コントリビュータが実行する1つのタスクが、ハイパーリンクの作成です。ハイパーリンクは、サイト・ビジターがサイトの別のWebページや別のWebサイトに移動するのに便利です。特に、ビジターが、特定の話題について詳しく説明している別のWebページやWebサイトを参照する場合に役立ちます。
この項の内容は次のとおりです。
Contributorで、サイトの別のセクション、コントリビュータ・データファイル、ネイティブ・ドキュメント、コンテンツ・サーバーの別のサイトなどに対するハイパーリンクを作成または編集するには、リンク・ウィザードを使用します。
リンク・ウィザードでは、様々なリンクを作成できます。
現在のWebサイトの別のセクションへのリンク、またはコンテンツ・サーバーの別のSite Studioサイトへのリンクを作成するには、次の手順を実行します。
リンクに変換するテキスト(またはイメージ)をハイライト表示します。
ツールバーの「Create Hyperlink」アイコン(図7-1)をクリックします。
リンク・ウィザードが起動します(「リンク・ウィザード」を参照)。
「Link to a section」を選択します。
「Next」をクリックします。
注意: 使用するオプションの左側にある青い矢印をクリックすると、ウィザードを迅速に実行できます。これにより、オプションが自動的に選択され、ウィザードの次のステップに進みます。 |
リンク先のセクションを選択します。現在のWebサイトのセクションまたはコンテンツ・サーバーの別のSite Studioサイトを選択できます。ターゲット・セクションは、サイト階層から選択します。
「Next」をクリックします。
サイトの構成によっては、リンクのURL書式を選択するように求められます。
Path-based URL: ターゲット・ロケーションのパスをリンクに含めます。このタイプのリンクには、次の2通りの選択があります。
Absolute Path: フルパスを生成します。たとえば、<!--$ssServerRelativeSiteRoot-->products/index.htm
です("<!--$ssServerRelativeSiteRoot-->"
は、Webサイトのルートへのパスに置換されます)。
Relative Path: フルパスのかわりに、相対パスを生成します。たとえば、../products/index.htm
です。
コンテンツ・ファイルのデフォルトWebサイト・セクションをターゲット・セクションとして使用することを選択した場合、このオプションは利用できません。
ID-based URL: リンクには、パスベースの名前ではなく、コード化されたターゲット・ロケーションのIDが含まれます。このタイプのリンクには、次の3通りの選択があります。
Client Side Script Format: クライアント側のJavaScriptを使用してターゲット・ロケーションへのリンクを作成します。たとえば、javascript:nodelink('10024');
です。
Server Side Script Format: サーバー側のIdocスクリプトを使用してターゲット・ロケーションへのリンクを作成します。たとえば、[!--$wcmUrl('nodelink','10024')--]
です。
URL Token Format: サーバーでのリダイレクトを使用してターゲット・ロケーションへのリンクを作成します。たとえば、ssNODELINK/10024
です。
注意: URL書式のページは、サイト・デザイナがコントリビュータによる書式の決定を許可するように選択したかどうかによって、表示されない場合もあります。選択するURL書式が不明な場合は、サイト・デザイナに問い合せてください。 |
「Link Target Options」ダイアログが表示されます。
リンクをクリックしたときにWebブラウザの新しいウィンドウで開く場合は、「Open link target in new window」チェック・ボックスを選択し、メニューでターゲットを選択します(_blank
)。テキスト・ボックスにターゲット名を直接入力することもできますが、その名前が有効なターゲットではない場合、リンクは機能しません。
「OK」または「Cancel」をクリックしてウィザードに戻ります。
「Next」をクリックします。
リンクのURLを確認します。
「Finish」をクリックします。
管理対象のサイト・アセットとしてコンテンツ・サーバーにチェックインされる、新規のコンテンツ・ファイル(コントリビュータ・データファイルまたはネイティブ・ドキュメント)へのリンクを作成できます。
新規コンテンツ・ファイルへのリンクを作成するには、次の手順を実行します。
リンクに変換するテキスト(またはイメージ)をハイライト表示します。
ツールバーの「Create Hyperlink」アイコン(図7-2)をクリックします。
リンク・ウィザードが起動します(「リンク・ウィザード」を参照)。
「Link to a file」を選択します。
「Next」をクリックします。
注意: 使用するオプションの左側にある青い矢印をクリックすると、ウィザードを迅速に実行できます。これにより、オプションが自動的に選択され、ウィザードの次のステップに進みます。 |
