図5-3 選択されていないイメージと選択されたイメージ

選択されていないイメージと選択されたイメージ(フレームあり)

5.4 イメージのサイズ変更

マウスまたはイメージ・プロパティ・ダイアログを使用して、Contributorでイメージをサイズ変更できます。

マウスを使用してのサイズ変更

イメージのサイズを変更するには、次の作業を行います。

  1. イメージを選択して、フレーム内にイメージが表示されている状態にします(図5-4)。

    図5-4 選択されていないイメージと選択されたイメージ

    選択されていないイメージと選択されたイメージ(フレームあり)
  2. フレームのいずれかのボックスをクリックおよびドラッグして、イメージのサイズを変更します。

イメージ・プロパティ・ダイアログでのサイズ変更

イメージ・プロパティ・ダイアログで、イメージのサイズを変更することもできます。「イメージのプロパティの変更」を参照してください。

考慮事項

5.5 イメージのプロパティの変更

Contributorのイメージ・プロパティ・ダイアログを使用して、イメージの高さ、幅、枠線などのプロパティを変更できます。

イメージのプロパティを変更するには、次の作業を行います。

  1. イメージ上の任意の場所に、マウス・カーソルを置きます。

  2. 右クリックして、メニューから「Image Properties」を選択します。

    イメージ・プロパティ・ダイアログが表示されます(図5-5)。

    図5-5 「Image」ダイアログ

    イメージ・プロパティ・ダイアログ
    「図5-5 「Image」ダイアログ」の説明

  3. 必要に応じてイメージの各プロパティを指定または編集します。

    • 「Image Info」タブ

      • URL: コンテンツ・サーバー上のイメージのURLです。「Browse Server」ボタンを使用して別のイメージを選択して、現在のイメージを置換できます。

      • Alternative Text: イメージの代替テキストです(IMGタグのAlt属性の値)。デフォルトは、コンテンツ・サーバー上のイメージのタイトルです。(代替テキストの一般的な使用方法は、後述の「注意」を参照してください。)

      • Width: イメージの幅を指定します(ピクセル)。デフォルトは、実際のイメージの幅です。

      • Height: イメージの高さを指定します(ピクセル)。デフォルトは、実際のイメージの高さです。


        注意:

        フィールドの右側にあるアイコンを使用して、イメージの縦横比をロックするか、イメージを元のサイズ(幅と高さ)にリセットできます。

      • Border: イメージを囲む枠線のサイズを指定します(ピクセル)。

      • HSpace: イメージの左右の水平間隔を制御します。

      • VSpace: イメージの上下の垂直間隔を制御します。

      • Align: ページの他の項目とのイメージの位置合せをします(左、中央、右、上など)。プレビュー領域に、現在の設定を使用して調整されたイメージが表示されます。

    • 「Advanced」タブ(上級ユーザー向け)

      • Id: イメージのIDを指定します。

      • Language Direction: イメージの言語の方向を、左から右へ(LTR)または右から左へ(RTL)に設定します。

      • Language Code: イメージの言語コードを指定します(en、de、frなど)。

      • Long Description URL: ページの説明を指定します。

      • 「Stylesheet Classes: イメージのCSSクラスの名前を指定します(IMGタグのclass属性値)。

      • Advisory Title: ターゲット・オブジェクトの説明を指定します。

      • Style: スタイルを指定します。

  4. 「OK」をクリックしてダイアログを閉じます。

考慮事項

5.6 イメージの削除

以前に自分で(または別のコントリビュータが)Contributorに追加したイメージを簡単に削除できます。

イメージを削除するには、次の作業を行います。

  1. イメージがフレーム内に表示されるようにクリックして選択します(図5-6)。

    図5-6 選択されていないイメージと選択されたイメージ

    選択されていないイメージと選択されたイメージ(フレームあり)
  2. キーボードの[Del]キーを押します。


    注意:

    イメージはWebページから削除されますが、コンテンツ・サーバーからは削除されません。