追加するファイルのタイプに応じて、「New Contributor data file」または「New native file」を選択します。新規ネイティブ・ドキュメントの場合、メニューからファイル形式も選択します。新規ネイティブ・ドキュメントに使用可能なファイル形式は、サイト・デザイナによって決定されます。(「ファイルへのリンクの作成時の考慮事項」も参照してください。)
「Next」をクリックします。
コンテンツ・サーバーの標準コンテンツ・チェックイン・ページが表示されます。
適切なコンテンツの情報(メタデータ)を入力して、コンテンツ・サーバーにアイテムをチェックインします。ほとんどの情報は、自動的に値が入力されます。赤でマークされたフィールド名は、必須フィールドです(つまり、フィールドが空の場合、アイテムをチェックインできません)。新規のコントリビュータ・データファイルまたはネイティブ・ドキュメントは、サイト・コントリビュータが編集するまで空であることに注意してください。
終了したら「Next」をクリックします。
リンクのターゲット・セクションを選択します。次のオプションがあります。
Use default website section metadata: このオプションを選択すると、ハイパーリンクの設定されたコンテンツ・ファイルは、コンテンツ・ファイルに対する「Web Site Section metadata」フィールドに現在指定されているWebサイト・セクションに表示されます。サイト・デザイナにより、コントリビュータがリンクのURL書式を選択できるように設定されている場合、IDベースのURL書式を使用する必要があります(次の手順を参照)。
Choose a website section: このオプションを選択すると、ハイパーリンクの設定されたコンテンツ・ファイルは、選択したWebサイト・セクションに表示されます(コンテンツ・ファイルのデフォルト・ターゲット・セクションは上書きされます)。現在のWebサイトのセクションまたはコンテンツ・サーバーの別のSite Studioサイトのセクションを選択できます。
Link to the Content Item's URL: このオプションを選択すると、ファイルは、Webサイトのフレームワーク内ではなく、コンテンツ・サーバーに格納されたとおりに表示されます。これは、PDFファイルなどのネイティブ・ドキュメントに対するリンクで役立ちます。
「Next」をクリックして続行します。
サイトの構成によっては、リンクのURL書式を選択するように求められます。
Path-based URL: ターゲット・ロケーションのパスをリンクに含めます。このタイプのリンクには、次の2通りの選択があります。
Absolute Path: フルパスを生成します。たとえば、<!--$ssServerRelativeSiteRoot-->Menus/switched_region_CDF
です("<!--$ssServerRelativeSiteRoot-->"
は、Webサイトのルートへのパスに置換されます)。
Relative Path: フルパスのかわりに相対パスを生成します。たとえば、../Menus/switched_region_CDF
です。
コンテンツ・ファイルのデフォルトWebサイト・セクションをターゲット・セクションとして使用することを選択した場合、このオプションは利用できません。
ID-based URL: リンクには、パスベースの名前ではなく、コード化されたターゲット・ロケーションのIDが含まれます。このタイプのリンクには、次の3通りの選択があります。
Client Side Script Format: クライアント側のJavaScriptを使用してターゲット・ロケーションへのリンクを作成します。たとえば、javascript:link('switched_region_CDF');
です。
Server Side Script Format: サーバー側のIdocスクリプトを使用してターゲット・ロケーションへのリンクを作成します。たとえば、<!--$wcmUrl("link","switched_region_CDF")-->
です。
URL token format: サーバーでのリダイレクトを使用してターゲット・ロケーションへのリンクを作成します。たとえば、ssLINK/switched_region_CDF
です。
注意: URL書式のページは、サイト・デザイナがコントリビュータによる書式の決定を許可するように選択したかどうかによって、表示されない場合もあります。選択するURL書式が不明な場合は、サイト・デザイナに問い合せてください。 |
「Link Target Options」ダイアログが表示されます。
リンクをクリックしたときにWebブラウザの新しいウィンドウで開く場合は、「Open link target in new window」チェック・ボックスを選択し、メニューでターゲットを選択します(_blank
)。テキスト・ボックスにターゲット名を直接入力することもできますが、その名前が有効なターゲットではない場合、リンクは機能しません。
「OK」または「Cancel」をクリックしてウィザードに戻ります。
「Next」をクリックします。
リンクのURLを確認します。
「Finish」をクリックします。
現在のサイトまたはコンテンツ・サーバーの別のサイトの既存コンテンツ・ファイル(コントリビュータ・データファイルまたはネイティブ・ドキュメント)へのリンクを作成できます。
コンテンツ・サーバーの既存ファイルへのリンクを作成するには、次の手順を実行します。
リンクに変換するテキスト(またはイメージ)をハイライト表示します。
ツールバーの「Create Hyperlink」アイコン(図7-3)をクリックします。
リンク・ウィザードが起動します(「リンク・ウィザード」を参照)。
「Link to a file」を選択します。
「Next」をクリックします。
注意: 使用するオプションの左側にある青い矢印をクリックすると、ウィザードを迅速に実行できます。これにより、オプションが自動的に選択され、ウィザードの次のステップに進みます。 |
「Existing file from server」を選択して、「Next」をクリックします。
コンテンツ・サーバーの標準検索結果ページに、選択可能なすべてのコンテンツ・ファイルが表示されます。検索問合せに使用する基準は、サイト・デザイナが決定します。
「ファイルへのリンクの作成時の考慮事項」も参照してください。
リンクするファイルの横にある「Select」をクリックします。
リンクのターゲット・セクションを選択します。次のオプションがあります。
Use default website section metadata: このオプションを選択すると、ハイパーリンクの設定されたコンテンツ・ファイルは、コンテンツ・ファイルに対する「Web Site Section metadata」フィールドに現在指定されているWebサイト・セクションに表示されます。サイト・デザイナにより、コントリビュータがリンクのURL書式を選択できるように設定されている場合、IDベースのURL書式を使用する必要があります(次の手順を参照)。
Choose a website section: このオプションを選択すると、ハイパーリンクの設定されたコンテンツ・ファイルは、選択したWebサイト・セクションに表示されます(コンテンツ・ファイルのデフォルト・ターゲット・セクションは上書きされます)。現在のWebサイトのセクションまたはコンテンツ・サーバーの別のSite Studioサイトのセクションを選択できます。
Link to the Content Item's URL: このオプションを選択すると、ファイルは、Webサイトのフレームワーク内ではなく、コンテンツ・サーバーに格納されたとおりに表示されます。これは、PDFファイルなどのネイティブ・ドキュメントに対するリンクで役立ちます。
「Next」をクリックして続行します。
サイトの構成によっては、リンクのURL書式を選択するように求められます。
Path-based URL: ターゲット・ロケーションのパスをリンクに含めます。このタイプのリンクには、次の2通りの選択があります。
Absolute Path: フルパスを生成します。たとえば、<!--$ssServerRelativeSiteRoot-->Menus/switched_region_CDF
です("<!--$ssServerRelativeSiteRoot-->"
は、Webサイトのルートへのパスに置換されます)。
Relative Path: フルパスのかわりに相対パスを生成します。たとえば、../Menus/switched_region_CDF
です。
コンテンツ・ファイルのデフォルトWebサイト・セクションをターゲット・セクションとして使用することを選択した場合、このオプションは利用できません。
ID-based URL: リンクには、パスベースの名前ではなく、コード化されたターゲット・ロケーションのIDが含まれます。このタイプのリンクには、次の3通りの選択があります。
Client Side Script Format: クライアント側のJavaScriptを使用してターゲット・ロケーションへのリンクを作成します。たとえば、javascript:link('switched_region_CDF');
です。
Server Side Script Format: サーバー側のIdocスクリプトを使用してターゲット・ロケーションへのリンクを作成します。たとえば、<!--$wcmUrl("link","switched_region_CDF")-->
です。
URL token format: サーバーでのリダイレクトを使用してターゲット・ロケーションへのリンクを作成します。たとえば、ssLINK/switched_region_CDF
です。
注意: URL書式のページは、サイト・デザイナがコントリビュータによる書式の決定を許可するように選択したかどうかによって、表示されない場合もあります。選択するURL書式が不明な場合は、サイト・デザイナに問い合せてください。 |
「Link Target Options」ダイアログが表示されます。
リンクをクリックしたときにWebブラウザの新しいウィンドウで開く場合は、「Open link target in new window」チェック・ボックスを選択し、メニューでターゲットを選択します(_blank
)。テキスト・ボックスにターゲット名を直接入力することもできますが、その名前が有効なターゲットではない場合、リンクは機能しません。
「OK」または「Cancel」をクリックしてウィザードに戻ります。
「Next」をクリックします。
リンクのURLを確認します。
「Finish」をクリックします。
管理対象のサイト・アセットとしてコンテンツ・サーバーにチェックインされる、既存のローカル・ファイル(つまり、自身のコンピュータ上のファイル)へのリンクを作成できます。
既存ローカル・ファイルへのリンクを作成するには、次の手順を実行します。
リンクに変換するテキスト(またはイメージ)をハイライト表示します。
ツールバーの「Create Hyperlink」アイコン(図7-4)をクリックします。
リンク・ウィザードが起動します(「リンク・ウィザード」を参照)。
「Link to a file」を選択します。
「Next」をクリックします。
注意: 使用するオプションの左側にある青い矢印をクリックすると、ウィザードを迅速に実行できます。これにより、オプションが自動的に選択され、ウィザードの次のステップに進みます。 |
「Existing local file」を選択して、「Next」をクリックします。
コンテンツ・サーバーの標準コンテンツ・チェックイン・ページが表示されます。
「ファイルへのリンクの作成時の考慮事項」も参照してください。
適切なコンテンツの情報(メタデータ)を入力して、コンテンツ・サーバーにアイテムをチェックインします。ほとんどの情報は、自動的に値が入力されます。赤でマークされたフィールド名は、必須フィールドです(つまり、フィールドが空の場合、アイテムをチェックインできません)。「Primary File」フィールドの横の「Browse」ボタンを使用してコンピュータ上のファイルにナビゲートし、選択します。また、タイトルも必ず指定します。
終了したら「Next」をクリックします。
リンクのターゲット・セクションを選択します。次のオプションがあります。
Use default website section metadata: このオプションを選択すると、ハイパーリンクの設定されたコンテンツ・ファイルは、コンテンツ・ファイルに対する「Web Site Section metadata」フィールドに現在指定されているWebサイト・セクションに表示されます。サイト・デザイナにより、コントリビュータがリンクのURL書式を選択できるように設定されている場合、IDベースのURL書式を使用する必要があります(次の手順を参照)。
Choose a website section: このオプションを選択すると、ハイパーリンクの設定されたコンテンツ・ファイルは、選択したWebサイト・セクションに表示されます(コンテンツ・ファイルのデフォルト・ターゲット・セクションは上書きされます)。現在のWebサイトのセクションまたはコンテンツ・サーバーの別のSite Studioサイトのセクションを選択できます。
Link to the Content Item's URL: このオプションを選択すると、ファイルは、Webサイトのフレームワーク内ではなく、コンテンツ・サーバーに格納されたとおりに表示されます。これは、PDFファイルなどのネイティブ・ドキュメントに対するリンクで役立ちます。
「Next」をクリックして続行します。
サイトの構成によっては、リンクのURL書式を選択するように求められます。
Path-based URL: ターゲット・ロケーションのパスをリンクに含めます。このタイプのリンクには、次の2通りの選択があります。
Absolute Path: フルパスを生成します。たとえば、<!--$ssServerRelativeSiteRoot-->Menus/switched_region_CDF
です("<!--$ssServerRelativeSiteRoot-->"
は、Webサイトのルートへのパスに置換されます)。
Relative Path: フルパスのかわりに相対パスを生成します。たとえば、../Menus/switched_region_CDF
です。
コンテンツ・ファイルのデフォルトWebサイト・セクションをターゲット・セクションとして使用することを選択した場合、このオプションは利用できません。
ID-based URL: リンクには、パスベースの名前ではなく、コード化されたターゲット・ロケーションのIDが含まれます。このタイプのリンクには、次の3通りの選択があります。
Client Side Script Format: クライアント側のJavaScriptを使用してターゲット・ロケーションへのリンクを作成します。たとえば、javascript:link('switched_region_CDF');
です。
Server Side Script Format: サーバー側のIdocスクリプトを使用してターゲット・ロケーションへのリンクを作成します。たとえば、<!--$wcmUrl("link","switched_region_CDF")-->
です。
URL token format: サーバーでのリダイレクトを使用してターゲット・ロケーションへのリンクを作成します。たとえば、ssLINK/switched_region_CDF
です。
注意: URL書式のページは、サイト・デザイナがコントリビュータによる書式の決定を許可するように選択したかどうかによって、表示されない場合もあります。選択するURL書式が不明な場合は、サイト・デザイナに問い合せてください。 |
「Link Target Options」ダイアログが表示されます。
リンクをクリックしたときにWebブラウザの新しいウィンドウで開く場合は、「Open link target in new window」チェック・ボックスを選択し、メニューでターゲットを選択します(_blank
)。テキスト・ボックスにターゲット名を直接入力することもできますが、その名前が有効なターゲットではない場合、リンクは機能しません。
「OK」または「Cancel」をクリックしてウィザードに戻ります。
「Next」をクリックします。
リンクのURLを確認します。
「Finish」をクリックします。
特定のURL(Webアドレス)へのリンクを作成できます。たとえば、インターネットのWebサイトまたはコンテンツ・サーバーのファイル(PDFファイル、メディア・ファイル、ZIPファイルなどのコントリビューションに使用されないファイル)へのリンクを作成できます。
特定のURLへのリンクを作成するには、次の手順を実行します。
リンクに変換するテキスト(またはイメージ)をハイライト表示します。
ツールバーの「Create Hyperlink」アイコン(図7-5)をクリックします。
リンク・ウィザードが起動します(「リンク・ウィザード」を参照)。
「Link to following URL」を選択します。
表示されたフィールドにWebアドレスを入力します(http://www.example.com
など)。
URLを入力するまで、ウィザードの処理を進めることはできません。
「Link Target Options」ダイアログが表示されます。
リンクをクリックしたときにWebブラウザの新しいウィンドウで開く場合は、「Open link target in new window」チェック・ボックスを選択し、メニューでターゲットを選択します(_blank
)。テキスト・ボックスにターゲット名を直接入力することもできますが、その名前が有効なターゲットではない場合、リンクは機能しません。
注意: 別のWebサイトへのリンクを作成する場合は、「Open link target in new window」オプションが便利です。このオプションにより、ユーザーがリンクを誤ってクリックして現在のWebサイトから離れることを防止できます。 |
「OK」または「Cancel」をクリックしてウィザードに戻ります。
「Next」をクリックします。
リンクのURLを確認します。
「Finish」をクリックします。
Contributorでリンクを作成すると、リンクをいつでも編集できます。サイトのリンクの動作の変更や、リンクが指すファイル(ターゲット・ファイル)を編集できます。
既存のリンクを編集するには、そのリンクにカーソルを置いて、リンク・ウィザードを再び起動します。ウィザードを使用すると、リンクのどの部分も変更できます。
リンクを編集するには、次の作業を行います。
リンクに変換するテキスト(またはイメージ)をハイライト表示します。
ツールバーの「Create Hyperlink」アイコン(図7-6)をクリックします。
リンク・ウィザードが起動します(「リンク・ウィザード」を参照)。
リンクを作成する場合と同じ手順を実行し、必要に応じて変更を加えます。詳細は、次の項を参照してください。
リンク・ウィザードを終了します。
別のファイルを指すリンクを作成した場合、そのファイル(リンク・ターゲット)のコンテンツを編集できます。
ハイパーリンクのターゲット・ファイルを編集するには、次の手順を実行します。
ハイパーリンク・テキストにマウス・カーソルを置きます(またはテキストをハイライトします)。
ツールバーの「Edit Link Target」アイコン(図7-7)を選択します。
次のいずれかの動作が行われます。
リンク・ターゲットがコントリビュータ・データファイルである場合、ウィンドウが開いてリンク・ターゲットが表示され、そのファイルを編集できるように、コントリビュータ・エディタが表示されます。
Contributorで通常行うようにファイルを編集します。保存アイコンをクリックすると、ファイルがコンテンツ・サーバーにチェックインされ、エディタが終了します。
リンク・ターゲットがネイティブ・ドキュメントの場合、ネイティブ・ファイル形式に関連付けられたサード・パーティ・アプリケーションでファイルが開きます(たとえば、.docファイルの場合はMicrosoft Word)。このCheck Out and Open機能を使用可能にする小さなプログラムがインストールされていることを確認する必要があります。
そのアプリケーションで通常行うようにファイルを編集します。ファイルを保存して閉じると、ファイルはコンテンツ・サーバーにチェックインされ、Webで表示可能な形式(通常はHTML)に変換されます。
Contributorで操作していたページに戻ります。
動的リスト内のリンク・ターゲットも編集できます(「動的リストのファイルの編集」を参照)。
リンク・ウィザードを使用してリンクを追加した後、リンクをいつでも簡単に削除できます。リンクを削除するには、次の手順を実行します。
ハイパーリンク・テキストにマウス・カーソルを置きます(またはテキストをハイライトします)。
ツールバーの「Remove Hyperlink」アイコン(図7-8)をクリックします。
ハイパーリンクがテキストから削除されます。
別のファイルへのハイパーリンクを作成する場合、コントリビュータ・データファイルへのリンクまたはネイティブ・ドキュメントへのリンクを選択できます。サイトの既存ファイルにリンクするか、新しいファイルを作成してリンクすることもできます。リンクを作成する際の考慮事項を次に示します。
コントリビュータ・データファイルは、Site Studio Contributorで生成されるファイルで、Contributorアプリケーションを使用して表示や編集を行います。一方、ネイティブ・ドキュメントは、サード・パーティ製アプリケーション(Microsoft Word、ExcelまたはPowerPointなど)で作成されたファイルで、Dynamic Converterを使用してWebで表示可能なHTML形式に変換されます。
どちらのファイルもSite StudioのWebサイトで使用できます。どちらもWebサイトでWebページになりますが、コントリビュータ・データファイルから派生したWebページと、ネイティブ・ドキュメントから派生したWebページを実際に区別することはおそらくできません。
違いはその編集方法にあります。コントリビュータ・データファイルを開いて編集するには、Contributorアプリケーションを使用します。このアプリケーションは、Webページを編集するための強力で柔軟性の高いツールです。ネイティブ・ドキュメントを開いて編集するには、サード・パーティ製アプリケーションを使用します(実際のアプリケーションは、編集するファイルのタイプによって決まります)。
データファイルおよび相対パスの再利用
同じコントリビュータ・データファイルをWebサイトの様々な場所で再利用する場合は、リンクに相対パスを使用しないでください。相対パスは、Webサイトのどこでファイルを使用するかに応じて変わる可能性があるためです。
新規ファイルによって生じる新規Webページ
他のWebサイトの作業経験が長い場合は、既存のWebページやファイルへのリンク作成についてユーザーが熟知していると思われます。たとえば、news.htmというページがあり、作業中のページからこのページを参照する場合は、そのファイルへのリンクを作成します。
また、そのファイルが存在せず、作成する必要がある場合、Contributorのリンク・ウィザードを使用すると、リンクとファイルを同時に作成できます。新規ファイルを追加すると、事実上、Webサイトに新規Webページが追加されます。したがって、リンク・ウィザードを使用すると、リンクの作成に便利なだけでなく、WebサイトにWebページを簡単に追加できます。(その他にも、「動的リストへの新規ファイルの追加」と「動的リストへの既存のファイルの追加」で説明するように、動的リストにファイルを追加する方法もあります。)
注意: リンク・ウィザードは、ContributorおよびDesignerでのみ使用できます。サード・パーティ製アプリケーションでネイティブ・ドキュメントを使用する場合は、ハイパーリンクにこのような柔軟性はありません。 |
ファイル(コントリビュータ・データファイルまたはネイティブ・ドキュメント)へのハイパーリンクを作成する際、リンクをクリックしたときにファイルが表示されるWebサイトのセクションを指定できます。これをターゲット・セクションといいます。
これは、サイトでファイルが格納された場所にかかわらず、特定のファイルを表示するWebサイトの場所を制御できる特殊な機能です。たとえば、製品の説明がサイトの「Products」セクションに保存されている場合、「Support」セクションからその説明へのリンクを作成し、ハイパーリンクをクリックしたときに実際にドキュメントを「Support」セクションに表示するように指定できます。
この機能の効果は、別のサイトに格納された別のファイルへのリンクを作成する場合、またはコンテンツ・サーバーのWebサイトに関連付けられていないファイルへのリンクを作成する場合にさらに顕著になります。形式上、ファイルがサイトに含まれていない場合でも、ファイルへのリンクを作成して、リンクをクリックしたときにサイトのセクションに表示するように指定できます。(あるいは逆も可能です。サイト上のファイルへのリンクを作成し、コンテンツ・サーバーの別のサイトに表示させることもできます。)
この機能は、同じファイルを異なるWebサイトで様々な方法で再利用する場合に特に効果的です。
Site Studio Contributorでターゲット・セクションを決定する方法
Contributorで頻繁にハイパーリンクを作成する場合、特定のファイルの表示場所を決定する際にSite Studioで使用されるロジックを理解しておくと便利です。実質的に、次のような3つのルール評価が行われます。
コントリビュータがリンク・ウィザードでファイルのターゲット・セクションを指定した場合、ファイルはそのセクションに表示されます。
リンク・ウィザードで、「Use default website section metadata」を選択した場合、ファイルはWebサイトに格納されているセクションに表示されます。
リンク・ウィザードで、「Use default website section metadata」を選択したが、Webサイトのセクションにファイルが保存されていない場合、ファイルは元のハイパーリンクが置かれている同じセクションに表示されます。何も指定しなかった場合もこれに該当します。